たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

未だ5分咲きだった蟹沢梅林

2018年03月16日 | アウトドア
   



暖かな日が続いたので、そろそろ満開ではないだろうかと再び蟹沢へ

来てみれば梅は5分、桜も未だ満開には至りませんでした




それでも園内はかなりの人出




梅林のアチコチではシートを広げ梅の香に酔っている姿も

急に思い立っての観梅でしたのでお弁当を持って来なかった事を

この時、私は後悔していました


花を見ているだけで自然に笑みが零れ

ウォーキングに来たはずの歩調も何時しか乱れてしまいます


春霞にボンヤリとした赤城山から目を左に転じれば榛名山はもう手が届きそう

そうなのです、ここから10分も車を走らせれば榛名湖なのですから


蟹沢梅林のシンボル「子育ての白梅」

榛名山が噴火した時に噴石に混じって野梅の種子がこの地に落下し

芽を出したのを大切に育てたのが梅林の始まりの様です

地元民は品質の良い種を選び日々試行錯誤しながら

関東一と言われる梅林に仕立て上げたのだと聞きました

その子孫である「育ての梅」は観音様が子供を抱いている姿に

似ている事から何時しかその様に呼ばれる様になったとの事 そう言われて眺めれば

カンガルーがお腹で赤ちゃんを抱く姿に見えなくもありませんでした


何処までも続く丘陵地の梅です


ここは梅祭り会場の喧騒も途絶え、行き交う人も疎らなせいか

野鳥の鳴き声がしきりでした

どうやらシジュウカラの群れの様です

ただ警戒心が強く抜き足で行っても一斉に飛び立たれてしまいました

しかし、この梅の木 前衛的ですね


静かな小道を夫婦連れがやって来ます

手入れもされない梅ですが何故か此処には安らいだ空気が有りました


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