たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

スズバチの冬支度

2014年12月14日 | 

スズ蜂の独り言

例年なら年内は比較的暖かいはずなのに今年はどうしたものか、寒さが異常だと思わない?

何でも上空には強い寒気が居座り群馬山間部にも雪を降らせるらしい

人間界じゃ今日は衆院選挙の投票日だとか

オイラの世界には関係ないけどさ 話によれば今の政治家さん、与党も野党も裏切り者ばかりなんだとか

其れよりも今夜はふたご座流星群がかなりの数、飛ぶらしいね

今や偉い科学者さんの青色発光度とかの発見でどの街もイルミネーションの競い合いをしているみたいだけど

こちらの方が、オイラ ズッ~ッとファンタジックだと思うのにな

だけど、大丈夫なのか?この天気

大丈夫、おんたか教が付いている、絶対晴れるさ


ナニ、呑気な事をほざいとる、早く仕事をせんかい

今年の どか雪でこの家の車庫が潰れて蓄えておいた餌が全滅したのを忘れたか

今年は置き場所を良く考えろよ

ワカッタヨ、ヤレバイインデショ、ヤレバ

居たぞ居たぞ、大物だ~

それにしてもデカイ、ウンコラショット

エッサ エッサ・・・・・・・・・・・


ところで何処へ運べばいいんだ?


バカ、そういうのを泥棒を捕まえてから縄を綯うと言うんだよ

これだから今の若え者は使い物にならねえ

ッタク~文句ばっかり・・・


ホホここなら絶対だね

エッサ エッサ・・・・・・・・・・・



ん?いい感じ これは期待出来そう 


 フムフム・・・流星は21時頃がベスト?

そうか、そろそろかな?

ウオー、始まってるぜ

そうだ、ネガイゴト・・・

自分の言いたい事が素直に表現できる蜂になれます様に・・・無言電話が掛かってきません様に・・・

あれっ???誰かのセリフ



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世界遺産「高山社」

2014年12月12日 | 
12月9日、ウオーキングの仲間と鬼石周辺を歩いてきました

急激な寒さのせいか参加者は12名中、5名のみ

出席率が少ないのは残念でしたが車一台で気の向くままに歩くのもいいかもしれません

運転は「私がやる」と名乗り出た85歳の大々先輩

今日の桜山の予定の外に案内したい場所を見つけてきた様です

その一つ、世界遺産となった富岡製糸と共に仲間入りをした「高山社」に向かいました

竹林を縫う様に作られた遊歩道は朝早いせいか暖房のきいた車から降りたばかりのせいか

思わず身震いするほどヒンヤリした空気が淀む小道です


橋を渡った先に時代を感じさせる長屋門が見えてきました

丁度、私達と入れ替わりに清掃を済ませたご婦人方がにこやかに挨拶をして通り過ぎて行きました


写真は現在の建物(蚕室 件 住居)と当時の高山社産業学校

まさか世界遺産に指定されるとは思ってもみなかったのでしょう

雨戸がサッシに変わってしまったのが何とも興醒めですが

又、明治・大正の頃はこの蚕室を囲む様に有った作業場なども取り壊され

現在、残るのはこの蚕室のみです




創立者は高山長五郎氏

開設以来、日本のみならず朝鮮や清国からも養蚕技術を学びに留学生が来ていた様ですが

卒業後は地元に戻って養蚕指導に当たる者や高山社授業員として各地に派遣される者も居た様です










長五郎氏が生活していた部屋を拝見させて頂きました

ゆったりと感じられるのは天井が高いせいでしょうか

今は余り見られなくなった書院窓も落ち着いた雰囲気を醸し出し、これまた素敵です


隣の部屋の襖には季節を読んだ漢詩がかかれていました

私が気に入ったのは左から二番目

梅の花は散りながら雪を伴って奏でる琴上に飛び

柳の緑は春霞に混じって杯中の酒に映ずる

ゆったりと流れる様な情景が浮かぶ様です


では、丁寧な説明付きでしたのに見学は無料の高山社を後にして本来の目的地「桜山」に向かいましょう

桜山は先日、来たばかりなので余り乗り気ではなかったのですが

例会を2回欠席してしまいましたので仕方なしのウオーキングです

紅葉を映していた池は11時を回ったと言うのに薄氷が張っていました

木々も葉を落とし冬本番の装いです


桜は先日より少し多目でしょうか


お弁当を広げた場所はベンチが並ぶ日溜り

ほんの僅かに紅葉が残っていました

まるで、今日の私達の為に葉を落とさずに頑張っていたのでしょうか




次に案内して頂いた場所は三波石峡です

天気予報では午後から崩れると言っていましたが、その通り風が出てきました

気温もグッと下がった様です

それでもみなさん元気ハツラツ、一番年下の私が弱音を吐く訳にはいきません

三波石は私の家の庭にも置いて有りますが、ここにはそのお宝がそれこそゴロゴロ

ここで一言

石やさんが売りに来たら絶対に午前中は買わない事です

何故、午後(夕方)が良いかといいますと

石は値が有って無い様なものですから折角、重機で積んだ石を持ち帰りたくはない訳ですね

その時が狙い時で価格は半値以下まで落とす事が出来るのです




何時もでしたら桜山で終わりにして温泉へと行くわけですが今日はもう一つ城峰公園まで足を延ばしました

城峰山は埼玉と群馬の県境に有り埼玉側から登山で来た事は有りますが

車で来られる公園へは初めてです

この山にも冬桜が咲いていまして縦横に遊歩道が張り巡らされ

私達が選んだのは約1時間近くのコースでした

少ない人数でしたが、これもまた良し・・・でしょうか


( ↑ 夜にはイルミネーションが灯り桜のライトアップも有るのだとか)



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匠の技 めんぱ

2014年12月07日 | 日記

我が家の擁壁の補修工事でお世話になった職人さん

お歳を聞いてビックリ

80歳を超えているのだそうです

ひび割れの補修ですので2m強の穴を掘りそこにコンクリートを詰めるわけですが

お孫さん(30代)と二人、手作業での穴掘りです


10時、12時、3時、帰りと4回お茶やお味噌汁等々をお出しする訳ですが

その時に目に留まった めんぱのお弁当箱

もう、十年使用しているという時代物でした

お話を伺いますと奥様が高島屋の物産展で見つけたものらしいのですが(因みに金額は8000位)

漆は所々剥がれてはいるもの桜の皮で縫った繋ぎ目の精巧さ

10年の歳月が経った今も全く狂いが見られません

鈍い艶は使いこなしてこそ出る味ですし

何よりも適度に水分を吸収するため御飯が腐らないらしいです

俗にめんぱ弁当は男弁当とも言うらしいのですが女の私も一つ欲しくなってしまいました



今日は地区の一足早いクリスマス会でした

この地区では年に数回、この様な催しが行われます

勿論、出欠はとりますが私の家は副区長2年、区長2年しなくてはなりませんので

4年間はお手伝いで拘束されてしまいます

まぁ普段顔を合わせない地区の人との交流行事ですので、致し方ないでしょう

ただ、出席率は半分くらい、よそから来た比較的若い世帯の顔ぶれはなく

この山里も そんなところが段々都会化されてきてしまいました







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焚火

2014年12月05日 | 
さざんか さざんか さいたみち

たきびだ たきびだ おちばたき

あたろうか あたろうよ

しもやけおててが もうかゆい






この、焚火の歌

この時期になると自然に口ずさんでしまう

燃えきった後の灰の中に“さつまいも”を放り込んで

「もう焼けた?もう焼けた?」と煩いほど兄に尋ねた遠い日


昔は当たり前だったこの光景

今では死後になってしまった「焚火」という言葉

煙害だと禁止されて久しい

ちょっと寂しすぎやしませんか?



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瀕死のコメット

2014年12月03日 | 
県境の山々はもう真っ白

賑やかだった我が家の庭も少しずつ色を失い冬の訪れを見せ始めました


カラリト晴れた日には思いもかけず激しい風が吹き私を悩ませます

今日も時々突風が吹き枯葉が庭中を駆け巡っていました

冷たいかぜに首を竦めながら池に手を入れ一枚一枚取り除く作業があと何日続くのでしょう

池には7匹の金魚がいるのです

3年前、買い求めた和金の中に「コメット」と言われる種が混じっていました

それが先ごろ、病気に掛かってしまったのかお腹を見せていました

水に浮くとは魚類の死を意味します

私は狼狽しました

寡聞の知識に「疲弊した金魚には塩が良い・・・」

試してみました

するとどうでしょう

ビックリした様にピクッと体を震わせ見た目にも元気を取り戻した感じでした

翌日、翌々日 観察を怠る事は出来ませんでした

三日目になり様子を伺うと身体に纏わりついていた汚れた体液が剥がれ

すっかり元通りの機敏な動きを見せる様になったのです

ケサランパサラン 12月の風 この細事を蜜かに覗いていたかしらん







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