昨日見てきたよ~
映画『ドリーム』予告A
この映画、確か最初は「私たちのアポロ計画」って邦題の予定だったんだけど、「どこがアポロ計画やねん!アポロじゃなくてマーキュリー計画の話やろっ!!!」って外部からツッコミが入り、結局「ドリーム」という無難っていうかありふれてるっていうか、まぁそーいう題名になったそうで。
原題は「HIDDEN FIGURES」
隠された形、っていうようなことだけど、この意味は「隠されている外見による差別」っていうようなことを言いたいんだそうで。
外見、っていうのはメイン主人公がいずれも黒人女性である、っていう事に由来する有色人種の差別、そして女性に対する差別。
映画の舞台は1960年代なんだけど、それでもいまだに「白色人種用」「有色人種用」ってトイレやバスの座席とかを分けてるところがあったんだねっ!!まだ!!
戦前の話だと思ってた、そーいうの。
どうやら、表向きに「アメリカ合衆国」としては人種差別は撤廃した事にされて法律も整備されてるんだけど、各州単位ではまだそれを認めている州もあったそうで。
主人公たちはNASA勤務で、世界最先端の華型職場!って思うけど、そういうのが公然と残っているっていうのに驚くけど、でも当時は別にそれは不思議ではなかったんだろうねぇ。
で、マーキュリー計画っていうと当時ソ連と冷戦で軍拡競争と宇宙開発計画をアメリカやってたわけでして、マーキュリー計画は有人宇宙船計画で後のアポロにつながってくわけで、宇宙飛行士の方は有名だけどそれを影で支えていたこういう女性たちがいた事は知らなかったですねぇ。
しかし、数学の才能のある人って羨ましいっ!!!^_^;;
当時のリアルな映像、JFKの映像もいいけどなんっていってもソ連のスプートニクとかライカ犬とかのナマ映像が見られたのがすごく嬉しかったですよ!
ガガーリンも出てたよっ!!!!
ロシアの各都市には必ず1つや2つはガガーリンの名前がついた施設やら通りやらがあるのだ。
これはユジノサハリンスク(樺太)のガガーリン公園の像。
今から見ると、宇宙開発計画が即核戦争につながるわけではなかったんだけど、当時はまじめにすごい脅威だったんだろうなぁ~・・・
しかし、思うに、今の常識とか当たり前がいつでも不変で通用するわけじゃないんだなぁ、と再認識しました。
先日、某TV局の番組の保毛尾田保毛男とか当時は全く問題なく公然と放送されていたわけですしね。
実際にLGBTである人の当時と今と総数が変わったか?って事ではなく、声をあげる人がいたかいないか?の違いだけだと思うんだよねぇ~。
声を上げる事で「差別」に気づくというか。
この映画も白人女性、キルスティン・ダンストがやや嫌味な白人エリート女性で出てくるけど彼女も観客からみれば有色人種である主人公たちを差別してるんだけど本人には自覚は無くて「偏見はないわよ」って言うような。
でも、あるよね、これって、って思った。
自覚が無くてもやってるって今での自分たちでも十分あるよなぁ、確かに、気づいてないだけでさ。
でも、その白人彼女も「女性」って事でハンデを負ってるという面もあり・・・
しかし一番恐ろしいのは、いまだに人種差別ってアメリカで大手を振ってるって事ですよなぁ。
オバマが大統領になった時も画期的ではあったんだけど、その反動が今トランプになってるとも考えられるわけですしねぇ。
なかなか根の深い問題みたいですな。
映画『ドリーム』予告A
この映画、確か最初は「私たちのアポロ計画」って邦題の予定だったんだけど、「どこがアポロ計画やねん!アポロじゃなくてマーキュリー計画の話やろっ!!!」って外部からツッコミが入り、結局「ドリーム」という無難っていうかありふれてるっていうか、まぁそーいう題名になったそうで。
原題は「HIDDEN FIGURES」
隠された形、っていうようなことだけど、この意味は「隠されている外見による差別」っていうようなことを言いたいんだそうで。
外見、っていうのはメイン主人公がいずれも黒人女性である、っていう事に由来する有色人種の差別、そして女性に対する差別。
映画の舞台は1960年代なんだけど、それでもいまだに「白色人種用」「有色人種用」ってトイレやバスの座席とかを分けてるところがあったんだねっ!!まだ!!
戦前の話だと思ってた、そーいうの。
どうやら、表向きに「アメリカ合衆国」としては人種差別は撤廃した事にされて法律も整備されてるんだけど、各州単位ではまだそれを認めている州もあったそうで。
主人公たちはNASA勤務で、世界最先端の華型職場!って思うけど、そういうのが公然と残っているっていうのに驚くけど、でも当時は別にそれは不思議ではなかったんだろうねぇ。
で、マーキュリー計画っていうと当時ソ連と冷戦で軍拡競争と宇宙開発計画をアメリカやってたわけでして、マーキュリー計画は有人宇宙船計画で後のアポロにつながってくわけで、宇宙飛行士の方は有名だけどそれを影で支えていたこういう女性たちがいた事は知らなかったですねぇ。
しかし、数学の才能のある人って羨ましいっ!!!^_^;;
当時のリアルな映像、JFKの映像もいいけどなんっていってもソ連のスプートニクとかライカ犬とかのナマ映像が見られたのがすごく嬉しかったですよ!
ガガーリンも出てたよっ!!!!
ロシアの各都市には必ず1つや2つはガガーリンの名前がついた施設やら通りやらがあるのだ。
これはユジノサハリンスク(樺太)のガガーリン公園の像。
今から見ると、宇宙開発計画が即核戦争につながるわけではなかったんだけど、当時はまじめにすごい脅威だったんだろうなぁ~・・・
しかし、思うに、今の常識とか当たり前がいつでも不変で通用するわけじゃないんだなぁ、と再認識しました。
先日、某TV局の番組の保毛尾田保毛男とか当時は全く問題なく公然と放送されていたわけですしね。
実際にLGBTである人の当時と今と総数が変わったか?って事ではなく、声をあげる人がいたかいないか?の違いだけだと思うんだよねぇ~。
声を上げる事で「差別」に気づくというか。
この映画も白人女性、キルスティン・ダンストがやや嫌味な白人エリート女性で出てくるけど彼女も観客からみれば有色人種である主人公たちを差別してるんだけど本人には自覚は無くて「偏見はないわよ」って言うような。
でも、あるよね、これって、って思った。
自覚が無くてもやってるって今での自分たちでも十分あるよなぁ、確かに、気づいてないだけでさ。
でも、その白人彼女も「女性」って事でハンデを負ってるという面もあり・・・
しかし一番恐ろしいのは、いまだに人種差別ってアメリカで大手を振ってるって事ですよなぁ。
オバマが大統領になった時も画期的ではあったんだけど、その反動が今トランプになってるとも考えられるわけですしねぇ。
なかなか根の深い問題みたいですな。