УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

最近読んだ本

2015-02-09 14:39:15 | 日記
今日は、風が強くて寒いです~。
でも、梅の花が気づいたら咲いてましたよ。
で、最近図書館で借りて読んだ本です。


「カルト宗教」取材したらこうだった
フリーのジャーナリストとして、各種のカルト宗教に実際に体当たり取材をしかけてみたり・・・とかという話なんですが、結構「意外」という点が多かったような気もします。
まぁ、カルトとは言え、ある程度知名度があって信者数も多い宗教のとこが多いので、想像していたよりオープンでフレンドリーだったり、とかとか。
しかし、それは「彼らの教義に逆らわない限り」という注釈が付くらしい。
そこで、少しでも、彼らの教祖様とか教義とかに、批判や疑問を突きつけりすると、激変して、訴訟で脅したりとか、いろいろ常軌を逸した行動に出られかねない・・・という、危うさを感じた本でございましたな。
この危うしに近寄らないのが一番、見ないふりをするのが一番・・・なんだろうけど、でも知りたい、みたい!
でも、危ない事はしたくないし、面倒にはなりたくない・・・という、庶民に代わって、いろいろ探ってくれている本でございました。
面白かったのは、彼らが脅しをかける手口が大体どこも似通っているあたりとか、それに対する対処法まで書いてある・・・と言っても、だからそれを実行しようとも思わないけどね~。
こういうカルトによる被害とかに関しては、実際のところはかなり悲惨な事になってるとは思いますが、この本ではあまりそういう面には触れておりません。
どちらかというと、カルト宗教の面白さ(ツッコミ的意味で)とかを描く面が多いかな?とも思います。
それを不謹慎って取る人も多いかもしれませんが。
でも、大手のカルト系宗教をちゃんと実名出してやってるところはスゴイ、とも思います。
統●教会とか、幸●の科学とか・・・
ついつい、伏字にしちゃいますが^_^;この本では、しっかり実名出してます。
宗教ってうと、やはり警戒心あるし、特にカルト宗教、実生活ではあまり縁が無い・・・ように思えたりもしますが、手を変え品を変え、姿を変えて結構身近にあったりするケースもあるので、臭いものには蓋的に見て見ぬふりをするだけでなく、彼らの手口を情報として得ておく意味でも、読んでいいかもね~と思います。
特に、大学生とか就職活動とかの年齢層の人々には、こういった情報が必要だとも思いますね~。
そういう層って狙われやすいし、捕まるととことん食い尽くされちゃうような年代だからさ。


トニー流幸せを栽培する方法
わーい、トニーさんとさおりさんの本だよぉ~。
この本は、トニーさんのエッセイがメインです。
「あなたのトニー度診断」っていうコーナーがあって、私のトニー度は60%から70%くらいでした。
・・・まぁ、普通か(笑)
まぁ、「幸せになる方法論」的本であるんだけど、私は個人的にベストセラーになったりとかする、そーいう手の本に感じるのは、まず「胡散臭い」って事ですな(爆)
でも、この本はトニーさん流だからねぇ、と思って読んだけど、読んでよかったなぁ、と思う。
幸せは、感じ方の見方で変わる的な面からが多くて、それがすぐ、読んだその場でその直後から実行できちゃいそうな事で。
「朝、いつもより30分早く起きて散歩をしてみましょう♪」とかって書かれていると、まぁ、それは確かに実行してみれば気持ちいいし、ダラダラ寝てるよりは幸せな気分になれるかしれない、けど、多分その30分早く起きて・・・は長続きしない(爆←まぁ、私に限りかもしれんが)
そうすると、今度はその反動で「あー、やっぱり私は意思が弱くてダメなんだ・・・」と、逆方向に働くんだろうけど、この本はそういう「実行」よりも、自分の視点の転換なんで、すぐその場で無理なく(?)出来るところがいいのです。
とはいうものの、私も結構トニー度があるので(爆)すでに、その方向で考えてます、っていうところの方が多かったので、新たな発見っ!ってほどでもないけど、やはりこういう考え方する人もいるんだし、この方が精神安定上いいよね、っていう再確認というか、同志を得た感じです(爆)
「嫌い」ではなく「好きではない」である、とかって言うのも、なるほど~と思った。
嫌いだとそれで全てをシャットダウン的になりがちだけど、「好きじゃない」なら、好きなところもあるかも・・・?無かったら、それほどイヤじゃないところもあるのかも?という方向でも見られる。
そーいや、エスペラント語も、「好き」の反対が「嫌い」じゃなくて、好きに否定の冒頭頭をつけると「好きじゃない」→嫌い、と同じ意味になるんだね~とかと思い出したり。、
同様に「若い」に、否定つけると「若くない」=「年寄り」になる、という^_^;
小学校の国語の試験なら、これは×なんだろうけど、考え方としては覚える単語がその分減るし、いいかも~、と思ったりもしたな(笑)
トニーさんの本読むと、エスペラント語をもうちょい勉強せねばな~と思う・・・は、思う^_^;;
すーっと読めて、読んだ後は素敵な気分になってるよ~、この本。
縁起物に大金払うよりも、この本読む方が効果あるよ、多分(爆)


大阪のおばちゃんコレクション
大阪のおばちゃん、と言えば・・・
「ヒョウ柄」「値切る」「飴ちゃん」・・・っていう感じかなぁ?エネルギッシュ、一人ぼけつっこみとか、お節介とかね~。
そのおばちゃんのイメージというかファッション、ヘアスタイル、持ち物とか、いかにも!を、より突き詰めた感じの本です。
しかし、よく読んでみると・・・
「女性から『恥ずかしい』の感情をなくせば、誰でも『大阪のおばちゃん』になる」というのに、なるほど~と思ったりしてね。
女性=おかん、なんだよね、多分・・・
と、大阪のおばちゃんがマイナスイメージから、これもありじゃない?という目で見られる本というかね。
というか、今の日本ってわりと「空気を読む」的なのが強くて、それはそれで必要かもしれないけど、その分、なんかうやむや感というか、閉塞感もあると思うのだ。
他人の顔色を常に伺い、自分の意思や価値観よりも、周囲に合わせる・・・これが必要な時もあるけど、それ一辺倒でもいいのか?
それを、この大阪のおばちゃんのように、「言いたい事は、はっきり言う」「人を区別しない」「価値観をはっきりさせる」とかっていう方向にも、もうちょっとシフトすれば、日本も、もう少し元気になるんじゃないかな?とも思ったりしてね~。
私の両親は、実は「大阪人は嫌い」と、昔から断言していた人で(すみませーんm(_)m)
その理由は、やはり、値切ったりするのが見苦しい、セコい、という事らしかったです。
まぁ、実際のところ、大阪の人に直接イヤな目にあわされたっていうよりも、「大阪」のステレオタイプに踊らされてるタイプだと思うんだけどね(父は静岡人、母は東京人で、その両親に育てられた私ですが、実のところ、別段大阪行っても、大阪人に接ってもそれほど「イヤ」な思いをしたことは無いのであった)
でも、これ読むと、値切る=ケチじゃないんですよ、まぁそりゃ安く買えた方がうれしいけど、それだけじゃなくて、値切ることにより生じる会話と交渉、これがいい!んだと思う。
売り手と買い手でのコミュニケーション、これがあるっていうのが「値切る」行為だと思うのだね~。
という感じで、大阪のステレオタイプを別の面から見直すこともできる本だと思いました。
大阪に行って、こっそりナマの大阪おばちゃんを観察したくなる本です。
コメント
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