まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

応用無限

2002年09月30日 23時05分00秒 | 日々雑感
Kさんの子供の学校では、時折り俳句の宿題が出る。

去年の夏休みに「思い浮かばない」と言う子供に

例として作ってみせたらそのまま提出してしまった。

「朝起きて 夏を感じる 蝉の声」

蝉って季語が入ってるのに夏って変じゃん・・・と思ったが

なんとその句は学校を代表してどこかに出展され、賞をもらってしまった。

選考基準もよく分からんが、子供らしさがにじみ出ていたのか?

この句のいい所は、四季全部に応用可能な所だね、とKさんと笑った。

「朝起きて 春を感じる ホーホケキョ」

「朝起きて 秋を感じる 枯葉かな」

「朝起きて 冬を感じる 霜柱」

どうです、延々作れそうでしょう?

そんなKさんが、また宿題用に作った句を披露してくれた。

「秋風に 揺れるコスモス きれいだな」

素直なKさんと、Kさんが作る素直な句がわたしは好きだ・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする