GIZAMODEさんの自動運転に関する記事。
まさにこれが自動運転に関する最大の論点なのだ。 いまITS周りで一番ホットな話題はなんといっても自動運転だろう。このブログもそちらに舵を切っていこうかなとも思っている。 一月の終わりに何回かに分けて自動運転に関する長編のエントリーを上げたが、自動運転が産業構造にもたらす大変革に注目してもう一度簡単にまとめてみたい。
自動運転になると、車の性能差は意味をなさなくなる
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運転の楽しみもない
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白物家電のように実用品化がさらに進み、所有満足を満たす商品ではなくなる。
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呼べばどこにでも来てくれるようになる。
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ならば、所有せずにシェアリングでいいのでは?
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Google等はそこにビジネスチャンスを見出している
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シェアリングのほうが資源活用、環境面でははるかに優れる ↓ 長期的にはこれがゴール。
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車というより輸送機器となる
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車のニッチマーケットは崩壊し、カーメーカーは厳しいコスト競争にさらされる。
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一定スペックの輸送機器をもっとも安く作る会社しか生き残れない。4位以下の会社は全滅か?
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車は運営者(カーシェア会社か自治体)が一括管理するので自動車販売、整備業は大幅に縮小。
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自動車のバリューチェーンにかかわるビジネスは全滅。少なくともBtoCビジネスはなくなる。
カーメーカーにとっては悪夢のようなシナリオだ。これに対してカーメーカーはどう出るのか?
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