尖閣問題で日中関係が火を吹いてからまだ日は浅いが、少なくともここ上海では日本人を排斥するような行動は見られない。
街に出て買い物や食事も、以前と変わらない状況になっていると感じる。
それでもまだ多くの日本企業が中国出張を規制しているらしいが、これは「万が一のことがあったら吊るし上げられるから」という過剰リスク管理だろう。
こちらにきて強く感じたことは、「普通の」中国人は日本で思っているような人たちではないということ。
商店の略奪とか、路上で倒れた人を放置するとかいう報道が中国人一般のイメージを形成していると思うけど、それはかなり特殊な人達でしかない。
確かに上海は最も国際化された都市なので、そういったことが少ないのも事実だが、普通の中国人はむしろ日本人よりも人間味がある。
例えば、バス、地下鉄で年寄りに席を譲る若者は日本よりはるかに多い。日本では月に一度目にするかどうかという光景が、上海では日常的に行われている。
今朝は朝食に路上の葱餅を買いに行ったが、そこはお客の側に缶がおいてあって、そこにお客がお金を入れ、自分でお釣りをとる仕組み。
それをひったくる人やごまかす人がいるならそんなやり方はしていないだろう。
同じ事は中国から見た日本にも言える。
尖閣問題さなかの国慶節休暇で日本旅行に大量のキャンセルが出たが、その理由は日本への嫌悪というより、「今日本に行くと危ない」という理由が多かったという。
これは日本人にとってはびっくりだろう。島の問題があるからと言って中国人に暴行をするなんて夢にも思わない。
これほど、外国の情報は大げさに、あるいは誤って伝わるものだ。
街に出て買い物や食事も、以前と変わらない状況になっていると感じる。
それでもまだ多くの日本企業が中国出張を規制しているらしいが、これは「万が一のことがあったら吊るし上げられるから」という過剰リスク管理だろう。
こちらにきて強く感じたことは、「普通の」中国人は日本で思っているような人たちではないということ。
商店の略奪とか、路上で倒れた人を放置するとかいう報道が中国人一般のイメージを形成していると思うけど、それはかなり特殊な人達でしかない。
確かに上海は最も国際化された都市なので、そういったことが少ないのも事実だが、普通の中国人はむしろ日本人よりも人間味がある。
例えば、バス、地下鉄で年寄りに席を譲る若者は日本よりはるかに多い。日本では月に一度目にするかどうかという光景が、上海では日常的に行われている。
今朝は朝食に路上の葱餅を買いに行ったが、そこはお客の側に缶がおいてあって、そこにお客がお金を入れ、自分でお釣りをとる仕組み。
それをひったくる人やごまかす人がいるならそんなやり方はしていないだろう。
同じ事は中国から見た日本にも言える。
尖閣問題さなかの国慶節休暇で日本旅行に大量のキャンセルが出たが、その理由は日本への嫌悪というより、「今日本に行くと危ない」という理由が多かったという。
これは日本人にとってはびっくりだろう。島の問題があるからと言って中国人に暴行をするなんて夢にも思わない。
これほど、外国の情報は大げさに、あるいは誤って伝わるものだ。