下田富士から降りてきて、駅で黒船うどんを食べた後は、そのまま駅のすぐ近くの「下田ロープウェイ」に向かいました。
このロープウェイは、寝姿山という標高400ｍくらいの山頂あたりの展望台につながるロープウェイで、この展望台から下田市街や、海と伊豆七島とかも見る事ができる絶景スポットなんですね～。
こんな感じの風景が見えます。
伊豆七島、大島、新島、利島あたりまでよく見えました。
で、寝姿山という名前は、この山全体を遠景から見ると、女性が寝ている姿に見えるそうなんですね～。
実際に上の方にいると、全く判らんのですが。
で、海に向かって眺めがいいだけあって、まさしく歴史が動いた！という幕末時代、ここに、黒船を警戒するための見張り場もあったそうです。
こちらは、当時のアメリカ軍の船に搭載されていた大砲だそうな。
なんか、パイカリ（パイレーツ・オブ・カリビアン）みたいだねぇ・・・
山頂には、展望台だけでなく、遊歩道もあって愛染明王を祀ったお堂があるので、パワースポットっていうよりも完全にカップル向け・・・^_^;
日本初の商業写真家であった下岡連杖の記念館もあります。
クラシックカメラとかの展示みたいなんだけど、入場料別で、入口にどどーんとウェディングドレスみたいなのとかあって、
「これを着て写真を撮れます!!」とかって、もう完全にデート向け!!^_^;って感じで、入りにくくて入らなかったよぉ～^_^;;
こちらは、ヒレ長錦鯉。
ニシキゴイと、インドネシアに生息しているヒレナガゴイを交配させた、ヒレの長いニシキゴイ、なんだそうな～。
でも、水温低くて寒いのか皆、固まって水の底でした。
まぁ、そう言われてみれば、普通のより尾びれとか胸びれ長いですね～。
で、普通ロープウェイというと、付き物なのが、説明してくれるガイドのお姉さん・・・なんですが、このロープウェイにはそのガイドさんがいない!!
なんと、セルフロープウェイっ!?っていう感じで、時間になって入口が開くと、それぞれ自分で向かって無人のゴンドラに乗り込んで、そして説明はテープっていうか録音音声でございました・・・
あちこちで、それなりにロープウェイ乗ったけど、ガイドさんのナマ説明じゃない方が少ない気がするなぁ～。
でも、まあいいんですよ、私がこのロープウェイに乗った目的は、決して「絶景と縁結びの名所！」という、このロープウェイ本来の目的(?)のためではないのですから。
私の目的はただ、一つ・・・
この写真を撮るためだっ!!!
そう！これです。
このお城の全景を撮りたいがために、ロープウェイに乗ったのでありました(爆)
このお城は、下田城美術館。
知る人ぞ知る、摩訶不思議な珍スポの一つでございます。
下田城という名前ですが、歴史上で実際にあった下田城とは縁も縁もないらしいです。
これは、元々は1965年に作られた観光用のお城なんだそうです。
最初は、下田縁の「唐人お吉」関連の展示とかをやっていたそうだが、その後は経営者の交代とかにより「宇宙摩訶不思議隕石」路線に変換した美術館になったそうです。
が、お城の建物の老朽化が進み、現在は休館中でございます。
で、上から見るだけではなくて、実際に下(?)からも近づけるので、行ってみました。
ロープウェイ駅の横方面の上り坂をしばらく登り続けると・・・
あ、ありました、ありましたっ!!!
煽りで見ても、なかなか立派なお城でございます。
駐車場の看板です。
うーむ、このデジャブー感・・・
あ、そうだ、筑波のガマランドっ!!
きっと、開館していた頃も、あんな感じであったのだろう・・・
以前は、ここに大きな隕石があったらしいです。
遠目から見ると、立派なお城ですが、よくよく見ると、屋根等かなり傷んでいるようです。
現在は、駐車所も含めて立ち入り禁止です。
横に建物があって、そこに管理人さんがお住まいようでした。
でもって、下田って、というか伊豆半島って、実は、その筋では別名「廃墟半島」と呼ばれているそうな。
主にバブル期とかに続々作られた別荘とか、ホテルとか、研修所とかそういうのが景気が悪くなって、経営困難で閉鎖、そしてそれを解体して新しい何かを作るほどのメリットもなく、という感じでそのまま放置、⇒廃墟化、という建築物がとても多いそうです。
というのを聞いたせいか、先日、お昼のTV番組で、熱海の超高級ホテル、お客の満足度も最高評価！という小高い山の上にあるホテルの特集みたいので、一泊お一人様５万円から～♪みたいなヤツ、っていうのを見て、ついつい・・・
「あー、これはいい廃墟になりそうだねぇ～」という目で見てしまう私でありました^_^;
で、歩いて行ける範囲にある、こちらにも行ってみました。
ちょっと高台にある、元巨大ホテル、下田Gホテル。
入口は、閉鎖されていおりますが、探せば内部の画像とかも出てくるので興味ある方は検索してみてください。
私は、そこまでいかないので外見見てきただけです。
この螺旋階段とか、いい感じだなぁ・・・アート的には。
別の角度から。
売り物件、という事は、ここを買えば、毎日廃墟入り放題、探検放題!!っていう感じですが、まぁそう簡単に買える値段でもないだろう、いくら廃墟でも。
しかし、真面目にこれを買うとしたら、まずこの廃墟を解体して、そこから始まるわけだから、かなりお金かかるだろうねぇ・・・
高台にあるので、きっとオーシャンビュー！とかで、当時は売ってたのかもしれませんねぇ～・・・
旅行の形態が大きく昭和時代と現在では変わったのだろうなぁ・・・
行きに「にゃらん列車」とすれ違いましたが、現在伊豆急では、にゃらんとタイアップしてまして、伊豆急の何箇所かの駅に、にゃらんスタンプがあるそうな～。
これは、下田バージョン・・・うう、全種類集めに行くか（爆）
職場へのお土産用に買ったキューピーサブレ。
いわゆるお土産屋さんじゃなくて、通りすがりに地元のお菓子屋さん（ホントは飴屋さんらしい）の窓に、
「キューピーサブレ」ってあったので、「ええ？マヨネーズ味のサブレっ!?」と、つい飛び込んでしまったが（笑）本当は、っていうか普通に考えても「キューピー形のサブレ」という意味でした^_^;
で、職場では「頭から食べるか、足から食べるか？」というたい焼き論争みたいなのが勃発したりして（笑）
私は、頭からガブっと行く派です。
帰りは熱海から新幹線だったが、「あつお」（熱海のゆるキャラ）お菓子売ってたよ～!!
