УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

下田富士に登ってきました

2015-12-06 21:06:14 | ハイキング&ウォーキング
今日は、下田まで行ってきました。
しかし、下田って遠いわ~!!
乗り換えとかも入れて、静岡から3時間くらいはかかるのだ!同じ県内でも。
静岡発から3時間だと新幹線で行けば大阪余裕!っていう感じだもんなあ~。
で、面白い(?)事に、静岡市からだと、下田まで行くという経路は「新幹線で静岡→熱海、在来線で熱海→下田」が一番早そうに思えたんだが、調べてみたら「すべて在来線で静岡→熱海→下田」でも、ほとんど所要時間が変わらなかったのであった^_^;
うーむ・・・熱海ってやはり新幹線でもこだまメインだから、それほど新幹線の時短的なメリットって無いのかもなぁ~。
で、伊豆急下田線で下田に向かう途中、駅ですれ違った列車が「にゃらん列車」だったーっ!!!


伊豆急とタイアップしているらしい!
にゃらんポスターも各種あって、あー、これポストカードにならんかなあっ!!と、切に願いました・・・


下田駅には、子アカウミガメの駅長がいた!
が、やはりタマ駅長ほどのインパクトには欠けるなあ・・・
水槽に、駅長の帽子のシールが貼ってあって、上手い事いけばちょうどウミガメの頭に帽子が!のように見えるという、
なかなか涙ぐましい演出であった。

で、今回なんで下田に行ったのか?っていうと、先日見てきました映画、「先生と迷い猫」、これに出てきていたおにぎり山!に一目ぼれっ!!


この山が、下田にあるって知ったので、登りに行ってきた!というわけです。
この山は、「下田富士」標高は190m弱。
山自体が、富士山と同じく「神」であり、山頂には浅間神社があります。
駅から、すぐという感じだったので、とりあえずそれらしき山を探してみました。


あー、たぶんこれだなぁ~。
でも、やはり近くで見ると、そんなに三角じゃなくて普通に(?)小山みたいな感じでした。
で、たぶんどこかに上り口があるんろうなあ~と、グルグル山の裾野を回ってみるが・・・ないなぁ、上れそうな所。。。
仕方なく、スマホで調べてみたら、なんと私は反対回りをしていて、どんどん上り口から離れていっていた状態でございました、ちゃんと下調べをしましょう!という教訓話でございます^_^;
でもまぁ、下田の町歩きにもなったしさ~。
で、反対回りをしたおかげで(?)その近くの稲荷神社を発見。
民家の裏の急な石段を登っていったら・・・


あ!確かにおにぎり山だっ!と、分かったのでありました。


稲荷神社だけど、キツネも狛犬もいなかった。
古そうな石仏とかお墓っぽいのがあっただけでした。


で、また元来た道を戻って、無事上り口を発見。


浅間神社の参道でもあるので、入り口には鳥居が。
そして、狛犬もいたよぉ~っ




台座の文字が磨り減っていて、正確なところは不明だけど、分類的には江戸後期タイプの狛犬でした。


下田富士の伝説が書かれておりました。
下田富士は、いわゆる富士山の姉であったけど、美しい妹と比べられるのが嫌で、隠れようとしてどんどん身を縮めていった。
妹は、姉を恋しがり、背伸びをして姉の姿を探したが、そうすればするほど、姉は身を小さくして隠れようとした。
なので、富士山は日本一高い山となり、姉の下田富士はこんなに小っちゃいんだよ~、という話らしいです。
というわけで、この下田富士も富士山と同じく「女性」なんですな。


石仏の横には、亀の子たわしがお供えしてあった?
いや、お供えっていうよりも「これで擦ってきれいにしてくれ」という事なのであろう。


まずは、この狭くて急な石段を登って行きます。
すると、こんな看板が・・・


「お参りは自己責任で!!」と、なんともすごい看板です!


と、山道になりました。
しかし、正直なところ、結構なめてたんだよね、この下田富士。
だって、180mくらいしかないし、「裏山」的な感じでさ~。
靴もスニーカーで行ったし、特に「山登り」的用意も全然ナイ状態で。
が、かなり結構、本格的な山でございましたよ!
すいません、舐めてて!!という感じ。
なんつうか、確かに標高が低いから時間はかからないんだけど、その道すがらの感じは普通に山登り!っていう感じ。
単に山登りの時間が短縮しただけで、内容的には立派に山登りレベル!という感じでございました。


途中からの、街の眺め。




ここから先は女人禁制の印と、お堂。
富士山も昔は女人禁制で、女性は登ることが出来なかったのと同じく、この下田富士もそうだったらしい。
山の神様が女性だから、同じ女性がやってくると嫉妬でお怒りになる!っていうのは同じなんでしょうね~。
しかし、正直、「女性差別だっ!!」的に思うよりも、当時は・・・
「あー、ここまでで十分、疲れちゃたし。これ以上行くの大変だからちょうどよかったよかった。」
と、いう感じだったのではないだろうか?実際のところ・・・と、思ったりする^_^;
だって、当時は着物に草履かなんかで、道も今よりももっと整備されていなくて歩きにくかっただろうしさ~。
実は、男性でも「ここまででオレも本当はいいんだけど・・・」と、思いつつも仕方なく先まで登った人もいるのであろう!と、思う。


結構、急斜面で、ロープのところもあった。


別方向を眺めてみました。


頂上、着きました!!
麓から、大体15分くらい。
途中で2,3人とすれ違ったけど、皆スタンツは「山登り」という感じでしたな~。
トレーニングで登る人もいそうな気がする。




灯篭とかは、江戸末期の奉納。


昔、ここにあったモチの木に、ペリーと共に来日した水兵さん(?)が刻んだ文字があったらしい。
観光地の「○○参上!」とかっていうノリだったのであろう~。
しかし、まぁ、当時、遠く離れた東の果てまでやってきた、たぶん一般の下っ端兵士か雑役さんかなんかだったのかな?
上のお偉いさん、ペリーとかだったら、公式に「これこれこうした、ああした」って記録が残っているけど、そういう下っ端の一般の兵士とかは全然歴史上の記録には残らないわけでして。
でも、そういう彼らも、この地の果ての日本にやってきて、この下田富士に登って・・・
「オレは来たぜ!」的記録を残したかったのだろうな~。
あ、もしかして、私がこうやってブログ書いているのも、自分の記録を残すためであって、彼らと同じかもなあ、と感慨深く思ったりしました。
で、頂上には小さな本堂があるだけで、展望もあまりなく、それほど長居するところでもなさそうです。
お参りをして、お賽銭して、下山する事に・・・


しかし、こーいう道って、大体上りよりも下りの方が大変なんだよなぁ~・・・
大体、遭難事故も上りよりも下山時に起きるわけだし・・・とかと思いながら、へっぴり腰で降りました。
だって、狭いうえに滑りそうで怖いんだよぉ~!!


地層が見えます。
こういうのを見ると、山って地球の表面=地面が隆起した物なんだなぁ、私は今、地球の上にいるんだなぁ、と実感したりします。
しかし、滑る・・・怖い・・・


紅葉はイマイチ。
で、上りよりも下りの方が時間がかかったような気がしながら、再び駅まで戻ります。


お昼時なので、駅の立ち食いそば屋(実際は座って食べるところがあるが)で、黒船うどんっていうやつを頼んでみた。


ようするに、アオサうどん、という感じ。
で、うどんかそばか?と聞かれて、「うどん」と答えたんだが、出来上がりを見たら、あれ?そば?っていう感じでした。
この麺の太さが・・・
でも、食べてみたらあんまりソバ粉っぽくはない、けど、なんかうどん=小麦粉っていう感じでもなく・・・うーむ??
そうだ、また、今度はソバで注文してみれば分かるかも?と、思ったりしてね~。


こちらは、寝姿山のロープウエイから見た、下田富士。
この方角からだと、きれいな三角には見えなくて、一辺がかなり長い感じ。
この底辺の一番張っているあたりが、たぶん上り口だったんじゃないか?と思う。


というわけで(?)下田富士の版画絵葉書を買いました~
で、映画に出てきたきれいな三角山+港の光景はどうやら、下田公園から眺めた景色みたいです。
今回は、時間がなくてその下田公園およびその先にある下田の水族館にいけなかったので、また行ってみたいと思います。


下田マンホールの蓋。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする