マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『まことに、わが民は二つの悪を行った。』・・・聖書100週間 そして 『イスラエルの民は、神が彼らの王として君臨することを退けた。』

2020-01-17 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

1月17日金曜日。曇り時々晴れ。

 
 今年も始まりました・・・  『聖書100週間』
 

       今年も、聖書好きの仲間が集まりました。

 ”今年も始まり嬉しいです” ”今年も健康に恵まれ聖書通読が続けられますように”
    
  それぞれが、今年のクラスの始まりに、決意と夢を祈りました。
     
            ”今年も聖霊に導かれて、聖書通読の努力を重ねる私たちに、
        豊かな恵みをお与えください”

              
                   今日の通読範囲は、『エレミヤ書 1~12章』

紀元前626年。エレミヤの召命。

 産まれる前から神が聖別し、神から諸国民と諸王国の対する権限を与えられ、
   神から神の言葉を授けられ、預言者として立てられた、
  
      『エレミヤ』    ミケランジェロ作品

    預言者エレミヤによる『預言書』です。

 
  神は、エレミヤの口を通して、民に『告示』します。

   親が、放蕩息子の帰還、を喜んで受け入れるように、
 神は、背信の民の帰還、を滅ぼし尽くすことなく許すのです。


  まことに、わが民は二つの悪を行った。
     生ける水の源である私を捨てて、
  水をためることのできない、無用の水溜めを掘った。2章13節
あなたの神なる主が、旅路を導かれたとき、あなた方は主を捨てた。2章17節

      あなたの犯した悪が、
 あなたをこらしめ、あなたの背信があなたを責めている。2章19節

 背信の子らよ、立ち帰れ私こそあなたたちの主である。3章14節
 割礼を受けて主のものとなり、あなたの心の包囲を取り去れ。4章4節
    
    今やわたしは彼らに裁きを下す。4章12節
見よ、わたしは遠くから一つの国をお前たちの上に襲いかからせる。5章15節

その時ですら、わたしはお前たちを滅ぼし尽くしはしない。5章18節
   わたしは背いたおまえたちをいやす。3章22節 』 

 

  イスラエルの民は、
     主なる神に特別に仕えるように選ばれ、

   主に頼り、主に従い、律法の道を守って暮らすなら、
    神との約束・契約を果たすことができるのです。
ところが、
 主に頼らず、近隣の大国と同盟し、軍事力に頼ろうとするのは、
      『大きな罪』なのです。

 
エレミヤは、この地上のものに頼らず、神だけに頼るように、と教えるのです。


今日も、
  聖書の理解を、仲間の感想を聞くことにより、深めていきました。
 『御言葉』を、仲間の口を通して、聖霊による不思議な導きにより聞くのです。

    聖書100週間は、
  『理解度=一人の理解×参加人数』 ということです。
     聖書は奥深い。仲間は最高。 感謝!感謝!



そして。

今日は1月17日。年間第一金曜日。

『今日の入祭唱』

   『神に従う人は、神の家の庭に植えられた人。
なつめやしのように栄え、レバノンの杉のように栄える。』


そして。

『今日の第一朗読 サムエルの信仰

   『そのとき、イスラエルの長老は全員集まり、
  『ラマのサムエル』のもとに来て、彼に申し入れた。       
             サムエルの着位:紀元前973年

「あなたは既に年を取られ、息子たちはあなたの道を歩んでいません。
    今こそ、ほかのすべての国々のように、
  我々のために裁きを行うを立ててください。」

裁きを行う王を与えよとの彼らの言い分は、サムエルの目にはと映った。

そこでサムエルは主に祈った。
主はサムエルに言われた。

  「民があなたに言うままに、彼らの声に従うがよい。
     彼らが退けたのはあなたではない。
彼らの上にわたしが王として君臨することを退けているのだ。」

サムエルは王を要求する民に、主の言葉をことごとく伝えた。

   「こうして、あなたたちは王の奴隷となる。
  
その日あなたたちは、自分が選んだ王のゆえに、泣き叫ぶ。

  しかし、主はその日、あなたたちに答えてはくださらない。」

民はサムエルの声に聞き従おうとせず、言い張った。  

  「いいえ。我々にはどうしても王が必要なのです。
  我々もまた、他のすべての国民と同じようになり、

王が裁きを行い、王が陣頭に立って進み、我々の戦いをたたかうのです。」

サムエルは民の言葉をことごとく聞き、主の耳に入れた。
主はサムエルに言われた。

  「彼らの声に従い、彼らに王を立てなさい。」
       サムエル記上 8章4-7&10-22節


 サムエルは、イスラエルの最後の士師であり、同時に 祭司、預言者でした。
イスラエルは、混乱していた士師時代を終え、次いで、
  民族としても国としても力を増してきて、
周囲の国々に抵抗し、力の結集を図るために王を立てる必要を感じて、
  王制を確立していくのです。


神の民の国・イスラエルの王は、一人の人間ではなく、神ご自身なのです。
  イスラエルで王となる者は、神の代理者であり、神に忠実に、
 神の望みを実現するために民の上に立ち、民を治める者なのです。

  
この時代から、イスラエルの中で、預言者たちの活躍が始まるのです。
    国が繁栄すれば国民の生活は豊かになるが、
    一方、神を忘れて生きる者が増えてきます。
 そこで、預言者たちは、民に神の言葉を想起させ、戒めるのです。
預言者・サムエルは、『王を立てることは悪である』 とイスラエルの民に戒めます。


 私たちキリスト者の王は、一人の人間でなく、神ご自身です。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
『偉大な預言者が私たちのうちに現れ、神は民を訪れてくださった。』アレルヤ、アレルヤ。
                  マルコ福音書 2章1-12節


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の今年の夢・目標は何ですか?是非に実現させましょう。 お元気で!


『肉の命と霊の命』・・・二つの命の誕生  そして  『主はハンナを御心に留められ、彼女はサムエルを産んだ。』

2020-01-15 09:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

1月15日。水曜日。曇り時々雨。

私には、『肉の命』 と 『霊の命』、二つの命が宿ります。


その一つの『肉の命』。

 東京に来ると・・・   『墓参り』
 

      私の『自然の命の体・肉の命』の原点
          父母の墓 兄も眠る

          
 墓の前に立つと、
  父母との思い出、兄たちとの思い出が鮮明に思い出されます。
    私の命の原点です。人生のすべての拠点です。


         『自然の命の体』
『肉の体』 とも言われる、母の胎内から生まれた体です。
『息の体』 という意味を持ちます。

『主なる神は、土の塵で人を形づくりその鼻に命の息を吹きいれられた。
     最初の人アダムはこうして生きる者となった。』
            創世記 第2章7&8節

     神様が吹き入れられた命の息によって、
   人間は息のある、命のある者となったのです。

 ただ自然に与えられている体とか、肉体における体ということではなく、
        今のこの世の私たちの体は
     神様によって造られ、母の胎を通して産まれ、
  その体を生かしているのは神様からの『命の息』なのです。 

  

 

そして。
もう一つの『霊の命』。

 東京・四谷に降り立ち・・・  『私の新生の場所』
 
          『イグナチオ教会』    今日訪問しました。

  
 洗礼を受けた教会の中に入ると、
    神を求めて、我が霊なる兄弟・司祭様と
    ひたすら猛勉強した若き日々が鮮明に思い出されます。
    私の命の原点です。すべての霊的人生の拠点です。

 

        『霊の命の体』

 キリスト者の私は、
 洗礼の時、
 全身を水に浸し、主イエスと共に『死んだ』のです。
 
       『ヨルダン川で洗礼の人々』           2018年巡礼時
  
    その後、水から引き上げられ、私は生まれ変わり、
       過去の罪から完全に脱して
    『新しい命・霊の命・新しい人生』を頂きました。

 洗礼を通して、
キリスト教徒は、完全に生まれ変わり、救われ、キリストと融和し、
    『神の霊の命』を宿す者となるのです。

 


 現在の私たちの肉体は、
  朽ちるものであり、卑しいものであり、弱いものである、
         ことを、私たちは知っています。

同様に。


  現代の私たちの体に宿っている魂や心も、
    朽ちるもの、卑しいもの、弱いものなのです。

   それが私たちの、神様から与えられた
     『自然の命の体』なのです。

 

一方。

私には、朽ちないもの、輝かしいもの、力強い体・命があるのです。
        『霊の体』です。

  『自然の命の体』を生きている私たちが、
  『霊の体』を与えられる時があるのです。

 
『霊の体』は、

 三位一体の神のお一人であられる聖霊によって与えられる体で、
    復活において与えられるのです。
    洗礼においても与えられるのです。

『霊の体』は、
   神の霊が、朽ちない、輝かしい、力強いものだから、

    自然の命の体とは違って、
  朽ちないもの、輝かしいもの、力強いものなのです。
     『永遠の命』 となるのです。


 上京の折りには、
 我が体の故郷・『父母の墓』に参拝し、父母と兄に感謝の祈りを捧げ、
 我が霊の故郷・『母教会』を訪ねて、神の導きの不思議さに頭を垂れるのです。
     我が命に感謝し、我が命の神秘を再考する私です。


そして。

昨日は1月14日。年間第一火曜日。


『第一朗読 サムエルの誕生

『その日、
    祭司エリは、主の神殿の柱に近い席に着いていた。
 
    ハンナは、悩み嘆いて主に祈り、激しく泣いた。
  
    そして、誓いを立てて言った。
  「万軍の主よ、はしための苦しみを御覧ください。
はしために御心を留め、忘れることなく、男の子をお授けくださいますなら、
      その子の一生を主におささげし、
   その子の頭には決してかみそりを当てません。」

  ハンナが主の御前であまりにも長く祈っているので、
  エリは、
       「安心して帰りなさい。
イスラエルの神が、あなたの乞い願うことをかなえてくださるように」と答えた。

     主は彼女を御心に留められ、
  ハンナは身ごもり、月が満ちて男の子を産んだ。
 
    『祭司エリに息子サムエルをささげるハンナ』
                 ヘルブラント・ファン・デン・エークハウト作品

      主に願って得た子供なので、
   その名をサムエル(その名は神)と名付けた。』
        サムエル記上 1章9-20節

 

  ハンナの名前は、ヘブライ語で『恵み』 という意味だそうです。

      長い間子供が生まれなかったために、
 ハンナは祈りの中で、もし神が祈りに応えて男子を授けて下さるなら、
      その子を主に捧げると誓いました。

  祈りが通じてハンナは男子を産み、サムエルと命名しました。
       サムエルが乳離れすると、
   
          『幼きサムエル』   ジョシュア・レイノルズ 作品


    ハンナはサムエルをシロの聖所に連れて行き、
     神に捧げ、感謝の歌を歌いました。

サムエルは、後に、ユダヤの預言者、士師(民族指導者) となります。


    人の命は、神秘です。その誕生は奇跡ですね。 
    そして。 
     すべての人の命は、神の似姿なのです。

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
父母の子であり、神の子である私たちです。畏れ多くも有り難いことですね。 お元気で!


何をなすべきかを知り、果たすべき使命を全うする・・・『聖書通読タイム』 そして 『わたしについて来なさい。』

2020-01-13 09:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

1月13日。月曜日。

朝9時。

 今月・1月・二度目の・・・  『上京』
 

 ふと考えた。
 ”私は、これだけ忙しくて、為すべきことをしているのだろうか?”


そこで。
車中で。 『今日の典礼・毎日のミサ』を読んだ。
   
『今日の集会祈願』

『恵み豊かな神よ、あなたを仰ぎ見る民の、心からの願いを顧みてください。
      私たちが何をなすべきかを知り、
  果たすべき使命を全うすることができますように。』


       私が今、なすべきことは何か?
     私は今、なすべきことをしているだろうか?
 
     正に。 ”私は、今、なすべきことをしている!”
       揺るぐことなく。確信が持てた。

 

席に座ると。
迷わずに。

 いつものように・・・  

         『聖書通読』
 

  上京の折の新幹線の中では、『聖書通読』をすると決めている。
       聖書とパソコンが、いつも私のリックに入っている。

 

 車窓から・・・   『富士山』           美しい。

   白銀の富士山が、私の『確信』を後押ししてくれるよう。
     昨夏にあの頂上に立った富士山が身近に感じる。

 

だひたすら新幹線の中で聖書を読む姿は、珍しいのだろうか?
      ”お読みなのは聖書ですよね?” 
     声をかけてくる人がいる。男も女も。
       少しお話をする。

  聖書を読む姿が、宣教になるのかと、思ったりもして・・・。

 

今年も、今週から、毎金曜日、『聖書100週間』が始まる。

    私には、今年も、迷わず、なすべきことがある。
    『聖書100週間』:聖書通読会のお宿役である。
      今年も、『聖書』が『我が道』である。

 

そして。

今日は1月13日。年間第一月曜日。

  イエスも、昨日、ヨハネの洗礼を受けて、
   『公生活』をスタートさせました。
『宣教・神の御言葉を伝える』:『使命』の始まりです。


『今日の福音 イエスの御言葉

『ヨハネが捕らえられた後、
  イエスはガリラヤへ行き、
神の福音を宣べ伝えて、

「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」
                      と言われた。


イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、
    シモンとシモンの兄弟アンデレが
 
    湖で網を打っているのを御覧になった。
         彼らは漁師だった。

イエスは「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」
                     と言われた。

        二人はすぐに網を捨てて従った。

また、少し進んで、

    ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、
 
    
   舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、
       すぐに彼らをお呼びになった。

   この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、
       イエスの後について行った。』
         マルコ福音書 1章14-20節 

  

   神の子イエス・キリストの『福音』の初めです。

イエスの歩みは・・・

 まず、ヨルダン川のほとりから始まります。 
    洗礼者ヨハネと出会い、イエスも洗礼を受けます。
 すぐに、聖霊に導かれて、荒れ野に行き、誘惑に遭います。
 つぎに、ガリラヤ地方で宣教をするのです。

    イエスの最初の呼びかけは、
『時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい』
                           で始まります。
    そして。4人の漁師を弟子にしました。

 
    シモンとその兄弟 と ヤコブの兄弟が、
       イエスに全面的に従うには
 イエスの決定的な権威ある力を目撃して、確信を持ち、
         従ったのでしよう。

        神に『召された』 のでした。
   4人は、『主イエスに召され』、救いに与ったのです。

      イエスの示す『新しい道』に入り、
   その『新しい生き方』に従って歩み出したのです。

それは、『神の救いと働き』に招かれている、ことをいいます。
それは、キリストとの交わりを通して、
   キリストを知り、キリストの使命を知ることでした。
   そして、それを多くの人に『伝える者』となることなのです。

      イエスが言われるとおりです。
   『わたしは天と地の一切の権能を授かっている。
 だから、あなた方は行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。』
        マタイ福音書 28章18&19節

それは、すべての民をキリストの弟子にしなさい、という命令でした。


   それこそが・・・
   『何をなすべきかを知り、果たすべき使命を全うする』
                の『答』なのです。


今日も・・・  
キリストは呼びかけています。

         『わたしについてきなさい!』
 
                        昨夏巡礼。ガリラヤ湖で。

       『ついていきます!』 
    神父様お二人と友人と共に力強く誓いました。

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
一月も半ばとなり、いよいよ、新年の活動の始まりですね。頑張りましょう。
教会典礼も、イエスの宣教が始まり、一昨日の主日から、『年間』の暦に入りました。楽しみですね。  
       お元気で! 


『成人の日』・・・御子キリストの姿にあやかる者としてください。  そして  『主の洗礼』・・・『これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』・・・『主の洗礼』

2020-01-12 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

1月12日。日曜日。曇り。


 教会で・・・    『成人の日 お祝い』
 
             『新成人』        私の教会では8人の新成人の誕生。

       『全能永遠の神よ、
     この新成人の上に聖霊を送って彼を強め、
  御子キリストの姿にあやかる者としてください。』
       司祭が祈られた。

 
『成人のための祈り』

     『成人式を祝う恵みが与えられて、
   最も尊い賜物である生命を下さった神に感謝しながら、
       希望に満ちあふれた胸をはり、
家庭と社会の中でひとりひとりに課せられた使命と責任を自覚しましょう。』

      
 『力いっぱい明るく、神から示される道に励む約束をしますか?』
         『約束します。』
          新成人の誓いです。


 『全能の神、
 今、この成人の上に助け主である聖霊を送り、
 すべての弱さとみじめさから解放して
 知恵と理解、判断と勇気、神を知る恵み、神を愛し敬う心を与えてください。
 力強い信仰と恵みを持って、成人式を祝うこの若者の心を満たしてください。』
                                       『カトリック祈祷書』より


   御足を少し悪くされてご自宅から自動車で来られる祖母と
   自転車で我が家から自転車に乗ってこられる孫・新成人。
        教会のミサでお二人は出会い
      隣同士に座って毎週の再会を楽しまれる。
 そして。
     なんてお優しい青年なんでしょうと感動し、
   なんてお幸せなお二人なんでしょう、とお見受けする私です。


    こんな素敵な青年が、我が教会の『新成人』です。
    日本の将来に希望を持たせてくれる『新成人』です。
       成人式おめでとうございました。  

 

そして。

今日は1月12日。主日。


    『主の洗礼 祝日』   
 
       『キリストの洗礼』     ヴェロッキオ作品

  『主の洗礼』は、イエスの『公生活』の始まりです。
 両親の保護の元に育ったイエスの独立の日でもあります。


『今日の福音 イエスの洗礼

『イエスが、ガリラヤからヨルダン川のヨハネのところへ来られた。
    彼から洗礼を受けるためである。
ところが、

  ヨハネは、それを思いとどまらせようとして言った。
 「わたしこそ、あなたから洗礼を受けるべきなのに、
  あなたが、わたしのところへ来られたのですか。」

しかし、イエスはお答えになった。

 「今は、止めないでほしい。
 正しいことをすべて行うのは、我々にふさわしいことです。」

そこで、ヨハネはイエスの言われるとおりにした。

イエスは洗礼を受けると、すぐ水の中から上がられた。
  そのとき、天がイエスに向かって開いた。
 
    イエスは、神の霊が鳩のように
 御自分の上に降って来るのを御覧になった。
そのとき、
「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」
   と言う声が、天から聞こえた。』
     マタイ福音書 3章13-17節

  
洗礼者ヨハネは、
神から導かれ、『救い主』が近いうちに来られると考え、その準備として、
人々に悔い改めを勧めていました。
自分が『救い主』でないことは分かっていました。
イエスが『ヨハネの洗礼』を受けるために来られたとき、
イエスこそが『救い主』であると思いました。

  『天からの声』は、
  イエスだけに聞こえたのでしょうか?
  ヨハネにも聞こえたのでしょうか?
  どちらにしても、
  ヨハネはイエスが『救い主』ではないかと感じたことでしょう。


イエスは、
天からの声を聞いたとき、
ご自分の『使命=神の言葉・良い知らせを伝える使命』を知っておられました。
御父・神と聖霊が、『使命』を果たすイエスの力となることを実感なさったのでしょう。

   『天からの声』は、
   『公生活』を始められるイエスを聖霊で満たしました。

 


                        2018年夏の巡礼時
    
     イエスの洗礼のヨルダン川に入って、
   イエスの洗礼の恵みの体験をする人々。私も入りました。

  ヨルダン川の真ん中に浮かぶ 『小さな浮き球付ロープ』
  ロープの、こちら側はイスラエル。あちら側はアラブ。
    乗り越えることは互いに許されません。

   『キリストの洗礼』を受けた私たちキリスト者は、
     イエスのように、神から遣わされて、
  お人の救いに役立つ者となる『使命』を受けているのです。

     私たちも、聖霊に支えられて・・・
   お人の力となるように頑張りましょう!
 心の中の『小さな浮き球付ロープ』を取り外しましょう!

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
成人となって大人への一歩を踏み出す。洗礼を受けて神の道を一歩踏み出す。
新しい始まりは希望と夢がいっぱい。素敵ですね。 お元気で!


『兄の帰天』・・・主イエスよ、長兄の霊をお受けください。  そして  『何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。』

2020-01-11 04:32:35 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

1月4日。晴れ。


 
           『長兄の帰天』

     『主イエスよ、長兄の霊をお受けください。』
     『兄よ、兄妹に産まれたことを感謝します。 

        又お会いしましょう。』
           と祈った。


『死者のための祈り』

『神よ、御子キリストは、私たちに約束されました。
    
   「わたしは復活であり、命である。
   わたしを信じる人は、死んでも生きる。
生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。」
        ヨハネ福音書 11章25節

すべての慰めの源である神よ、
   あなたは永遠の愛をもって私たちを包み、
   死の暗闇を命の夜明けに変えてくださいます。
 キリストの恵みに支えられて希望に生き、人生の旅路を終えて、
 再び兄弟とまみえ、私たちの涙がすべてぬぐわれますように。』
         『カトリック祈祷書』より


  兄は、生前に、沢山の真に良い種』を蒔いてくれました。
       それに引き替え、
       私は、兄を十分に愛せただろうか。


死の神秘を前に小さく無力である私は、
  『信仰のともし火』 と 『兄の愛』 に依り頼みます。

 

そして。

今日は1月11日。降誕節土曜日(主の公現後)

『今日の第一朗読 使徒ヨハネの言葉

『愛する皆さん、
   
何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、

      神は聞き入れてくださる。
 
    これが神に対するわたしたちの確信です。

わたしたちは、
  願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、
  神に願ったことは既にかなえられていることも分かります。

死に至らない罪を犯している兄弟を見たら、
  その人のために神に願いなさい。
  そうすれば、神はその人にをお与えになります。

わたしたちは知っています。
  すべて神から生まれた者は罪を犯しません。
  神からお生まれになった方が、その人を守ってくださり、
  悪い者は手を触れることができません。

わたしたちは知っています。
  わたしたちは神に属する者です
  が、
この世全体が悪い者の支配下にあるのです。

わたしたちは知っています。
  神の子が来て、真実な方を知る力を与えてくださいました。
  わたしたちは真実な方の内に、
  その御子イエス・キリストの内にいるのです。

   この方こそ、真実の神、永遠の命です。』
      ヨハネの手紙Ⅰ 5章14-21節


    光と闇。 命と死。 真理と偽り。
   神は光であり、命であり、真理である。

神は、御子キリストを通して、神の命に私たち人間を参与させようと招きます。

神は、愛そのものであり、神の命と喜びを無償で私たち人間に与えようとしておられます。

 『神の子の名を信じている者は、永遠の命を得ているのです。』
           ヨハネの手紙Ⅰ 5章13節

『今日の祈願』

  『神よ、豊かな恵みでいつも私たちを導いてください。
   過ぎ行くものの中にもあなたのいつくしみを見いだし、
 信頼をもってあなたへの歩みを続けることができますように。』

 

 皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は3連休でしょうか?楽しい3日間でありますように。 お元気で!


『中学受験』・・・一滴の水が大海になる  そして  『「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります。』

2020-01-10 09:00:00 | 娘と娘家族

1月10日。金曜日。曇り。


今日。
 孫娘・・・   『中学受験』
 

    世は、正に、幼稚園生から高校生まで、受験シーズン。
 NHKニュースでも、あちこちの、受験合格祈願のお寺の様子を放映する。

    
     今日は、孫娘が中学受験試験に臨んだ。
  孫娘は、家族と共に、合格祈願もかねて、ミサに与ったそうです。
    私も、今朝、孫娘の合格を願って、ミサに与りました。


孫娘の受験勉強をする姿を見ながら・・・
   私は考えていました。思い出していました。

      『一滴の水が大海になる』
   

      『新潟の大海となる美ヶ原山頂の一滴の水・源流』

  孫娘の小さな努力は、必ず、大きなことにつながる。
       花開くときが来る。
自己を磨く『切磋琢磨の日々』は、孫娘の『存在の凝縮』である。

 
     孫娘の『夏休み自由研究』で、
         2016年7月末に、
『美ヶ原山頂の一滴の水を新潟の大海まで追いかける旅』をした。


   孫娘の必勝を願う。
    同時に。
孫娘の『努力』が、 『一滴の水』が『大海原』となるように、
    『大器』の孫娘を造り上げる、ことを切に願う私です。

 

そして。

今日は1月10日。待降節金曜日(主の公現後)

『今日の入祭唱』

『光は闇の中に輝き、神に従う人、心正しくあわれみ深い人を照らす。』
                詩編 112章4節

そして。

『今日の福音 イエスの御言葉

『イエスがある町におられたとき、   
そこに、全身重い皮膚病にかかった人がいた。
この人はイエスを見てひれ伏し、
 「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」
                        と願った。

        イエスが手を差し伸べてその人に触れ、

          「よろしい。清くなれ」と言われると、
                   たちまち重い皮膚病は去った。

            イエスは厳しくお命じになった。
         「だれにも話してはいけない。
          ただ、行って祭司に体を見せ、
モーセが定めたとおりに清めの献げ物をし、人々に証明しなさい。」

しかし、イエスのうわさはますます広まったので、
大勢の群衆が、教えを聞いたり病気をいやしていただいたりするために、
集まって来た。

     だが、
  
                イエスは人里離れた所に退いて祈っておられた。』
           ルカ福音書 5章12-16節


 当時は、
  重い皮膚病者は、
  差別され、付き合いもなく、町に入ることも許されませんでした。
    非常に寂しい思いを持っていたことでしょう。
  人は、重い皮膚病者に近づくこと、触れることは許されませんでした。

重い皮膚病者は、
    イエスが町に来られたのを聞いて、
  自分にとっての唯一の機会と思って、イエスに近づきました。
イエスは、
  愛は律法に優ると、律法に反しても、重い皮膚病者に触れました。

      イエスは、重い皮膚病者の、
   病気の体だけでなく、悲しみの心も癒やされたのです。
      重い皮膚病者は、
病気の体は清くなり、再び人間社会に戻り、人間らしい生活が始まったのです。


イエスは、
ご自分は病気を治す力を持つ者であることが人々の間に広まるだけでなく、
 『イエスは神の御独り子・神』 であると信じる 『真の信仰』 
     が人々の間で生まれることを望まれるのです。

   イエスは、一日の終わりは、一人で祈られるのです。
     御父・神と、祈りの中で一致するのです。

  私たちも、祈りの中で、神とイエスと聖霊と一致して、
     パワーを頂き、生活してまいりましょう!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の御家族の中に受験生がおいでですか?
インフルエンザにかかることなく、実力が出せますように。 お元気で!


『聖体奉仕』・・・主の平和がいつもありますように。  そして  『世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。』

2020-01-09 22:11:03 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

1月9日。木曜日。曇り。

  教会典礼の奉仕職。

      『聖体奉仕』
 

キリスト者は、
家庭、職場など、それぞれの置かれた場の中で、
『神の国』の建設のだめに貢献します。
その信徒の役割は、多種多様で、さまざまな分野におよびます。

ミサや典礼行為の中でも、
教会共同体全体が心を合わせて行動的に、さまざまな役割に奉仕します。
4つの奉仕職:朗読奉仕者、祭壇奉仕者、聖体奉仕者、集会司式者、があります。

      
   『朗読奉仕』
  

私は、聖体奉仕者 又 朗読奉仕者、として奉仕させていただいています。
  2020年1月1日。新年第一の奉仕は『聖体奉仕』でした。
 
  私は、『聖体奉仕者』のお役の時は、
  聖体をお渡しするお方一人一人のお顔をしっかりみつめて、
  ”主の平和がいつもあなた様とありますように!” と心に祈り、
     『聖体』をお渡しする。


 今年も、教会の典礼が、すべての人の『心の糧』となりますように!

 

そして。

今日は1月9日。降誕節木曜日。


『今日の入祭唱』

『初めに、世が造られる前から御言葉があった。御言葉は神であった。
    その方が世の救い主となった。』
       ヨハネ福音書 1章1節

そして。

『今日の第一朗読 使徒ヨハネの言葉

    『愛神愛隣』

『愛する皆さん、
わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。

 「神を愛している」と言いながら兄弟を憎む者がいれば、
      それは偽り者です。
目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。

   神を愛する人は、兄弟をも愛すべきです。

     これが、神から受けたです。

 イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。
そして、
生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します。

わたしたちが神を愛し、その掟を守るときはいつも、神の子供たちを愛します。
神から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。

 世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。』
     ヨハネの手紙Ⅰ 4章19節ー5章4節


  信仰によって、
  人は、悪の世界に打ち勝つのです。
  人は、自我に打ち勝ち、神を愛し、隣人を愛せるのです。

  キリスト者は、
  『イエス・キリストの掟=隣人を愛する』を守ることによって、
  自分の信仰を表すのです。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今年も、微力な自分の力で、皆と仲良くしたいものですね。 お元気で!


10冊の本・・・『読書離れ』 そして 『神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとなった。』

2020-01-08 05:29:38 | 娘と娘家族

1月7日。水曜日。雨時々曇り。


 読書の合間に・・・   『お茶タイム』
 

                   抹茶好きの孫達のために『お薄タイム』

  孫たちは、暇があればおしゃべりか読書、本が大好きです。


私の父は、
家での大好きな野球観戦をラジオ放送で我慢して、末子の私の大学合格発表の日にテレビを購入した。
私は、子供たちの遊びに付き合いながら、テレビも漫画(ゲームのない時代)もなしで子育てをした。
私の娘も、体験こそすべてと、テレビもゲームもなしの子育てをしている。

 私も、娘も、孫達も、家では読書のみ、テレビなしの子供時代です。
                     


そして。

  娘の恩師が開始・・・  『10冊の本 運動』
 

  娘の高校時代の留学先の、アメリカの国語の先生。
      娘に メールが届いた
   
 「世の中の若者の読書離れをどうにかしなくては!
        私は考えました。
    私は教え子の中で10人を選びました。
     (娘のアメリカ高校生活は20年以上も前。)
   私は10人にふさわしい本を選んで送ります。
私から本を受け取った方は、次にご自分で選んだ10人に本を送って下さい。
   その方が又10人を選んで、本を送って下さることを願います。
        次々とこのように。
    若者の手に本が届くことを願います。」

   
娘は、
自分が10人の一人に選ばれたことを喜んだ。
同時に、どんな本が自分に送られてくるのかをとても楽しみにしている。
又、自分の番で、10人を選び&その方々にふさわしい本を選ぶ難しさを考えている。

 

中国で『夜間のオンラインゲームや課金を制限する方針』が国が示した。
    中国ではゲームにのめりこむあまり、
  日常生活に支障をきたす「ゲーム障害」が社会問題化していて、
    国が主体となって「未成年の保護」に動く形になった。

 我が家系の『テレビ&ゲーム離れ』が良いのかどうかは分かりません。
  それにしても、
 子育ては自分の『経験が基準』となって行われるものなのですね。


 若者の手に本が握られることを望まれるアメリカの国語の先生。
  彼女のすばらしい『運動』が広まることを私も望みます。
   本を受け取る人はきっと喜んで下さることでしょう!

 

そして。

今日は1月7日。降誕節火曜日。


『今日の入祭唱』

  『神の名によって集まる人に神の祝福。
   神は私たちを照らしてくださる。』

そして。

『今日の第一朗読 使徒ヨハネの言葉

   愛とは何であるのか?

    『愛する者たち、互いに愛し合いましょう。

      愛は神から出るもので、
  愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。

    愛することのない者は神を知りません。
       神は愛だからです。

  神は、独り子を世にお遣わしになりました。
 
その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。
 ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。

   わたしたちが神を愛したのではなく、
      神がわたしたちを愛して、
    わたしたちの罪を償ういけにえとして、

   御子をお遣わしになりました。

    ここに愛があります。』
      ヨハネの手紙Ⅰ 4章7-10節


        神は、愛です。

愛は神から来るもので、
私たちが互いに愛し合うなら、
   神の内にとどまり、神をますます知るようになるのです。
目に見える兄弟を愛さない人は、
   目に見えない神を愛することはできないのです。

神が先に私たち人間を愛して下さったので、
私たちは、御子イエス・キリストに結ばれることができるのです。
神は、御子イエス・キリストにおいて、私たちに『永遠の命』を与えて下さったのです。

 

『今日の詩編』

『すべての王はあなたの前にひれ伏し、すべての国民はあなたに仕える。』
                  詩編 72章11節

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は本がお好きですか?『温故知新』。本は良いですね。 お元気で!


書き初め & iPhone・・・『平和』 そして 『イエスの掟とは、互いに愛し合うことです。』       

2020-01-06 15:00:00 | 休日(GW。夏休み。冬休み。休暇。)

1月6日。月曜日。快晴。

      『2020年事始め』


 小4年の孫息子・・・   『書き初め』
  
   潔く。一気に。練習なく。3枚だけ。感じるままに。彼らしく。筆を運ぶ。お見事。


        『平和』
    今年の彼の決意を形に表した。

 

  熟年の私・・・     『iPhone デビュー
 
                               於。新宿Apple 店。
日本東京一混む店。Apple従業員達(赤服)巧みな意識。戦術。お見事。


       『挑戦』
   今年の私の決意を形に表した。


孫息子。回りに振り回されない個性ある彼は、愛神愛隣、心の平和の一年を誓った。願った。
 私。 年を重ねて、世の変化の早さに尻込みせず、挑戦の一年を誓った。願った。

 

そして。

今日は1月6日。降誕節月曜日。


『今日の入祭唱』

  『聖なる日が私たちを訪れた。諸国の民よ、来て主を拝め。
       偉大な光が地上に下った。』


『今日の第一朗読 使徒ヨハネの言葉

『愛する皆さん、

    神に願うことは何でもかなえられます。

わたしたちが神の掟を守り、御心に適うことを行っているからです。
      
その掟とは、

   神の子イエス・キリストの名を信じ、
  この方がわたしたちに命じられたように、 
     互いに愛し合うことです。

       神の掟を守る人は、
神の内にいつもとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。
   神がわたしたちの内にとどまってくださることは
 
     神が与えてくださった〝霊〟によって分かります。

イエスのことを公に言い表さない霊はすべて、神から出ていません。
    これは、反キリストの霊です。

    偽預言者たちは世に属しており、
そのため、世のことを話し、世は彼らに耳を傾けます。

    わたしたちは神に属する者です。
  神を知る人は、わたしたちに耳を傾けます。』
     ヨハネの手紙Ⅰ 3章22節-4章6節


  キリスト者は、
自分が正しい信仰にとどまっているのかどうか?
   見分けることができるのです。

  信仰にとどまる者は、
神からの恵みによる『平和』が与えられ、
喜びに満ちた生活が送ることができるのです。
兄弟を、兄弟として愛し、兄弟の交わりを持ち、許し合うことができるのです。


『今日の祈願』
『全能の神よ、私たちが、いつも力強く信仰に生きる者となりますように!』

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
一年の計は元旦にあり。皆様の一年の計は何でしたか? お元気で!


青山学院大学総合優勝・・・『箱根駅伝』 そして 『わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。』 

2020-01-03 08:00:00 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・

1月3日。金曜日。快晴。

     『東京箱根間往復大学駅伝競走』


昨日は往路。
今日は復路。


7時45分。1度。

          『選手コール』   
                          まだ薄暗い。
     
                 『6区 青学大走者 谷野航平(4年)』
  これから走る道を見据えて、胸に手を当てて祈る谷野選手。

   
      アスリートたちは走り終えた後、
    どんなに苦しくとも、今走った道を振り返り、
 走った道に感謝し、今までのアスリート人生のすべてに感謝し、
         頭を垂れる。

   青山学院大・箱根六区・復路第一ランナーは、
      箱根の夜明けの寒い朝、必ず、
     これからの往路の道を見据えながら、
     胸に手を当て、神の御前に頭を垂れる。
ランナーとしての今までの努力をとその結果を神にゆだねる瞬間であろうか。
         美しい姿である。
        

今日の一番走者。  
往路を一番で戻って来た青学は、今日の一番走者です。

 

⒏時。       
          『スタート』

100年前。日本人初のオリンピック選手の金栗 四三により始まった『大学駅伝』
大正9年。日本人の体力向上を願い、参加校4校で始まった、『大学駅伝』
今年は、戦争で4回失われ、96回目・『創設100年記念大会』です。


  100年間『たすき』がつながれ続けたことはすばらしい。
     選手たちの『たすき』にかけた思いは、
大会を見る者にも『前進するエネルギ-』となって、前を向かせる。
     全国民の『挑戦』への勇気となる。


私が今あるのは長年の父の応援でした。
   そのお父さんのために走り続けたい。
昨年の2位の悔しさをバネに、決して負けないと、
   選手全員で精神力を養って、今日を迎えた。
中学時代に強い青学の選手を観て、あこがれて、青学に入学した。
   分からないことをすぐ質問できる校風が、今日の私を育ててくれた。
王座奪還の『フィニッシュ・テープ』を必ず切ると誓い、
     『泥臭い練習』を徹底
  ”走った距離は裏切らない!”と信じ、一年間頑張りました。
              青学の選手たちの『言葉』の一部です。



10区を走り終え・・・

       『栄光のフィニシュテープ』

 
                 『10区 
青学大走者 湯原慶吾(2年)』
  仲間の待つゴールへ、一本指を高く上げ、約束した笑顔で戻った。

    
          2年ぶり。 『青山学院大学 5回目の総合優勝』
            10時間45分23秒
              新記録

 
       『原監督 と 10人の勇士』

     青山学院大学の強さを見せる大会となりました。

「やっぱり青山学院は強かった!」 と観ている人に言わせたいと誓い、
「もっと強い青山学院を作っていきたい!」 と誓った 原監督でした。


    謙虚さと精神力の青山大の勝利でした。
        お見事でした。

 

 

そして。

今日は1月3日。降誕節金曜日。

『今日の入祭唱』

    『まっすぐな人には闇の中にも光が昇る。
     憐みに富み、情け深く、正しい光が。』
         詩編 112章4節


そして。

『今日の第一朗読 使徒ヨハネの言葉

  『愛する皆さん、
御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、考えなさい。
それは、
わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、事実また、そのとおりです。

   愛する者たち、
  わたしたちは、今既に神の子ですが、
自分がどのようになるかは、まだ示されていません。

しかし、
御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。
なぜなら、
   そのとき御子をありのままに見るからです。

 御子にこの望みをかけている人は皆、御子が清いように、
       自分を清めます。

    罪とは、法に背くことです。
あなたがたも知っているように、御子は罪を除くために現れました。

御子には罪がありません。御子の内にいつもいる人は皆、罪を犯しません。』
     ヨハネの手紙Ⅰ 2章9節-3章6節


      神は、慈悲深く、あわれみそのものであり、
 御子キリストにおいて、わたしたち人間の罪を清め、
 神の子の身分にまで高めてくださいました。

  私たち・キリスト者は、神の子になったのです。
      今、この世において、
    兄弟を愛し、許し合っていますか?
  平和に満ち、喜びに満ちた生活をしていますか?
 兄弟を愛さない者は神の子でなく、悪に属する者なのです。

 その後のことは、わかりません。まだ示されていません。

  青山大の選手のように・・・
  先は神にお任せして、今を主のうちに留まり、
   『自分の道』を全うしてまいりましょう。

  

『今日の祈願』

『全能の神よ、
   私たちの心を恵みで満たし、
あなたの賜物にふさわしい者としてください。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
正月も三日。故郷からお帰りになる方も多いことと思います。
いよいよ2020年の始動開始ですね。私も今日から所用で東京に移動です。
皆様の新年の活動が豊かでありますように。 お元気で!