УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

【Meet to the DOGU】福島県立博物館

2019-09-30 23:22:00 | 土偶・縄文・考古学
明日から消費税上がりますね。
今日ドラッグストア行ったら、長蛇の列で!
おー、みんなちゃんと値上がり前に買いだめするのか!
しかし、私はキリギリス体質なんで計画性とか先を見越して買うとか出来なくて、欲しい物必要な物はその時に買う人なんで、普通にネコメシしか買わなかったなあ。
あ、銭湯が400円から430円に値上がり・・(T-T)

で、福島県立博物館に行きました。


会津若松市の城のすぐ横にあります。
ただ今、企画展で「どうぶつの考古学」をやってました。

動物モチーフの遺物をメインにした展示で、可愛いしとっつきやすいよね考古学としても、とか思うもののそれほど期待してなかったら・・

いきなりこれ!ですよ、これ!
頭に小鳥乗せたシュール系埴輪!
なんかさくらももこの世界のような・・
一部撮影可能でしたが、結構その可能な品がいいんだよねー。





まずはイノシシ。
縄文前期はイノシシが多い。
まあ、これはわかるよねー、獲物として身近な動物だし、子沢山なところも縁起良いしね。



中期になると、ヘビが増えてくる。
八ヶ岳系は圧倒的にヘビ多かったもんなあ。
ヘビは脱皮するから死滅と再生を繰り返す神秘な存在と見られてたのかもねー。
庶民派イノシシからちょっと高嶺の花系ヘビに流行が変わったのか?
その後は、イヌやサルがわずかに出てきて、北方ではクマが増えてくる。
弥生に入るとシカが出てきて、古墳に入るともっと種類が増え、ウマや鳥も作られるようになる・・

が、大まかな流れだが、そこは主流を外れたのもあるわけで。

ムササビ?の埴輪。
ムササビは今のところこれしかないそうな。



これは蝙蝠?って言われているが??


シカの角を削り、オオカミ?の顔が彫られています。なんかアメリカのキャラっぽい。
で、そーいやウサギいなかったなあ。カメはいた。
ウサギ、わりと身近な動物だったと思うが。
やはり、耳が壊れやすくて残りにくいのかも。
で、この企画展チラシ・・

何故かネコ。
ネコって考古学部門ではあまり出てこない動物で。
どちらかと言うと、平安時代以降の文学とかに登場する方が多いし。
なのに何故にネコ?
世間はネコブームだからネコ出せばふらふら釣られてくる私みたいなヤツが多いから?と、思いきや・・

あ!こ、これはっ!
山梨県立博物館で見た、古墳時代のネコ肉球付き須恵器!!
なんと、撮影可!!
あ、ありがとうございまーす(TT)←感涙・・

肉球スタンプバッチリ!
そして、さらに衝撃の一品が!

これ!これですよ!
な、何、これっ!って思わず叫びそうになりました!
これはその名も「ネコ形の土製品」
郡山市で発掘された縄文時代のものらしい。
縄文時代にはイエネコがいた証拠はまだないけど、ヤマネコはいたらしいが・・
なんかホントに縄文?って気も^_^;;
だって、明らかになんか感覚が現代的なんだもん!
イノシシとかクマとかの他縄文作品と作風が明らかに違う!
なんかだれかこっそり作って、遺跡に埋めたんじゃない?って疑いたくなるよーな品だよなあ。


これだけスクープ級の凄さなのに、今までどの縄文本や写真集でも見た事ないし・・
目鼻描いたら、まるっきしキテ○ちゃんだよなあ〜。
と、謎は深まるばかりです・・

常設展の土偶

確か、ヒラメ姫・・




ただ今群馬に出張中のハート型土偶のレプリカ。
ストレッチ土偶も!
明記されてないから、これもレプリカ??


人のお墓に一緒に埋められいた犬。
と、かなり充実してました。
コメント
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