皇居東御苑の野草の島から本丸芝生広場の西にある「松之大廊下跡」前に来ました。

「ヤブミョウガ」(藪茗荷)が多く見られ、花が終わり
果実が出来始めていました。
果実が出来始めていました。

少し歩いた先のバラ園では「ハマナス」(浜茄子)が赤い実を沢山つけ

「シロバナハマナス」(白花浜茄子)も実をつけていたのですが

一輪だけ花が残っていました。

その近くでは「イザヨイバラ」(十六夜薔薇)がやはり一輪咲き残っていました。

天守台跡に近いところにある「オガタマノキ」(招霊の木)に果実がなっていました。
ちょっと変な形でモクレン科の実に特有の形に似ていました。
ちょっと変な形でモクレン科の実に特有の形に似ていました。

梅林坂を降りて大手門に向かって歩いている途中、
書陵部の近くで「ムクゲ」(木槿)が咲き、
書陵部の近くで「ムクゲ」(木槿)が咲き、

坂を下りきった所では「クコ」(枸杞)の花が咲いていました。

大手門を出てすぐそばの芝生に「ネジリバナ」が
かたまって咲いていたので思わず撮ってしまいました。
かたまって咲いていたので思わず撮ってしまいました。

大手門の交差点の信号を渡った所にあるパレスホテルの前に置かれた
大きな鉢に白い花が咲いている木があり
大きな鉢に白い花が咲いている木があり

名前が分からなかったのですがたまたま『多摩ニュータウン植物記』の
ブログでアップされていた「シマトネリコ」と同じことが分かりました
ブログでアップされていた「シマトネリコ」と同じことが分かりました

撮影日 7月8日
皇居東御苑の本丸広場から中朱雀門跡辺りを歩いていると
小さな赤い実をつけた低木がありました。名前を示す札には「ヒョウタンボク」(瓢箪木)と
書かれていました。赤い実は小さい実が二つ付いたようになっています。
小さな赤い実をつけた低木がありました。名前を示す札には「ヒョウタンボク」(瓢箪木)と
書かれていました。赤い実は小さい実が二つ付いたようになっています。

すぐそばでは「ハナイカダ」(花筏)の葉の上に
濃い紺色に熟した実が出来ていました。
濃い紺色に熟した実が出来ていました。

少し行った先には大好きな「ネジキ」(捩木)の木があり
小さな緑の実が枝の上に並んでいました。
『白い小さな花は下向きに咲く』のに何故か果実は上向きです。
上向きにどのようにしてなるのか一度見たいと思っています。
小さな緑の実が枝の上に並んでいました。
『白い小さな花は下向きに咲く』のに何故か果実は上向きです。
上向きにどのようにしてなるのか一度見たいと思っています。


産毛の様な柔らかい毛に包まれている実が見えました。
秋になって紫色になった実を見に
そしてまだ見ていない花を来年是非見てみたいと思います。
秋になって紫色になった実を見に
そしてまだ見ていない花を来年是非見てみたいと思います。


野草の島の中の散策路を歩いて「リョウブ」(令法)の咲いている所に行くと・・・

先客が来ていました。すばしこいアオスジアゲハが
ジッとして蜜を吸っていたので思わずシャッターを切りました。
ジッとして蜜を吸っていたので思わずシャッターを切りました。

「ホタルブクロ」(蛍袋)は御苑内であちこちでみられたのですが
枯れかかっているものが多く撮らないでいましたがこのホタルブクロは綺麗でした。
枯れかかっているものが多く撮らないでいましたがこのホタルブクロは綺麗でした。

「コムラサキシキブ」(小紫式部)がまだ小さい実にならず、花が咲き残っていました。

「シロミノコムラサキ」(白実小紫式部)の花も咲いていました

撮影日 7月8日
皇居東御苑の日本庭園から二の丸雑木林へ行き、林の中を歩きました。
下の写真ではあえて人物を入れて、林の感じを撮ってみました。
雑木林では下草があまり手を入れられず自然そのままの感じで茂っています。
下の写真ではあえて人物を入れて、林の感じを撮ってみました。
雑木林では下草があまり手を入れられず自然そのままの感じで茂っています。

「キヌタソウ」(砧草)が花だよりに載っていたので
地図を頼りに見に行きました。
地図を頼りに見に行きました。

花弁が4枚のとても小さな白い花です。
名前は花の後の実の形が布を打つ砧に似ていることから。
名前は花の後の実の形が布を打つ砧に似ていることから。

林の奥へ歩いて行くと散策路脇に「マヤラン」(摩耶蘭)が咲いていました。
「マヤラン」は神戸六甲の摩耶山で見つけられ、
牧野富太郎博士によって名前が付けられたラン科の花です。
以前見た時より花数が増えていていましたが散策路の脇すぐに咲いているので、
芽が出た時にめだたないので踏まれないか心配です。
「マヤラン」は神戸六甲の摩耶山で見つけられ、
牧野富太郎博士によって名前が付けられたラン科の花です。
以前見た時より花数が増えていていましたが散策路の脇すぐに咲いているので、
芽が出た時にめだたないので踏まれないか心配です。


本丸休憩所の脇を通り、展望台の近くに来ると少し離れた所に
「オニユリ」(鬼百合)咲いているのを見つけて枝の間から撮りました。
丁度アゲハチョウが止まりに来てラッキーでした。
「オニユリ」(鬼百合)咲いているのを見つけて枝の間から撮りました。
丁度アゲハチョウが止まりに来てラッキーでした。

緑の泉辺りからしばらく歩いた先の木々の手前で「ハルジオン」が
群生していました。雑草と言われる花なのですが、
何となく素敵な雰囲気だったのでシャッターを押してしまいました。
群生していました。雑草と言われる花なのですが、
何となく素敵な雰囲気だったのでシャッターを押してしまいました。

草地の中で「ノカンゾウ」(野萱草)が一株咲いていて
緑の草の中で一際めだっていました。
緑の草の中で一際めだっていました。

「コマユミ」(小真弓)の小さな緑の果実を初めて見ました。
野草の島へ行く道沿いで東御苑に来た時はいつも通る道なのに
初めてこの木があるのに気付きました。
花の咲く頃も通っている筈なのに地味な花なので気づかなかったようです。
『赤く色づいた可愛い実』を小石川植物園で見ているので
秋に東御苑でも見られることが分かり、楽しみです。
野草の島へ行く道沿いで東御苑に来た時はいつも通る道なのに
初めてこの木があるのに気付きました。
花の咲く頃も通っている筈なのに地味な花なので気づかなかったようです。
『赤く色づいた可愛い実』を小石川植物園で見ているので
秋に東御苑でも見られることが分かり、楽しみです。

撮影日 7月8日
皇居東御苑の新雑木林から二の丸庭園へ行きました。
雑木林を出てすぐに桜の大木の下に「ヤブレガサ」「破れ傘」が群生していました。
雑木林を出てすぐに桜の大木の下に「ヤブレガサ」「破れ傘」が群生していました。

散策路を進むと春に「シャガ」(射干)の花が綺麗だった場所を通り

池を廻って反対側の岸に出ました。

池を眺めると「コウホネ」が数輪咲いていました。
花だよりには「ヒツジグサ」や「アサザ」が示されていましたが
見ることはできませんでした。
花だよりには「ヒツジグサ」や「アサザ」が示されていましたが
見ることはできませんでした。

日本庭園の池の畔から見ると都心(大手町から15分程、東京駅から20分位)
とは思えない程緑が多い所です。緑の木々は二の丸雑木林です。
とは思えない程緑が多い所です。緑の木々は二の丸雑木林です。

池の脇では木陰でまだ「アジサイ」が綺麗に咲いていました。

日本庭園へ流れ落ちる小さな滝の近くで
「イワタバコ」(岩煙草)が咲いていると植物好きの方に聞いて見に来ましたが
葉陰の奥で咲いて見つけるのにとても苦労しました。
何回か花だよりに載っていてこの辺りを探して見つからなかった理由が分かりました。
今回はその方が後から来て場所をさし示してくれて分かりました。
「イワタバコ」(岩煙草)が咲いていると植物好きの方に聞いて見に来ましたが
葉陰の奥で咲いて見つけるのにとても苦労しました。
何回か花だよりに載っていてこの辺りを探して見つからなかった理由が分かりました。
今回はその方が後から来て場所をさし示してくれて分かりました。

トリミングしてみましたがやはり、三脚を立てられない場所だったのでブレてしまっていました。

池から少し離れた所にあった「ヤマボウシ」(山法師)の実がオレンジ色に
もう色づいていてびっくりしました。
もう色づいていてびっくりしました。

撮影日 7月8日
皇居東御苑の新雑木林の流れ沿いに散策路がありその両脇には秋には赤く
色づく果実を見せてくれる木々がありますが先日はまだ緑の実でした。
色づく果実を見せてくれる木々がありますが先日はまだ緑の実でした。

秋に綺麗に紅葉する「ニシキギ」(錦木)の実

「エゴノキ」(野茉莉)もう何回がアップして来た果実ですが・・・

大好きな「ツリバナ」(吊り花)の実、風がなかったので心ゆくまで撮れました

吊り下がっている姿が可愛くてついつい何枚も撮ってしまいました。




春には 『小さな花がいっぱい咲いていた』
「オトコヨウゾメ」の果実
「オトコヨウゾメ」の果実

サーモンピンク色になる「マユミ」(真弓)の実もまだ緑色

ちょっとボケてしまった「キブシ」(木五倍子)の果実、
春に東御苑に来た時に『花』を撮っていました。
春に東御苑に来た時に『花』を撮っていました。

「マユミ」の木のそばで「ノリウツギ」(糊空木)が咲いていました。
ユキノシタ科なのでアジサイに似ていました。
ユキノシタ科なのでアジサイに似ていました。

雑木林の二の丸庭園に近い場所で「ユウガギク」(柚香菊)が
2輪だけ花を咲かせていました。もう少し沢山咲いていると良かったのですが・・・
2輪だけ花を咲かせていました。もう少し沢山咲いていると良かったのですが・・・

小さな流れにせり出して「ハンゲショウ」(半夏生・半化粧)

撮影日 7月8日
皇居東御苑の大手門から、二の丸雑木林の一部、新雑木林の入り口近く右てに大きなカエデの木があります。

左側を見ると緑濃い林になっています。散策路がある所以外は入れません。

二の丸休憩所の向かい側辺りの一角に秋の七草が植えられていますが
まだ7種類全部はみられませんでした。
まだ7種類全部はみられませんでした。

「キキョウ」(桔梗)そばにあった説明では山上憶良が詠んだ秋の七草の歌に
(朝貌あさがお)とあるがこの桔梗ということありました。
(朝貌あさがお)とあるがこの桔梗ということありました。

「オミナエシ」(女郎花)はまだ咲き始めたばかりでした。

「ナデシコ」(撫子)は見頃でした。

「ハギ」(萩)も咲き始めていましたが、ススキ、フジバカマ、クズはまだ見られませんでした。

右側の竹林を見ながら散策路を少し進むと

左側には「カマツカ」(鎌柄)の実、5月初めに白い可愛い小さな花が咲きます。

「ガマズミ」(鎌酸実)も『白い小さな花』が咲きます。

「ウメモドキ」(梅擬き)の実は小さく真ん丸です。花は『濃いピンク色?』

撮影日 7月8日
4月中旬過ぎに行ってから久しぶりに皇居東御苑へ行きました。
本当は5月中旬過ぎに大好きな「コアジサイ」を見に行きたかったのですが
その頃はなぜか落ち着かない日が続いていて時期を逃してしまいました。
本当は5月中旬過ぎに大好きな「コアジサイ」を見に行きたかったのですが
その頃はなぜか落ち着かない日が続いていて時期を逃してしまいました。
久しぶりに訪れた東御苑、お天気に恵まれて緑が美しく
青空も綺麗でした。大手門休憩所を出た所から撮った写真です。
左の石垣と右に見える同心番所の建物の間の道を進み、右手に折れて行くと
本丸広場へ行く汐見坂や二の丸雑木林に入る道があります。
青空も綺麗でした。大手門休憩所を出た所から撮った写真です。
左の石垣と右に見える同心番所の建物の間の道を進み、右手に折れて行くと
本丸広場へ行く汐見坂や二の丸雑木林に入る道があります。

大手門休憩所の前の植え込みにある樹木の実を撮りました。
色づいて来たいた「ホソバイヌビワ」(細葉犬枇杷)ちょっとイチジクを小さくしたような感じです。
調べたらクワ科イチジク属でした。食べられるようですが味はどうなのでしょう?
色づいて来たいた「ホソバイヌビワ」(細葉犬枇杷)ちょっとイチジクを小さくしたような感じです。
調べたらクワ科イチジク属でした。食べられるようですが味はどうなのでしょう?

名前の札がなくてわからない果実なのですが、以前同じ場所辺りで撮って
札があった実に似ていたのでもしかしたら「タイミンタチバナ」(大明橘)かもしれません。
札があった実に似ていたのでもしかしたら「タイミンタチバナ」(大明橘)かもしれません。

次の果実の名前が自信がありません、「タブノキ」(椨の木)でしょうか?

『サンショウバラ』の果実見られました。
枝にトゲがあり、葉も「サンショウ」に似ています。
枝にトゲがあり、葉も「サンショウ」に似ています。

休憩所脇に大きな「カリン」(花梨)の木があり
春にピンクの大きな綺麗な花が先日は緑の果実になっていました。
春にピンクの大きな綺麗な花が先日は緑の果実になっていました。

大手門休憩所を出て新雑木林に向かって歩き始めると
とても広い通りにでます。左手の石垣の辺りは白鳥濠で石垣の奥には本丸広場があります
通りの右手に入って行くと新雑木林、二の丸雑木林、二の丸庭園があります。
とても広い通りにでます。左手の石垣の辺りは白鳥濠で石垣の奥には本丸広場があります
通りの右手に入って行くと新雑木林、二の丸雑木林、二の丸庭園があります。

撮影日 7月8日
自然教育園の水鳥の沼から武蔵野植物園へ向かい、
すぐに目に入って来たのは「オカトラノオ」(岡虎の尾)の群生です。
水生植物園で見た「ヌマトラノオ」との区別は私には難しくてできません。
すぐに目に入って来たのは「オカトラノオ」(岡虎の尾)の群生です。
水生植物園で見た「ヌマトラノオ」との区別は私には難しくてできません。

「サワフタギ」(沢蓋木)の実、まだ果実になったばかりで緑の小さな実でした。

「ガマズミ」(鎌酸実)白い小さな花が沢山咲いていた後に
小さな実が出来ていました。赤くなるのが楽しみです。
小さな実が出来ていました。赤くなるのが楽しみです。

武蔵野植物園の奥に行く途中で
「サルトリイバラ」(猿捕り茨)の実を見つけました。真ん丸の小さな実が可愛い感じです
「サルトリイバラ」(猿捕り茨)の実を見つけました。真ん丸の小さな実が可愛い感じです

「ヤマコウバシ」(山香ばし)の実、秋深くなると濃紺に変わります。
毎年実は見ているのですが花は見過ごしてしまっています。
クスノキ科で、葉や枝がショウブのような匂いがするので、
「ヤマコウバシ」(山香ばし)と名前がついたようです。
毎年実は見ているのですが花は見過ごしてしまっています。
クスノキ科で、葉や枝がショウブのような匂いがするので、
「ヤマコウバシ」(山香ばし)と名前がついたようです。

毎年この時期に楽しみにしている実がこの「アブラチャン」(油瀝青)
名前が珍しく調べると実から油がとれ、チャン(瀝青)はアスファルトを敷く前に
散布する石油精製品名の中国語読みだそうです。
名前が珍しく調べると実から油がとれ、チャン(瀝青)はアスファルトを敷く前に
散布する石油精製品名の中国語読みだそうです。

武蔵野自然園を出て路傍植物園を通って帰る時に茂みの間に
「シオデ」(牛尾菜)の花が咲いているのが見えました。
何となく「サルトリイバラ」に似ていると思ったら両方とも同じユリ科でシオデ属でした。
「サルトリイバラ」がユリ科ということを知って驚きました。
「シオデ」(牛尾菜)の花が咲いているのが見えました。
何となく「サルトリイバラ」に似ていると思ったら両方とも同じユリ科でシオデ属でした。
「サルトリイバラ」がユリ科ということを知って驚きました。

そばに「シダ」(羊歯)の若葉があり葉の先が丸まっていて
このような姿から葉を広げていくのを知りました。
このような姿から葉を広げていくのを知りました。

撮影日 7月4日
水鳥の沼へ向かう途中、「ヤブマオ」ちょっと遠くから撮ってしまったので
「メヤブマオ」か「ヤブマオ」か分かりませんでした。
「メヤブマオ」か「ヤブマオ」か分かりませんでした。

「ヤブカンゾウ」(藪萓草) 水鳥の沼への散策路は両脇、緑の木々が茂り、
濃いオレンジ色の花がととても綺麗に見えました。
濃いオレンジ色の花がととても綺麗に見えました。

水生植物園では見つからなかった「ミゾソバ」(溝蕎麦)を
数輪見ることが出来ました。
数輪見ることが出来ました。

とても小さな花でで葉がソバにの葉に似ていて、川や田んぼ等の
溝地に育つので名前が付きました。又葉の形から「ウシノヒタイ」、
花の形からコンペイトウグサ(金平糖草)とも呼ばれています。
花が十分に開いていないので分かりにくいのですが
溝地に育つので名前が付きました。又葉の形から「ウシノヒタイ」、
花の形からコンペイトウグサ(金平糖草)とも呼ばれています。
花が十分に開いていないので分かりにくいのですが

花の小ささはそばにいる小さなアリからわかると思います。
(少しトリミングしてあります)
(少しトリミングしてあります)

花が開いているとピンクのグラデーションがとても素敵です。

「ハナウド」にちょっと似た。「ソクズ」(クズ) の花が水鳥の池の近くで咲いていました。

ニワトコの花にも似ていることから別名「クサニワトコ」とも呼ばれています。
良く見ると緑色の小さな実やオレンジ色になった実が出来ているのが見られます。
良く見ると緑色の小さな実やオレンジ色になった実が出来ているのが見られます。

水鳥の沼から武蔵野植物園に行く時、もう一度「コバノカモメヅル」を探そうと
水生植物園に戻った時、「キツネのボタン」(狐の牡丹)が咲いていました。
結局カモメヅルは見つからないままでした。
又、秋の初めに探しに行こうと思っています。
水生植物園に戻った時、「キツネのボタン」(狐の牡丹)が咲いていました。
結局カモメヅルは見つからないままでした。
又、秋の初めに探しに行こうと思っています。

撮影日 7月4日