今朝の日経新聞に、首都高速の距離別料金制の計画詳細が載っていた。
最低400円(3キロ未満)、最高1200円(32.5キロ以上)で、10キロ~19キロの間は一律700円とするというような内容。
5月22日付けエントリーで予言したように、ETC未装着車には一律最高料金を課すらしい。本当にこれが受け入れられるのだろうか。
たとえば東名高速から都内にやってくる車でETC未装着車の場合、渋谷や六本木に行くだけで1200円取られるとしたら普通は国道246へ迂回するだろう。
こうした渋滞はどの程度予測されているのだろうか。
また、距離別料金というが、首都高は道路の都合で長距離を走らざる得ない区間が結構ある。
たとえば都心環状線外回りから上野線に入れない。呉服橋から上野まで、直線距離で4km程度が首都高では19キロになる。
また、中央道から東名に乗り継ぐ場合、高井戸インターから用賀インターの直線距離は6キロ程度だが、首都高では28キロになる。誰も28キロ走りたくて走っているわけではない。距離別料金になれば、誰も首都高を使わなくなり環状8号線の渋滞はますます酷くなるだろう。
短い距離でも700円というのはおかしい、と誰もが思っているし、だから使われない。それに対して利用者を増加させるために値下げをするのは、普通の企業活動だろう。
しかし、「不公平感の是正」のため「一定距離以上を値上げ」するという論法に理解を得られるのだろうか?
そもそも、長距離を700円で通行しているユーザーがいることに対して、一体だれが不公平感をもっているのだろうか?
もうひとつ、本当にびっくりしたのは以下の記載。
「ETCを搭載していないユーザーには、簡易無線機をコンビニなどで販売することも検討する」
こんな話が通用するんなら、ETCなんて最初から全部そうすりゃよかったんじゃないか。
最低400円(3キロ未満)、最高1200円(32.5キロ以上)で、10キロ~19キロの間は一律700円とするというような内容。
5月22日付けエントリーで予言したように、ETC未装着車には一律最高料金を課すらしい。本当にこれが受け入れられるのだろうか。
たとえば東名高速から都内にやってくる車でETC未装着車の場合、渋谷や六本木に行くだけで1200円取られるとしたら普通は国道246へ迂回するだろう。
こうした渋滞はどの程度予測されているのだろうか。
また、距離別料金というが、首都高は道路の都合で長距離を走らざる得ない区間が結構ある。
たとえば都心環状線外回りから上野線に入れない。呉服橋から上野まで、直線距離で4km程度が首都高では19キロになる。
また、中央道から東名に乗り継ぐ場合、高井戸インターから用賀インターの直線距離は6キロ程度だが、首都高では28キロになる。誰も28キロ走りたくて走っているわけではない。距離別料金になれば、誰も首都高を使わなくなり環状8号線の渋滞はますます酷くなるだろう。
短い距離でも700円というのはおかしい、と誰もが思っているし、だから使われない。それに対して利用者を増加させるために値下げをするのは、普通の企業活動だろう。
しかし、「不公平感の是正」のため「一定距離以上を値上げ」するという論法に理解を得られるのだろうか?
そもそも、長距離を700円で通行しているユーザーがいることに対して、一体だれが不公平感をもっているのだろうか?
もうひとつ、本当にびっくりしたのは以下の記載。
「ETCを搭載していないユーザーには、簡易無線機をコンビニなどで販売することも検討する」
こんな話が通用するんなら、ETCなんて最初から全部そうすりゃよかったんじゃないか。