おっさん座りのぼたんちゃん
今更なんですが、「シン・ゴジラ」のサントラ買ったんですよ。
うーん、これ聞にゃ白ご飯三杯はイケるぜっ!!って感じですね。
でもって、今日は県立美術館に蜷川実花展を見に行ってきました。
説明するまでもなく、雑誌とかCMとかで彼女撮影の写真をみかけた事がほぼ必ずある!っていうくらいの独特の「あ、この人の写真だ!」ってすぐ判るような、そういった写真家さんですな。
と、書きつつも私はあんまり本当は彼女の写真に惹かれるというほどでもなく、それに「どうせ芸能人の写真ばかりだろ?」って感じであまり見に行く気もなかったんですが、
「ニャエラ」の表紙の写真を撮ったのが彼女だと言うんで、ちょっと見に行こうかな?という気になったのだ。
ぬこ、恐るべし・・・
映画ねこあつめで主役(?)を勤めるちゃはちさん役のシナモン君。
この写真は、そうでもないんだけど・・・
入場して最初のコーナーだけは写真撮影可でした。
キノコ~っ!!
という感じで、見ての通りで彼女の写真の特徴は「ビビット」という事ですな。
色彩豊か、明度と彩度を高くした感じの写真。
コントラストが強い感じで、よく言えば(?)ビビット悪く言えば「毒々しい」って感じかな?
いや、悪い意味じゃなくてね。
写真といってもかなり、加工が入ってる感じ、前もってかなり計画的にセットとか小道具とか作ってスタジオで撮影してデジタル加工、って感じの写真ですね。
後半に、そういった感じの有名人の写真が大量にあるけど、まあ私は芸能人とかに疎いのでほとんど知らない人で皆同じに見える^_^;;っていうかね。
大体、こういった芸能人の写真って芸能人が主で撮影者は裏方的イメージがあるけど、彼女の写真の場合は逆ですな。
芸能人は写真にとっての一部分、素材である、って感じで。
花を使ってる写真が多いけど、確かに色彩の豊かさであり、一種の奇形っぽい感じを出す(大体観賞用として人の手で品種改良された花々だからね)のにはいいのかもね。
でも、そういったカラーだけでなくモノクロの写真もあったりしました。
しかし、さすが人気だね~、デートみたいな感じの若者が結構来てました。
で、人が多いのとその色彩に圧倒されて疲れちゃったなぁ~と、いつもなら二巡するんだけど今日は一回回っていいにしてしまいました~。
体力、気力がないと負けちゃうわ、って感じでした。
こういうの見ると「カシャカシャビジネス」みたいに「あなたが撮った写真が簡単にお金になります」みたいな事ぬかしてる輩には「写真舐めるな~っ!!!!」って言ってやりたくなりますね。
まぁ、私はどちらかというともっと「素」的な写真の方が好みだけどね。