たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

宝城茶園へ (韓国の旅) 5/15

2014年07月07日 | 海外旅行
順天(9:55) 宝城(10:55)→6300ウオン

宝城バスターミナル~宝城駅→ 20分

宝城駅~茶園入口→ 30分

日本からのメールによれば関東は連日の夏日だとか

韓国は日本とそう距離も離れていないのに偏西風の影響だろうか

空気はカラッとしているし木陰に入れば寒い位

ちょうどヨーロッパの気候に良く似ている


取り敢えず8時半にチェックアウトし


順天滞在中、良く利用したキムパプやさんで遅い朝食を済ませる事に

このキムパプやさん、バスターミナルの近くで大通りに面しているので分かりやすい

味が良く値段も安いので(ウドンは3000ウオン、カルグクスとキムパプで4250ウオン)

順天へ行かれる方は是非・・・お奨めの食堂です



            

懸命にウドンを作る奥さんと次から次に来る客のキムパプを作るご主人

最初は私達が日本人と言う事も有ってか緊張していた様だがお別れの日には笑顔でコマスミダ~





そろそろバスに乗りましょうとターミナルへ行き

私達が乗るバスはどれかしら?とズラッと並ぶバスの行先表示を確認していると

女性職員が歩み寄ってきて

ポソン行はジューット(ずーっと)と一番奥を指差し又ジューットを繰り返す

そのジューットが気に入って韓国滞在中、なんどその言葉を使った事か

ふと、運転手席の前部に韓国旅行中、初めて目にする勲章らしきものを発見

はて?何だろうと一枚写し拡大してみると「優良運転手の証」と言う文字が書かれていた

滅多、見る事も無いので、そうやすやすと頂けるものでは無いのだろう

そういえば極めて丁寧な運転で有ったし客に対する気遣いも怠らない運転手さんだった

とにかく韓国のバスの運転手さんは上手いのか乱暴なのか解らない目茶苦茶な運転をしている

カーブでも速度を落とさないので乗客はその度に体が大きく左右に揺らされるのだ

過密スケジュールだから仕方ないのかもしれないが

客を乗せている以上、安全運転に心掛けて貰いたいものだ




到着した宝城(ポソン)ターミナル周辺は閑散とした町で丁度、“箕輪”に似ているかな?

宝城茶園に行くバスが駅前から出ている事を日本に居る時に調べているので

駅までの15~20分、重い荷を背負ってトボトボ 


おや、前方からアジュンマが足取りも覚束なそうに歩いて来る

そこへやって来たバスに乗ろうとするも 

思わず駆け寄って乗る手助けを・・・おや、雄さん、遠くからしっかり写真撮っていたんですね


ポソンの駅前の停留所でバスを待ちながら側にいたアガシに茶園行のバスを尋ねた時

アガシが「私も茶園に行きますから心配しなくても大丈夫ですよ」と言っているのに

何処からともなく近づいてきたアジョシ

「宝城へ行くにはね」とまるで喧嘩でもしている様な口調で詳細を説明し始めた

少々引き気味で聞いていたのだが

こちらの人は分かってもらおうと懸命になれば成るほど、あの様な口調になる様だ

その人は私達より先に下車したのだが

運転手さんに「茶園に着いたら下ろしてやってよ」とまたまた大声を張り上げた

一緒に降りたアガシと思わず顔を見合わせて笑ってしまったが

今までもそうだったが韓国の人は必要以上に世話好きな人が多い様だ


暫くバス停で一息し茶園方面に向かうと

さきほどのアガシが居たので近くに宿泊できる所はないだろうか尋ねると

親切にも土産やさんで民宿の所在やらを確認してくれたのだった

「アジュンマの話に寄ると、この辺りには2軒しかなく、それも15分くらい先の様ですよ」


礼を言い私達は教わった民宿へと向かった

探した民宿はそれは大きな伝統家屋

一泊6000ウオンはちょっと高く感じたが他に方法も無いので宿泊手続きをすませ

一先ず部屋に落ち着いた








自家製の茶をご馳走になり

アジュンマが教えて下さった茶畑が一望できるという場所まで歩いていったが

エッ、嘘でしょう!!!

私が思い描いていた茶畑とは全く違っていたのだ

雄さんも苦笑い

(写真、右側の建物は私達が泊まる事になった民宿)



続く



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