たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

木曽駒ヶ岳(5) 千畳敷カールの花

2012年09月24日 | 登山
今年は春の訪れが遅く夏が長いせいかカールは思いもよらず沢山の花を愛でる事が出きました

そうした中に秋も見え隠れすると言うラッキーチャンスにも恵まれたのです

その全部を載せる事は出来ませんが、その内の幾つかを見て下さい


この木は何度、火をつけても燃えないため「ナナカマド」と名付けられました
 
夕食の用意が出来ない~  てくれ~~
         

「トウヤクリンドウ」

漢方薬として用いられますが、その苦さは並みの苦さでは無い様です


10月が最盛期の良く見かける「リンドウ」すべて蕾でした。





群生も良し疎らも良しの「タテヤマリンドウ」


形が舞楽の鳥兜に似ている事からそのまんま「ミヤマトリカブト」


登山道のいたる所に咲いていた「イワツメクサ」


広い草原にたった一つだけポツンと「クルマユリ」


「メイゲツソウ」

普段、見過ごす様な花でも名を聴けば愛おしさがつのります

少しずつ満月に近づく月を見て我が身も白から赤へと飾りたてているのでしょうか

ちなみに今年の十五夜は9月30日

十五夜に晴れ無しと言いますが雨で無ければそれで良し、何故ってその日は我が町の「狐の嫁入り」の開催日だから


「ミヤマキンポウゲ」

ヨーロッパアルプスの山肌には、この花の群落を良く見かけます

前記のトリカブトと同様、猛毒のため放牧牛も敬遠した結果なのでしょうね




「稚児の玩具(かざぐるま)に似ているなァ、チゴノカザグルマ…チゴグルマ・・・チングルマ」

そうして名付けられたのが「チングルマ」ですが、これは花後の実です

穂が朝露に濡れた時の風情は何とも言えません


「ミソガワソウ」

ミソ川周辺に自生しているから・・・葉裏からお味噌の匂いがするからだとか説は様々ですが、はて?


「イブキボウフウ」かな?


「キオン」かも


「ヤマハハコ」

秋の七草の一つハハコグサ(ゴギョウ)に似ている所からつけられた高山の白雪姫です


アザミは種類が多く良く分りませんが「センジョウアザミ」かと


「ウメバチソウ」花の形が紋章の梅鉢紋に似ているんだとか




「ヨツバシオガマ」の赤花と白花ですね


「ムカゴトラノオ」虎の尾に見えますか? 


「ミヤマアキノキリンソウ」

別名「コガネギク」と言われますが皆さんはどちらが好きですか?


「ウサギギク」この名は二枚の対となる葉がちょうど兎の耳に似ているんですね

その葉が無くてごめんなさい

ちなみに花は金車


「クロトウヒレン」?フーム、これもアザミ、難しい


「オオヒョウタンボク」
二つ合わさった実からヒョウタンを連想・・・頷けますね


「クモマニガナ」漢字では「雲間苦菜」要するに苦いんです


「ミヤマホツツジ」花びらが船の帆に見えるから?


「ハクサンイチゲ」

最後になりました

貴人の風格を備えた堂々と力強い高山の代表花

この時期に会えたなんて私はシアワセモノ 







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コメント (6)
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