~~続き~~
建物内が一段と賑やかになった
様子を見に入ると山荘のスタッフが狂った様に歌い、踊り
それはそれは凄まじいほどの熱気でムンムンとしていた
土日の客への気遣いから解放され一気に憂さを晴らしているかの様だ
ただ私の世界にはない感覚だったので多分、私はそんな光景をポカンとして見ていたに違いない
すると、その中の一人が私の腕を取るや戸惑う私を無理矢理 輪の中に引きずり込む







ク・クルシイ~~ この人、私から離れない~~

あぁ、抱き着いてきちゃった

ちょっと外の空気、吸って来るワとソーッと抜け出れば
アジユンマ・・・・・・・オンニ・オンニと言いながら追いかけてきてまた抱き着く
(オンニとはお姉さん)

そこへ天からの助け舟 『夕食の用意が出来ましたよ』
個室へ案内されて、焼肉を食べていると


算盤をギター代わりに抱え込んで「美味しいですか~~」
(あちらでは未だ熱狂の渦が渦巻いている)
すると山荘のご主人が私達へのサービスか「さちこ」を日本語で歌い始めた
大きな拍手をし、ではそろそろ部屋へと行きかけると又々 引きずり込まれてしまった

そして雄さんも終に踊らされ歌わされる羽目に


私達が引き上げたのは9時頃だったか
それから1時間くらい賑やかな声が部屋に聞こえてきたが
まぁ、踊るあほうに見るあほうという唄が有る
同じあほなら・・・・・・・・・・・・・
長い旅 こんな日が有っても悪くは無いだろう

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