自動車用品製造販売のサン自動車工業が急発進防止装置を発売する。
最近、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が多発している。これはドライバーの高齢化によるものと言われており、実際に報道を見る限り事故の運転者はシニアドライバーのケースが多い。
しかし実際には免許取りたての若年層でも発生率は高く、近年の若者のクルマ離れにより、運転頻度低下や未熟ということもあるのだろう。
首都高速における平成19年度の死亡事故は19件。20人の方がなくなっている。このうち5人が2輪車。
一方でペダル踏み間違えによる死傷者数は全国で1万人以上。死亡者の数字はわからなかったが、高速道路のDSRCで路車間通信なんかやるより、こちらの対応が先だと思うのだが、どうなんだろう。
冒頭で紹介したとおり、これに対応する商品が発売された。
フルスロットルを抑制する装置でありちょっと乱暴に感じるが、車速検知や学習機能を備えているという。
そもそもこの装置をつけようというドライバーは通常運転で急発進はしないだろう。
滅多にはないだろうが、急坂での発進や踏切内など急発進で危険避難するケースをどうするかが気になる。(急坂は傾斜センサーで回避できそうだね)
これは確かに注目に値する商品だと思う。
本来はこうした制御こそ、国が研究補助し、カーメーカーを指導する分野ではないのだろうか。たとえばバックではフルスロットル出来ないようにするだけでも事故死者がかなり減るのではないか。
あるいは、ITS技術を使うならGPSの位置情報で道路外(駐車場など)ではフルスロットルを制御するなんて、カーメーカーなら今ある技術ですぐできる。
実際にGT-Rはサーキットではスピードリミッターが解除されるという、逆の制御をしている。
アメリカではヒラリークリントンが音頭を取ってSUVへのリヤビューカメラを法制化しようという動きがある。年間100人以上の子供が車庫でなくなっている米国では、これはかなり有効だろう。
一方で我が国のITSは何をしているのだろうか。
ハッキリ言ってスマートウェイでどれだけ事故死者が減るのか。高速道路における認知遅れに起因する事故死は我が国の交通事故死者の何パーセントか?おそらく数パーセントだ。
ITSに関連した政策は交通事故死低減への実効性よりも、通信を使ったハイテクなシステムを世界で一番最初に実用化することの方が優先されているように感じられて仕方がない。
最近、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が多発している。これはドライバーの高齢化によるものと言われており、実際に報道を見る限り事故の運転者はシニアドライバーのケースが多い。
しかし実際には免許取りたての若年層でも発生率は高く、近年の若者のクルマ離れにより、運転頻度低下や未熟ということもあるのだろう。
首都高速における平成19年度の死亡事故は19件。20人の方がなくなっている。このうち5人が2輪車。
一方でペダル踏み間違えによる死傷者数は全国で1万人以上。死亡者の数字はわからなかったが、高速道路のDSRCで路車間通信なんかやるより、こちらの対応が先だと思うのだが、どうなんだろう。
冒頭で紹介したとおり、これに対応する商品が発売された。
フルスロットルを抑制する装置でありちょっと乱暴に感じるが、車速検知や学習機能を備えているという。
そもそもこの装置をつけようというドライバーは通常運転で急発進はしないだろう。
滅多にはないだろうが、急坂での発進や踏切内など急発進で危険避難するケースをどうするかが気になる。(急坂は傾斜センサーで回避できそうだね)
これは確かに注目に値する商品だと思う。
本来はこうした制御こそ、国が研究補助し、カーメーカーを指導する分野ではないのだろうか。たとえばバックではフルスロットル出来ないようにするだけでも事故死者がかなり減るのではないか。
あるいは、ITS技術を使うならGPSの位置情報で道路外(駐車場など)ではフルスロットルを制御するなんて、カーメーカーなら今ある技術ですぐできる。
実際にGT-Rはサーキットではスピードリミッターが解除されるという、逆の制御をしている。
アメリカではヒラリークリントンが音頭を取ってSUVへのリヤビューカメラを法制化しようという動きがある。年間100人以上の子供が車庫でなくなっている米国では、これはかなり有効だろう。
一方で我が国のITSは何をしているのだろうか。
ハッキリ言ってスマートウェイでどれだけ事故死者が減るのか。高速道路における認知遅れに起因する事故死は我が国の交通事故死者の何パーセントか?おそらく数パーセントだ。
ITSに関連した政策は交通事故死低減への実効性よりも、通信を使ったハイテクなシステムを世界で一番最初に実用化することの方が優先されているように感じられて仕方がない。