УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』

2015-02-24 18:19:37 | 映画
昨日の静岡市の最高気温は22℃でした・・・
って、今、2月でしょっ!!
で、そのおかげで、花粉がすごかったらしいです。

でもって、昨日ムーミンの映画版を見てきました。

映画『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』60秒予告


原作者のトーベ・ヤンソンさん生誕100周年記念で、フィンランドで制作されたそうです。
ムーミンは、日本でも数回アニメ化されてますが、一番多分皆が知っているであろうムーミン、ムーミンが薄緑色で、フローレンがピンクのやつ、これ、実は原作者はあんまり好きじゃなかったそうです。
その後、もっと後に作られた、確か名倉さんがキャラ設定したムーミンの方は褒めてたそうですが。
確かに、ムーミンって原作読んでみると、あのテレビ版みたいな、明るい楽しい、愉快っていうだけじゃない、なんか影を感じたものでした。陰鬱というかちょっと憂鬱な雰囲気というか。
影っていうか、なんだかいいようがないというか、抵抗し難いなんらかの大きな力、影を感じるっていうかねぇ。
それが昔のアニメ版には確かにあまり無かったような気はする、が、まぁよく覚えてませんが^_^;
で、今回のは、かなり原作というか、原作の挿絵に忠実な感じになってると思いました。
全体的に、版画っぽいんだよね~。
色数もあまり使ってないように見える、というか、はっきりとした色じゃなくて、ちょっと抑えた色調を使ってる、昔の多色刷りの絵本みたいな感じの色合いなんですよね~。
表面がツルツルした白い紙に、はっきりくっきり印刷・発色しているような色っていうよりも、ザラザラでちょっと薄茶かかったような紙に印刷した絵、っていう感じ。
そして、キャラクターの陰影とかもほとんどなくて、そのため、本当に、あのムーミン小説の挿絵そのもの!という感じだったなぁ。
話の方も、「いいのか、それで?」と、つっこむところが少なからずですが、これが北欧の大らかさっていうところかな~?とも思ったりして^_^;
あんまり、気にしないっていうかね。
そして、キャラもかなり原作に近くなってるような気がします。
特に、ミィが「御転婆で生意気、意地悪にも見えるけど、真っ直ぐ元気な女の子」っていうよりも、あれはなんか、すでに人間じゃないっ!!状態(爆)
どっちかというと、「妖怪」っていう感じですな、アレ。
まぁ、ミィ自身が人間の設定でもないんですがね~。
あと、スナフキンが、男前じゃないっ!(爆)
いや、まぁ、今回の映画の中では男前って言えば男前だけど、普通に彼だけみたらなんか「モブ」キャラみたい、という感じでありましたよ~^_^;
でも、それは外見だけであって、スナフキンはいつものスナフキンっていう感じ。
マイペースは相変わらず。
っていうか、ムーミン谷のメンツは、ほとんど皆、マイペースなんだよね。
そのマイペースが斜めに向かってヘンな方向に行ってしまうのが、今回の映画かな?という気がします。
ヘンな方向に行くのがフローレンとムーミンパパで、絶対ブレないのはやはりムーミンママでございましたな~。
ムーミンも、あれが可愛い女の子でも出てきたら、絶対ヘンな方向に進むよな(爆)
あ、日本語吹替版でしたが、TVアニメのキャストそのまま・・・(だと思う)ので、ほんとに違和感なかったなぁ。
日本でムーミン、って言ったら「あの声」ですもんねぇ、パパもママもそうですが。
まぁ、結局は大方の予想通りに「自分の家が一番いい!」というオチで落ち着きますが、まぁあのムーミン谷ですからねぇ、当然でしょう、うんうん。
個人的には、ニョロニョロが見たかったのぉ~。
で、多分、見た人皆同じ意見だと思うが、一番面白かったのは・・・
フローレンが、黒のビキニを買ってビーチに行く・・・のですが、その姿を見たムーミン曰く・・・
「恥ずかしいよ、それじゃ、何も着てないみたいだよっ!!」と言う・・・
見てた人、多分全員、「いやいや、君たち元々何も着てないし。」と、つっこんでたに違いない(爆)

あ、でもって予告で、「幕が上がる」を見たのですが・・・
ももいろクローバーZの青春映画!『幕が上がる』予告編

ああっ、あれは岳鉄っ!?
と、思ったら、やはり岳南鉄道がロケ地なんだそうです。
なんか最近、アイドルと縁がありますね、岳鉄!
まぁ、見ないけどな、これは(爆)
コメント
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