昨夜は曇り空で、月はむら雲に見え隠れ。
無知で申し訳ないんだけど十五夜が満月なのか、
それとも丸く見えるだけで満月ではないのかよく分からない。
おとといの月もきれいに丸く見えたけど。
丸い月を見て必ず思い出す「和歌」がある。
「この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることも なしと思えば」
全盛期の藤原道長が詠んだ歌といわれている。
欠けない月などないことは知っていただろうに。
だからこそ、この歌には思い上がりが溢れ出している。
この歌を思い出すと必ず思い出すのが「藤島部屋」そして「若の花・貴乃花」のことだ。
一時は相撲ブームの火付け役としてマスコミにもてはやされ
二人とも美しい伴りょを得て、二人とも横綱に昇進している。
こんなこと、滅多にあることではない。
まさに「望月」状態ではないか。
その後、やっかみ半分で週刊誌にあれこれ書かれ始めたのを皮切りに
兄弟の確執、それぞれの不調や休場、両親の離婚・・・
全盛期には考えられなかった有様である。
もちろん、だからどうだとは言わない。
傍目に全盛期と見えたときが、彼らにとって幸せだったとは限らないし。
今日、完全復帰を賭けた取り組みで貴乃花は負けた。
だが、ここまで頑張れただけでも大したことなのかもしれない。
どんな満月もかならず欠ける。
そしてまた、満ちるのだ。
無知で申し訳ないんだけど十五夜が満月なのか、
それとも丸く見えるだけで満月ではないのかよく分からない。
おとといの月もきれいに丸く見えたけど。
丸い月を見て必ず思い出す「和歌」がある。
「この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることも なしと思えば」
全盛期の藤原道長が詠んだ歌といわれている。
欠けない月などないことは知っていただろうに。
だからこそ、この歌には思い上がりが溢れ出している。
この歌を思い出すと必ず思い出すのが「藤島部屋」そして「若の花・貴乃花」のことだ。
一時は相撲ブームの火付け役としてマスコミにもてはやされ
二人とも美しい伴りょを得て、二人とも横綱に昇進している。
こんなこと、滅多にあることではない。
まさに「望月」状態ではないか。
その後、やっかみ半分で週刊誌にあれこれ書かれ始めたのを皮切りに
兄弟の確執、それぞれの不調や休場、両親の離婚・・・
全盛期には考えられなかった有様である。
もちろん、だからどうだとは言わない。
傍目に全盛期と見えたときが、彼らにとって幸せだったとは限らないし。
今日、完全復帰を賭けた取り組みで貴乃花は負けた。
だが、ここまで頑張れただけでも大したことなのかもしれない。
どんな満月もかならず欠ける。
そしてまた、満ちるのだ。