
お稽古が終わってホッとした一時
ふと西側の障子に目を向けますと柔らかな光が障子に映っていました
雨が止んだのかしらと障子を開けますと未だ止んではいませんでしたが
雲間から幾筋もの光が降り注いでいたのです
幼かった孫はその光の帯を「天使の梯子だ」と目を輝かせて見ていたものです
そんな事を思い出しながら東に目を向けました
虹です
どんよりとした空に微かな七色を覗かせて

時間の経過と共に徐々に鮮明になっていきます

やがて陽が西に傾くと、どんよりしていた空はオレンジ色に
そして虹も冬桜も同じ様にオレンジ色に変わっていきました


陽が沈み雲が紅く染まる僅かな時間だけ浮かび上がる不思議な光景
今日の夜景が楽しみです




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