数年前、料理に凝ったことがあり、しまり屋のわたしにしては珍しく、
大枚はたいて「保温調理鍋」なるものを買った。
と言っても8000円程度である。
本当はその倍くらいするのだが
勤めていたホームセンターの商品入れ替えで安くしてもらえたのだ。
別名「魔法鍋」などとも呼ばれているこれは、とても便利な鍋である。
外の保温鍋と中の調理鍋から成っていて、まず中側の鍋に材料を入れ味付けをし、
ほんのちょっとだけ煮立てたらすぐに保温鍋に収納する。
これで1~2時間も放っておけば煮物は柔らかく味がしみるって寸法。
もちろんカレーもこの方法でバッチリ。
ガス代の節約になるだけでなく、食事時間にばらつきのある家族なら
いちいち温めなおす手間が省ける。
で、骨折にもめげ母が旅行に行ったので、夕べはその鍋でおでんを作ってみた。
夕方、保温鍋に入れておいたので夜には大根もいい具合になっていた。
風呂に入っている間に父が帰った来た気配がした。
わたしは風呂が長いので出るまで待たせては可哀想かと思い、
「下に置いてある鍋におでんが入ってるからね」と呼びかけた。
一瞬、保温鍋の開け方わかるかな、外鍋に汁をこぼされちゃうかな、とか思った。
外鍋は洗えないのだ。
まあ、こぼされちゃったら拭けばいいか・・・なんて思って風呂に入っていた。
少しして脱衣所を出るとなんだか匂う。
やたらに焦げ臭い。一瞬、魚でも焦がしたかと思ったがそういう匂いではない。
化学反応的なな焦げ臭さだ。
行ってみると父が「とんでもない失敗しちゃった」としょげている。
なんと、保温鍋を丸ごとストーブにかけたという。
なんですって!
保温鍋の底はプラスチックだから、次第に溶けて匂ったので気付いたという。
そうきたか。まさか温め直すとは思わなかったな。
ふたを開ければ熱々なのが分かっただろうに。
それにしても直火にかけなくて良かったよ。
外鍋は真空だから爆発してたかも。
大枚はたいて「保温調理鍋」なるものを買った。
と言っても8000円程度である。
本当はその倍くらいするのだが
勤めていたホームセンターの商品入れ替えで安くしてもらえたのだ。
別名「魔法鍋」などとも呼ばれているこれは、とても便利な鍋である。
外の保温鍋と中の調理鍋から成っていて、まず中側の鍋に材料を入れ味付けをし、
ほんのちょっとだけ煮立てたらすぐに保温鍋に収納する。
これで1~2時間も放っておけば煮物は柔らかく味がしみるって寸法。
もちろんカレーもこの方法でバッチリ。
ガス代の節約になるだけでなく、食事時間にばらつきのある家族なら
いちいち温めなおす手間が省ける。
で、骨折にもめげ母が旅行に行ったので、夕べはその鍋でおでんを作ってみた。
夕方、保温鍋に入れておいたので夜には大根もいい具合になっていた。
風呂に入っている間に父が帰った来た気配がした。
わたしは風呂が長いので出るまで待たせては可哀想かと思い、
「下に置いてある鍋におでんが入ってるからね」と呼びかけた。
一瞬、保温鍋の開け方わかるかな、外鍋に汁をこぼされちゃうかな、とか思った。
外鍋は洗えないのだ。
まあ、こぼされちゃったら拭けばいいか・・・なんて思って風呂に入っていた。
少しして脱衣所を出るとなんだか匂う。
やたらに焦げ臭い。一瞬、魚でも焦がしたかと思ったがそういう匂いではない。
化学反応的なな焦げ臭さだ。
行ってみると父が「とんでもない失敗しちゃった」としょげている。
なんと、保温鍋を丸ごとストーブにかけたという。
なんですって!
保温鍋の底はプラスチックだから、次第に溶けて匂ったので気付いたという。
そうきたか。まさか温め直すとは思わなかったな。
ふたを開ければ熱々なのが分かっただろうに。
それにしても直火にかけなくて良かったよ。
外鍋は真空だから爆発してたかも。