今日は、ちょい久しぶりに西ケ谷温泉に行きました。
温泉って湯冷めしないねー。
いや、でも銭湯でもわりと湯冷めしないような気も。
お湯の質と言うより、量の関係かなあー?
で、行く途中に目に付いたのが・・
コケの壁〜!
コンクリのほぼ垂直の壁にコケが張り付いてコケ壁に。
この写真には、三種かな?
ハイゴケ、ホソウリゴケ、ギンゴケ。
私は綺麗な花が咲く植物より、モフモフしてる植物の方が好きなんで、こーいうのがたまらん!です。
で、今、ホソウリゴケとハイゴケは自宅で育ててるんだけど、ギンゴケはそう言えばまだでした!
ってわけで、少しコケ壁からいただいてきました。
ギンゴケは、薄緑色でこれは葉先が透明だから白っぽく銀色っぽくみえるからだそうで。
あ、ホッキョクグマとかハオルチアと似てるかもね。
性格(?)はとにかく丈夫!と言うか、劣悪環境下でもしぶとく生き延びる!
富士山山頂にも生えてるらしいし、南極にも生えてるらしい。
しかし、環境には強くても多分種間競争には弱いのかなあー?とも思う。
コケには環境良さそうな山とかでは全然見かけない、あくまでコンクリジャングルに生きるアーバン派って感じですな。
たまたま今日読んだネットコラムで、『戦国武将で最強なのは?』と言うのがあって、最強とは難しい、それぞれに長けた面があり、全て強い!はありえない、があえて総合力で考えたら信玄かなあ?と言う話でありました。
そうそう、ギンゴケも劣悪環境には強いが対植物同士での生存競争では弱い(多分)
だから、植物にとってのよい環境下で他植物と争うのではなく、他植物が生存に不向きな環境下でその環境を独占する事で生きていく戦略を取ったわけだ。
思うに人間でも、勝ち負け決められる場面があるがそれが全てではなく、別の競技と言うか場面では勝ち負けが逆転する事もあるわけだ。
運動会で、勝ち負けで子供達が傷つくからと駆けっこを無くす、皆で手を繋いでゴール!があるらしい。
私も足が遅い方なんで、確かに駆けっこは嫌いであったから、短期間の視点で見たら確かに一等もビリも無い方式の方が楽だと思う。
だが、人間も生物である以上、いつでも何かしら競争は避けられないわけだ。
その時に、その一時の勝ち負けではなく、それがダメなら私はこれで勝負出来る!的な別の道がある事を子供の頃に教えてもらえたら良かったなあ、と思いました。
まあ、自分で大人になってから気づけるからいいけどさ。
子供ってわりと、競争の選択肢が少ないし、視点も狭いから運動出来ないから私はダメ、勉強出来ないからダメ、ってそれだけで自分を自分で狭めちゃうし、周囲もそういう目で評価するし。
多様性と言うか、それがダメなら別の手で、的な柔軟な考え方が出来たら、もっと楽に人生楽しめそうだなあ、と脈絡なく思ったりして。
と言うわけで、明日ギンゴケ植えてみよう。