まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

どっちにしても

2002年08月17日 22時08分00秒 | 日々雑感
子供の頃、わたしは一重まぶただった。

それが、大人になって二重になった。

はっきりとは覚えていないが、高校に入学したときは一重で

卒業する頃には二重になっていた。

姉もそうだから、そういう顔のツクリなのだろう。

知らない人が昔の写真を見たらプチ整形と思うかもしれない。

今だってそんなにパッチリ目なわけじゃないが、昔の目は線のようだった。

子供の頃、色白で髪の茶色かったわたしを

「ガイジン、ガイジン」とはやしたてた悪ガキがいたが、

今だったら「こんな平坦な顔をした外人がいるか」

と言い返してやれるのに。

中学の頃のわたしが一番悩んだのは友人の些細な一言だった。

「ねえ、一重の人って大人になって化粧するようになったらどこにアイシャドー塗るの?」

えっ。

どうしよう。

大人になったらアイシャドーを入れなければいけないのに

どこに塗ったらいいか分からない・・・?

というよりも塗る場所がない・・・?

どうしよう。

わたしは立派な大人の女になれない・・・

悩むことなかったな。

二重になった今だってよく分かってないもん。

だからアイシャドーなんて塗ってないもん。
コメント
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