なんかGW最終日は荒れ模様ですなー。
なんとか無事に帰り着けそうです。
で、4.5年ぶりくらいに、井戸尻考古館に行きましたー。
中央本線の信濃境駅(山梨と長野の境って意味かなー?)から歩いていくんですが、駅から出た途端に、
れいわポスターがででーん!と。
今まで気づいてなかったが、外にこんなのが!
縄文人達がこういう石から石器とか作ったんだよー、と。
青い点が、縄文時代の村の跡とか遺跡が見つかった場所。井戸尻文化圏、とも呼ばれるそうな。
なんかJR中央線沿いにあるような?
今も昔も、人々にとって便利な場所は共通しているのか、はたまた、たまたま列車通すために工事をしたから見つかったから、なのか??
多分後者かなあ??
静岡にもポツンと一箇所だけ。
身延線沿いだなー、ここも。
で、井戸尻考古館は50周年を迎えるそうで、移転新装開店?予定だそうです。
なんと、この考古館、遺跡の真上に建ってるそうで!
って事は、50年間再調査されてないってわけでもあり。
遺跡は一回調査したらお終い、全て解決!ってわけでなく、時代と共に学説が変わったり新しい調査法が出来たりするからねー。
とは言え、まだ先みたいだけど。
なんか、ナイトメア・ビフォア・クリスマスのジャックみたい!
なんかメキシカンな香炉?
ここで一、ニを争うような土偶。
私の推しはこちらの羊っぽい土偶。
50年の歴史を感じさせる解説版
新しく作り直したのもあるが、パソコンで打ち出した文書でも独特の井戸尻フォント?のまま、ってのがいいよねー。
丸石、もしかして子生まれ石みたいなモジュールかも?
中に化石が入ってるかもなー。
ってのがありまして、って事は・・
今、ここで地震があったら土偶に守ってもらえるのねー、とぽーっと妄想に走るのでありました。
井戸尻考古館が他の考古系博物館と異なるのは、創始者が単に学術的な遺物としてではなく、その物に縄文人の精神性を深く投影している点で、日本だと古事記、また各国の神話や伝説を縄文土器や土偶の紋様や形を関連づけて独自の説を解説しているところ。
心や精神的なものは、当時は文字ないし想像するしかなく、学者的にはかなり仮説すぎて、居酒屋談義ならともかく正式に主張するのは逡巡するとこだと思うが、そこを井戸尻は吹っ切って、仮説でもそれは一つの説であり、間違いと決まってるわけでもなく、複数の想像説の一つでもあるし、可能性はゼロじゃない、と堂々出してるとこがいいんだよねー。
ちょっと前に、土偶を読む、って本が話題になりまして、普通定説では土偶は女性、とくに妊娠中の女性を模っている説がセオリーだが、土偶を読むの作者はそれは間違いで、土偶は植物を擬人化したもの?的論を展開し、少数派どころか他に誰も言ってない説を「私だけが土偶の真実を解明したのだ!」的に主張していて、一見、井戸尻路線に似てる?とも思わなくもないが、大いに違うのは、井戸尻はあくまで様々な縄文を研究した上での仮説の一つだが、土偶を読むはシロートの思いつきワンアイデアで展開、アイデアが先でそれに土偶をむりやり当てはめた、ってとこが天地の差なんだよねー。
隣に郷土資料館もあり、民具展示的なのが多いが、ジップロック(じゃないかな?)は使える!
という事例www
地元の鉱物展示も
磁石がくっつくよー、と実演が微笑ましい。
アンケート・感想は縄文土器にIN!
備え付けのボールペンがお手製・始祖の女神土偶ボールペン。
新しくなったら必ず、また行きます!
つうか移設前に後一回くらいはまた行きたい。