たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

国重文・榛名神社はパワースポット

2016年02月01日 | 登山
続き

ラッセルの疲れで足が吊りますが折角なので榛名神社にお参りです




隋神門を潜り本殿までの長い参道は綺麗に雪かきして有りましたが

所々凍結していたり老杉から雪の塊が落ちてきたりで油断が出来ません

倉掛岩を右に見て尚も進みますと左に夕日岳・朝日岩を背に建つ三重塔神宝殿

冬枯れの中、一際 異彩を放っておりました

その近くには小規模ながら行者渓も見られます


おや?この狛犬さん

頭に雪のお飾りをしてウインクでお出迎えです

ってな訳は有りませんよね

苔が目まで覆ってしまった様です

と言う事は白内障??

「それにしても本殿までは遠いのう」と話しかければ

「少し先のみそぎ橋を渡ればもう直ぐじゃよ」・・白内障の狛犬は応えます


「これがみそぎ橋ね、あと一息 ガンバレ!」






少し先に有ったのは手水場でした

本殿は未だ姿を現しません

やはり片目では距離感が掴めなかった様です

手水場と合い向かって立つのは高さ55m、幹回り9・4m、樹齢500年の巨木 矢立杉

昔から武将が戦勝祈願の為、この杉に矢を射かける神事の対象になった杉で

武田信玄も祈願したと言いますから如何に箕輪城が不落だったかと言う事になりますね

もし、そのとき射った矢が折れたら箕輪城は悲劇を迎える事も無かったでしょうに

その杉に守られる様に建つのは神幸殿

5月の大祭の際、御神体が本殿から、この神幸殿に御渡りになられるのだとか

さあ、神域に入って参りました

今、はやりのパワースポットです

都合の良い時だけ神頼みの私も心して・・・石段を上がります






社務所が建つ広場では皆さん、おみくじを買って真剣なお顔

今日は木曜日でしたが老若男女、結構な人出でした

階段は未だ続きます

石段の上に建つ門は総欅造りの双龍門

鉾岩を背に実に絵になる景色では有りませんか

門を潜り迫る岩を縫って付けられた石段を登って漸く本殿に到着しました




上のしゃしんは拝殿 下は国祖社で

建物内外に太太神楽の奉納額が飾られている事から額殿と言う別名でも呼ばれています

此処は神楽殿の舞を観賞する為に座敷が設えて有りますが今は使用は出来ません








彫刻も素晴らしいですね






以前、初詣で来た時には余りの人混みに細かな所まで目がいきませんでしたが

改めて眺めますと拝殿脇の彫刻も隅から隅まで施された手を抜かない彫刻は

重文に相応しい価値あるものでした


岩に張り付いたお賽銭

よく落ちないものです


引き返す参道はこの通り、榛名神社は人気スポットだったのですね

さて、これから何処へ参りましょうか

続く


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コメント (14)
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