ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

X01HTをGPSナビにする

2008年12月07日 | モバイル・ウエアラブル
使用中のソフトバンク「X01HT」(HTC製スマートフォン)にブルートゥースで接続できるGPSユニット HI-408BTをebayで購入。11月22日に注文し、一昨日届いたから2週間で到着ということになる。台湾から郵便小包で届き、個人輸入のような手続きは一切不要。

ところが、この接続までが結構厄介だった。
接続に関するマニュアルは同梱されていない。WEBサイトの個人のブログを頼りに設定を進めていく。

まず、「X01HT」は標準では外部GPS接続の設定アイコンが隠されている。このアイコンを表示させるためにエディタでレジストリをいじる必要がある。
TRE pocket PCを使い、
[HKEY_LOCAL_MACHINEControlPanelGPS Settings]のHIDEの値を1から0に変えると、設定→システムにGPSというアイコンが出てくる。
"Hide"=dword:00000000

それとは別に、携帯にGPSソフトと地図をインストールする必要がある。
私はフリーソフトのgpsVPと、やはりフリーで入手可能なGoogle mapの地図キャッシュデータをマイクロSDカードにインストールした。
X01HTはWM5なのでSDカードは2GBまで。
あまりたくさんの地図は入らないが、23区内のある程度詳細な地図をいれてみた。

その後、X01HTからBT機器としてHI-408BTを認識させ、(パスワードは0000)、シリアル接続を選択してから任意のCOMポートを割り振る。そして先ほど出現させたGPSを開き、設定したCOMポートを指定。

ところが、ここまでやっても、HI-408BTはBT接続しないし、外に放置してもGPSの捕捉もしない。
ここで行き詰ってしまい、販売元にメールで照会をかけた。

しかし、はたと気づいて地図ソフトであるgspVP側のsettingをよく調べたら、ここでもCOMポートの設定が必要だった。そこに先ほど設定したCOMポートの番号をインプットしたとたん、ビーと音がして即座にHI-408BTとBT接続がはじまり、衛星捕捉のインディケータも機能するようになった。

ベランダにHI-408BTを置いてみたところ、見事に我が家の場所を示している。
これでまた一歩、普通の国産ケータイに近づいた。(苦笑)

ということで、利用インプレまではたどり着いていません。
接続に悩んでここにたどりついた方(そんな人いるかどうかわかりませんが)がいらしたら、どうぞコメント欄でご質問ください。

フレッツ光の電話セールス

2008年12月07日 | インチキ・疑似科学
フレッツ光の電話セールスがよくかかってくる。
昨日の朝、ちょっと暇だったので少し会話をしてみた。
というか、開口一番、「お客様の地域は光が導入可能ですのでお早めに」みたいな言い方をしたので引っかかったのだ。

以下、問答。
電:お客様は電話線のインターネットをお使いですか?
私:ADSLだけど。
電:お客様の地域は光への変更が可能になりました。この機会にお早めに切り替えをお勧めします。
私:切り替えろって、ADSLってなくなっちゃうの?
電:いえ、固定電話をご使用のお客様は残るので、なくなることはありませんが。
私:じゃ、なんで切り替えなくちゃいけないの?
電:お客様はインターネットをお使いですので、より品質のよい光をお勧めします。
私:今のADSLに不満はないけど、将来品質が悪くなるの?
電:今後はホームページも高速回線を前提としたつくりになってくるので・・・
私:今は不満がないから、そうなったら考えるよ。
その後、料金の話や、光のメリットについてしつこく質問したら先方が諦めて電話が終わった。

動画をバンバン落とすような使い方をしなければADSLで十分だと思っている。実際に通常のWEBページの閲覧に特に不満はない。光にすると月額で3000円以上高くなるが、私の場合、その費用に見合う効果があるとは思えない。

しかし、ブロードバンドはすでに光が過半を占めているらしい。

こうした電話セールスで、実際の必要性をよく理解しないまま光にした人がどのくらい存在するのだろうか。

そもそも、電話セールスという販売手法を私は全く信じていない。
電話セールスってのは「断わりの滅多打ち」に耐えなければならない。ナイーブな人は3日と持たない仕事だ。
そんな嫌な仕事を続けるために、かなりの成功報酬や歩合が存在する。
だから販売業者は通常の商品よりもかなり大きな流通マージンを取っている。
墓所、屋根、リフォーム、マンション、投資話などなど。

では、なぜNTTのような超一流企業がそんなやくざな販売形態をとらなくてはいけないのか?
それは「回線商売は先にとったほうが勝ち」だからだ。強力な販売促進を進めていかないと負けてしまう。

その陰で、消費者の本当の利益ってのがどうもあまり真剣に考えられていないように思える。