ロープウエイ終点(9:50)→湯の丸山(11:25)→北峰(12:20)→湯の丸本峰[12:30]→下山開始(13:00)→駐車場(14:40)
梅雨の晴間、湯の丸山をトレッキングしてきた
丁度、昨年の今頃、単身レンゲツツジを見に行った時は
湯の丸山に近づくにつれ雲が多くなり着いた時には本格的な降りとなってしまった
それでもかなりの人出で色取り取りの傘とツツジの競演をこれもまた良しと眺めたものだった
湯の丸山は、もう大分前に烏帽子岳と合わせて登った事が有るが
あの日は霧が濃く烏帽子岳の山頂では一面乳白色の中での昼食だった
下山途中、湯の丸山への分岐点に着く頃、青空が広がったので
それでは湯の丸山へと山頂まで登ったがカメラの故障だったか電池切れだったか
証拠の写真も撮れずに下山した思い出が有る
いずれにせよツツジ咲く湯の丸山は初めてなので新鮮な気持ちで登る事が出来そう
今日は未だ旅行疲れも癒えてないので往時のみリフトの助けを借りる事にしよう
此処まで歩いたら40分位はかかるのだろうか
リフトを降りると再びツツジの原が広がった
行く手に湯の丸山が如何にも百名山らしく重量感たっぷりの姿で「さぁ、来い」と言っている様だ
暫くは穏やかな傾斜道で有ったが鐘を過ぎた辺りから傾斜が増し
それにつれて展望が楽しめる様になった
浅間山が僅かに顔を出し長い裾野の終わりには嬬恋のキャベツ畑が広がり田代湖も小さく見える
ただ結構きつい登りだ
手前の高みに隠されていた山頂がようやく見えてきた
あと一踏ん張り
そして終に山頂へ
記憶に残る石ばかりの山頂
今日は前回、登らなかった北峰まで足を延ばす事にしようよ雄さん
イワカガミやツガザクラが群落を作る中、キレイ、凄いを連発しながら北峰にやってきた
岩が折り重なる山頂に立てば四囲余すところなく長野、群馬にまたがる山々を視野に捉えた
北方向には数十年前に登った四阿山(百名山)
来し方向を振り返れば湯の丸本峰に群がる登山者がまるで蟻の様だ
その右方に目を転ずれば乳白色の記憶しかない烏帽子岳が今日は雄々しい
ただ一つ残念だったのはアルプスの連山が雲の中に隠れてしまった事くらいだが
梅雨のさ中、そんな贅沢を言ったら「たかさん、欲が深すぎ」と言われてしまうわね
私達は平らな岩を見つけそこでお弁当をひろげた
韓国の山も素晴らしかったがやはり日本の山には落ち着きがある
そしてお弁当も美味しい
再び本峰に戻り烏帽子岳からやって来たという女性二人と暫く山談義
お先に失礼と別れたあと二人の姿をソッと写させて戴いた
帰りはレンゲツツジの原に分け入り、これでもかという程ツツジを堪能
さて山の後のお楽しみ
今日は“雪山讃歌”発祥の宿「紅葉館」で一浴(500円)
鄙びた宿で有りお風呂場もレトロと言えば聞こえは良いがかなりの年代が感じられる
だが湯は最高だった
癖になりそう
登山・キャンプ ブログランキングへ