УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『ヴェノム』

2018-11-16 21:36:43 | 映画
寒くなってきましたなー。
チャリ乗る時に、素手ではちょっと寒くなってきたので手袋買いました。
お、という事はそろそろ『片手袋』の季節ですな。

で、今日はこれ観てきました。

『ヴェノム』予告編 3 (2018年)


スパイダーマンシリーズの悪役を主役にした、いや悪役というより敵役か?なんですが、実は知らない^_^;;
まあ、今回スパイダーマンは直接は関係ないけどね。

最初見終わった時は、『うしおととら』をやりたかったけど・・って映画なんかと思ったが、もっと的確なのがありました。
『寄生獣』だよ、多分これがやりたかったのって、と思ったのは私だけか?
確か『寄生獣』って、ハリウッドで映画化の話があったよーな?と思ったが、今調べたら、ロードオブザリングとかホビットのニューラインシネマが映画化権を買ったんだけど、結局映画化されなかったそーで。
で、その後邦画で造られた・・
と、なるとこーれはおそらく『邦キチ!映子さん』で紹介されり路線だな!と、偏見(爆)

映画『寄生獣』予告編

予告見た感じでは、そこそこイケてたのか??

で、ヴェノムの方ですが・・
元々が悪役、化け物である存在を主役にする、化け物的な外見であっても観客の共感をそれなりに得たい、つうのはわかるが、かなり難しかったとは思う。
この映画、細かいって言えば細かいお約束をかなりおざなりにしてるんだよねー、たしかに難しかったとは思うが。
しかし、そう言う細かいとこをある程度しっかり隠してはいても推測は出来る範囲で作り込まないと、適当なご都合主義な嘘くさい話になるんだよねー。
大きな一つの嘘を信じさせるためには、小さな30の嘘を積み重ねておかねばならない、ってなんかの映画にありましたが、このヴェノムはその小さな嘘(=フィクション)をおざなりにしているので、大きな嘘(=映画全体)に説得力がない。
難しかしいのはわかるが。。
私が『シンゴジ』を高く評価してるのは、ゴジラと言う大きな嘘を現代社会に放り込ませるために、小さな無数の嘘を徹底的にしっかり作り込んでるところ。
だからこそ、ゴジラが都会に出現する意義や意味が見えてくる、んだけどこのヴェノムにはそのあたりが致命的に欠けてるんで、見てる最中も常にご都合主義的展開だなー、って冷めちゃうんだよね。
まあ、金かけてアクションや映像は作ってるけど、だから?って感じ?
スパイダーマンシリーズに思い入れがあり、知識も深ければ違うのだろうけどねー。

で、ヴェノムって言ってみれば黒スパイダーマン的位置づけらしいが、私的には蜘蛛つうより両生類的な印象だったねー。
コメント
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