予想通りETC2.0の再セットアップが無料になるキャンペーンが始まった。ETC総合情報ポータルサイトの案内→ここ
これがなんなのかはちょっと複雑なので簡単に説明しておこう。
現在、「DSRC対応車載器」と称される、全国1600か所にある路側ポストを通過した時に交通情報が画面に表示されるタイプのETCをつけている人が対象となる。ETCの内1%以下なので、多分あなたのETCは対象外だ。
DSRC対応車載器はETC2.0と名称を変えて、今までの路側ポスト通過時の交通情報提供以外にも「経路情報を活用したサービス」の提供の導入が「予定」されている。しかしそのサービスを受けるためにはDSRC対応車載器をつけているユーザーは「再セットアップ」しなければならない。(繰り返すけど、普通のETCは対象外)
この再セットアップは手数料がかかるので、まあ普通に考えたら誰もそんなことしない。なんせ、追加されるサービスが「予定」なんだから。
ということで、再セットアップの人は手数料相当をキャンペーンで補てんしましょうということ。
先着10万人ということで始まったが、今日現在で550人。まだ始まって一週間、しかも認知度も低いのでそんなものだろうが私の想像では3月末までたっても10万には到達しないだろう。ご丁寧にカウンターがついているのでどんな数字になるか楽しみだ。
というのも、キャンペーンで無料になったといっても対応させて何ができるかが現時点では不透明なのだ。
ETC2.0のメリットはここで説明されている。
このうち「経路情報を活用したサービス」以外はDSRC対応車載器でも受けることができるサービスなのだが、実は下の二つはETC2.0のメリットと謳うには実体がなさすぎる。
「ETC2.0の導入に合わせ、一定速度で通過できる新設計料金所を設置」は、まず間違いなく普通のETCも対象になる。だから「導入に合わせ」とはあるが、ETC2.0専用とは書かれていない。
「広がる民間サービス」は全くの嘘。全然広がっていない。それどころか、神戸空港の駐車場サービス等を細々と続けている唯一の民間サービスであるIBAサービスは逆にETC2.0には対応しないという。
災害支援もなんだかなぁ。「地震が発生しました」って情報が、全国に1600個しかないポストを通過した時しか受信できないってのはどうなの?今後本気で一般道を含めてポストを増設するのか?これは通信でやるべきだろう。
肝心の「経路情報を活用したサービス」にしても、導入予定と書かれているが具体的な導入はまだ不透明。
そもそもなぜこのサービスをETC2.0に限定するのかがわからない。ゲート通過情報は当然通常のETCでも受け取っているので、技術的にはすべてのETCに対応できるはずだ。
通過速度の問題をいうのかもしれないが、首都高の出口ですでに実際に運用されている。
まあ再セットアップをして損はしないが、ほとんど得もしない。
わざわざカーショップへ持ち込むのは実際の「経路情報を活用したサービス」がどんなものになるのかを確認してからでも遅くないと思う。
これがなんなのかはちょっと複雑なので簡単に説明しておこう。
現在、「DSRC対応車載器」と称される、全国1600か所にある路側ポストを通過した時に交通情報が画面に表示されるタイプのETCをつけている人が対象となる。ETCの内1%以下なので、多分あなたのETCは対象外だ。
DSRC対応車載器はETC2.0と名称を変えて、今までの路側ポスト通過時の交通情報提供以外にも「経路情報を活用したサービス」の提供の導入が「予定」されている。しかしそのサービスを受けるためにはDSRC対応車載器をつけているユーザーは「再セットアップ」しなければならない。(繰り返すけど、普通のETCは対象外)
この再セットアップは手数料がかかるので、まあ普通に考えたら誰もそんなことしない。なんせ、追加されるサービスが「予定」なんだから。
ということで、再セットアップの人は手数料相当をキャンペーンで補てんしましょうということ。
先着10万人ということで始まったが、今日現在で550人。まだ始まって一週間、しかも認知度も低いのでそんなものだろうが私の想像では3月末までたっても10万には到達しないだろう。ご丁寧にカウンターがついているのでどんな数字になるか楽しみだ。
というのも、キャンペーンで無料になったといっても対応させて何ができるかが現時点では不透明なのだ。
ETC2.0のメリットはここで説明されている。
このうち「経路情報を活用したサービス」以外はDSRC対応車載器でも受けることができるサービスなのだが、実は下の二つはETC2.0のメリットと謳うには実体がなさすぎる。
「ETC2.0の導入に合わせ、一定速度で通過できる新設計料金所を設置」は、まず間違いなく普通のETCも対象になる。だから「導入に合わせ」とはあるが、ETC2.0専用とは書かれていない。
「広がる民間サービス」は全くの嘘。全然広がっていない。それどころか、神戸空港の駐車場サービス等を細々と続けている唯一の民間サービスであるIBAサービスは逆にETC2.0には対応しないという。
災害支援もなんだかなぁ。「地震が発生しました」って情報が、全国に1600個しかないポストを通過した時しか受信できないってのはどうなの?今後本気で一般道を含めてポストを増設するのか?これは通信でやるべきだろう。
肝心の「経路情報を活用したサービス」にしても、導入予定と書かれているが具体的な導入はまだ不透明。
そもそもなぜこのサービスをETC2.0に限定するのかがわからない。ゲート通過情報は当然通常のETCでも受け取っているので、技術的にはすべてのETCに対応できるはずだ。
通過速度の問題をいうのかもしれないが、首都高の出口ですでに実際に運用されている。
まあ再セットアップをして損はしないが、ほとんど得もしない。
わざわざカーショップへ持ち込むのは実際の「経路情報を活用したサービス」がどんなものになるのかを確認してからでも遅くないと思う。