たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

芝桜祭り 4/12

2013年04月13日 | 日記
「4月12日より芝桜祭りが開催されます。初日の12日は無料で入場できますので皆様こぞってお出かけ下さい」

ここのところ毎日、この様な放送が流れています

特別、興味もわかないので聞き流していましたが

午後、散歩の途中様子見がてら足を向けてみる事にしました

家を出て程なく立派な花桃の木が有ります

色々が雑然と植わっているので普段は気にも留めない木ですが開花時は、それは見事なものです


おや、珍しいですね。カラタチです

子供の頃、実家の前の家の垣根がカラタチでした

カタツムリはカラタチが好きな様でして梅雨に入るとそのカタツムリが

私達子供の格好のオモチャになってくれたのです

図らずも懐かしい子供の頃を思い出させて貰いましたが

このカタツムリ、実は近年、寄生虫が人間の体内に入り脳に侵入すると

髄膜炎を起こしたり最悪、死に至ると言う事が発表されました

当時も居たのか居なかったのか分かりませんが触っても手など洗った記憶は無かった気がします

何だか寂しいですね

でんでんむしむしカタツムリ、お前の目玉は何処にある・・・

この童謡も聴く事は無くなってしまうのかしらね




これは白花のヤマブキですね


この群落は?

パンダスミレでした

カメラに収まりきれず一部分ですが、やはり地味な花でも群落になると圧巻です


もう20分くらい歩いたでしょうか

影絵の様な木が並ぶ高台に登ってみると川向こうに山桜が今を盛りに咲き誇っていました




こちらは道沿いに有った山桜です

ソメイヨシノの様な派手さは有りませんが、だからこそ愛おしい山桜です

と思いきや、その先で「私は愛おしくないのですか?」と枝垂桜

とととんでもない貴女こそ花の女王ですよと言い置いてそそくさとその場を去る私でした




これは何でしたっけ?どうしても思い出せない


芝桜公園までは後一息

歩きに来たのですから正規の入口から入れば良いのですが楽をしようと思っちゃう所が私の弱さ

足が勝手に近道へと向いてしまいました

でも良い事も有るのです

手前を右に折れ会場に迫る道沿いの家に、これは珍しい白いスオウの木が一本

写真を撮るには川を飛び越え大きな石垣を三段程上らないと・・・と言う事でやってしまいましたね、私

因みに紫のスオウは我が家のものです




そして、またまた目が直ぐ先のミツマタに釘づけされましたよ

だってミツマタの垣根なんて初めてですもの

齢にして三十路を少し超えたかな?と言う感じでしたが三十路の色気という物も有るんです


はい、目の前に芝桜公園が迫りました

エッ?未だ完全じゃ無かったんだ

無料なので文句も言えませんが手前の菜の花に押され寂しい限りの芝桜です




公園入口にオオヤマザクラ?


あぁ大分土が見えてますね

寂しい限り・・・では無く管理の問題でした




駐車場の脇に点々と咲くこの花

ハクサンチドリの風貌ですねェ

近くの売店の女性に花の名前を聞いてみると・・・???

ところがこの女性、まぁ口から先に生まれたのでしょうか

ほとほと困るほどの話好き

ブラリと来ただけなのでお財布も持って来ていない私は早くこの場を去りたくて相槌だけ打っていたのですが

次から次へと話が終わらず何時になっても離して貰えない 




そこに天の助け「カ~~~」




一寸お散歩がとんでもない時間になってしまいました

足元には懐かしいシビビーの花と土筆の坊や

今日も沢山の花を愛でる一日でしたが何て言う事のない野の花にホッ とする私なのでした





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