ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

Apple Watch、すぐに引き出し行でした

2015年12月13日 | モバイル・ウエアラブル
以前からApple Watchはカッコ悪いから全然ほしくないといっていたが、某取引先のパーティーの景品でいただいた。
実際、中国での需要はこうした贈答用がメインなのではないかと思う。

せっかくなので数日使ってみた。
まず、時計としてはやっぱりカッコ悪いし、私の好きなクロノグラフ的な盤面も用意されているがクロノグラフが好きな人はこんなおもちゃのような表示には耐えられないだろう。

使いがってだが、たしかにメールやSMS等が受信のたびに通知されるのは便利だ。だけど男の場合は大抵はすぐ出せるポケットに入れているのでどうしても必要なものではない。
それ以外の連携アプリも日本のもの、中国のものといろいろ使ってみたけどほとんど実用性はなかった。

中国では支付宝というソフトが表示するバーコードでいろいろな場所で簡単に支払い決済ができ、腕時計で支払えるというのは便利なようにも感じるfが、致命的なのはアプリを立ち上げてから時間がかかること。その時間があればポケットからiPhoneが取り出せる。
しかもWatch上に表示されるのは限定された内容で、正直あまり使いようがない。致命的なのは、いじっていて全然楽しくないということ。

ゴルフアプリだけは使えるかと期待したが、結局はグリーンまでの距離しか表示せず、詳細内容はiPhoneを取り出して確認する必要があるのでほとんど使わずに終わった。

また、これは慣れの問題かもしれないが、WatchのHMIはまだ直感的に操作できるものではないと感じた。

カエルの卵のようなアイコン表示と選択方法はあの画面の中での操作操作方法としてはよく考えたとは思うが、それでも使いやすいとは言えない。

フィットネスに活用する人にはいいのかもしれないが、私にはほとんど使う意味のないガジェットだった。