今日は、かなり暖かったので、遠くの山に雪があるのが見えてたのもすっかり消えてしまってました。
で、昨日だったか、キューバのカストロ元議長死去!のニュースが!!
なんか、歴史の本で知ってる人っていうか、伝説の人っという感じで、あまり現実に今現在生きている人(いや、もう亡くなったわけだけど)っていうイメージがあんまり無かったは無かったんですがねぇ。
しかし、ジャージがあれだけ似合う一国の指導者っていうのもあんまりいないであろう。
数年前に、チェ・ゲバラ映画化が続いたけど、これからはフィデロ・カストロの映画を作りそう・・・あ、だけどハリウッドだとやりにくいかな?
で、今日は静岡県立美術館に行ってきました。
今、やってるのはこれです
再発見!ニッポンの立体、というわけで、主に立体作品を取り扱っております。
立体の美術作品って言えば、=彫刻、ってなりそうですが、今回は彫刻だけではなくっていうよりも彫刻は少数派かな?
これが芸術?美術館で展示するもの?っていうのも含めて、いろいろな立体が集まっておりました。
まずは「縁起物」系。
七福神や招き猫、狛犬も!
浅間神社から、キンキラ狛犬も来てました。
あー、最近見かけないなぁ、と思ったらこんなところに(?)
ゆるキャラというかご当地キャラも「立体」として取り上げられていまして、なんと今川さんが!!
おぉ、他にもキャラが沢山いるのに、なぜに今川さん?
思うに、制作とかデザイン意図がはっきりしているから、かあるいは非公認だから「県立美術館」として取り上げるのに、どこかの「市の(公認)キャラ」だと贔屓だ!と言われそうだから?あるいはギャラの問題か?
家●くんとかだと著作権とかでがっぽりやられそう(爆)とかさ~と、いろいろ黒い想像をするのでありました。
他には、静岡だからふじっぴーもいたけど、なんでも「富士山」モチーフにしたゆるキャラって静岡県と山梨県にしかいないそうですね。
富士山=日本のもの、っていう視点からは別に他都道府県でもいいわけなんだろうけど、そこはやはり「富士山騒動」に巻き込まれるのがいやだったのかもしれんね~^_^;
あ、食品見本なんかも日本を代表する立体作品、って事でありました。
フィギュアなんかもそーいう観点からかありましたよ。
3Dを2Dにしたというのがイラスト、それを3Dに戻すという具合に単純にはいかないところがフィギュアの面白さであり、大変さだ、というところだそうです。
伝統工芸もわりとあって、芸術よりも工芸品っていうのが多いかなぁ、今回は。
でも、では芸術作品と工芸品ってどこか違うのか?芸術家と熟練職人との差は?とかと考えると、実はあまり無いんじゃないかな?とも思ったりして。
独創性を求められるのが芸術家で、伝統を継承するのが工芸家なのかなぁ??
で、今回も解説機械を借りて聞きながら回ってみました。
説明の声は静岡出身の声優さん、という事で、「●●の◎◎の声とか、▼▼の△△の声とかを演ってる・・・」と自己紹介があったが、いやぁ、最近のアニメ全然知らんからキャラ名はもちろん作品名もわからんよ^_^;
でも、今回の解説はわりと薄めだったなぁ~、さらにいかにもアニメキャラっぽい喋りも少し違和感でした。
「きゃー、トカゲ!こっちこないでっ!!」みたいないかにもアニメ!って感じの声と内容とかはいらん、と思った。
もちろん、声出してる本人じゃなくて脚本というか解説書いてる人の問題だろうけどね。
で、丁度学芸員さんの解説でまわるトークギャラリーがあったので参加してみたけど、こっちの方が数倍ためになったというか。
「どうしてこういう取り合わせにしたのか・」とか「どうしてこういう順番でこれを並べて展示したのか?」とか、作品に対してはもちろん、展示に関する意図が聞けてためになったなぁ、という感じ。
しかし、内容のわりには観客の年齢層が結構高いのが少し意外でした。
あ、子供達ファミリー層は静岡市美術館のジブリ展に行ってるのかもね。
どちらかと言うと、現代作品が多かったですが、縄文土偶とかもありました。
芹沢けい介コレクションからの出品も沢山あったのがさすが地元静岡!と感じたりもする。
あ、あとクロヒョウの焼き物(?)もあったんですが、ちゃんと豹模様があった!(クロヒョウって真っ黒に一見みえるけど、実はよく見ると黒地に黒くヒョウ模様が入っているのだ)とかというあたりでも感動したのでありました。
一つ一つの作品に「ほぉぉ~」と、感心のため息が漏れるような感じの展示でしたねぇ。