TBSのバラエティ番組で、やらせがバレて打ち切り？というニュース。
我が家にはTVが無いんで基本的にはTVは見ていない。
が、やらせの内容が爬虫類ハンターが・・と書かれていたんでもしかしたら？と思ったら、やはり静大の加藤先生だった🐍
すごく面白くてためになったし、楽しい講義で、加藤先生の爬虫類に対する熱意と愛を大いに感じた講義でありました。
その後、先生の著作を読んだりもしてました。
今回のは海外で珍しい爬虫類を捕獲する、その爬虫類が野生の個体ではなくあらかじめ現地で入手したのをいかにもそこに生息している個体みたいな感じで捕獲するのを撮影して放送していたらしい。
で、加藤先生にはその事は伝えていなくて、先生も騙された的な報告してますな。
で、実際の撮影スケジュールとかみたらメキシコロケ4日のみ・・
そりゃー無理だわ、4日で珍しい野生個体を10種近く捕まえるなんてねー。
動物園とか現地のマニアとかのとこで見せてもらうならまだしも。
あくまで私の個人的な直感としては、もちろん私は番組見てないから憶測なんだが、加藤先生がそのいわゆる「やらせ」を全く知らない、つう事は無いんじゃないかと思う。
現地で限られた予算で限られた時間で必死で「いい画・望まれる画」を撮ろうとしている顔見知りにもなったスタッフ達と一緒にいると、少しは「まあまあ・・」って感じになると思うんだなあ〜。
これが学術的な調査だったら絶対そんなことはやらないだろうけど、バラエティ番組で視聴者を喜ばせ楽しせる娯楽としての演出の一端ならそれに乗っちゃうのもあるんじゃないかなー？
川口浩探検隊を知ってる私としては^_^;;バラエティのレポ番組が全てリアル事実であるなんて元々信じてないしねー。
余談だが、私の父は川口浩探検隊は真実だと信じている・・^_^;;;
でもさ、例え一見事実、真実のみを放映してるようなニュース報道でも、実際は作り手側からの視点が入るから必ずそこにはバイアスが加えられているわけだし、同じ事でも切り口やどこを取り上げるか、またその取り上げ方のテクニックで見る側に与えるインパクトや印象は変わるイコール作り手側が操作出来る、ってわけで。
だからこそ、メディアを読み解くメディアリテラシー能力が必要とされるわけで。
今回のはまあ白黒で言えば確かに黒！だろうけど、あんまりやらせ許さない、嘘許さない！じゃなくて嘘あるいは巧妙に隠されている事柄を嗅ぎ分ける能力は必要かと思いました。
とりあえず、静大とかは処分とか言う話は無いみたいだから良かったが、見る側もあまりにいい話、泣ける話、とか自分達の望む都合の良い話ばかりを望むのもどうかな？と思うよ。
余命○ヶ月の花嫁、とかビリギャルだってやらせといえばやらせだが全てが作り事、嘘でもなく。
世の中に出回っている話も、何かしら悪意はなくてもより面白くわかりやすくするために何かしらの人為的操作が加えられてるもんなんでしょうね。
