УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

平出遺跡に行ってきました

2024-05-08 22:28:34 | 土偶・縄文・考古学
GWは長野の塩尻市に行ってました。
塩尻市は松本市の近くです。
で、塩尻駅からわりと近くに平出遺跡があるんですよー。
GWってどこも混雑してるんですが、遺跡は空いてる(爆)
考古系博物館もよっぽどなんか無い限りは空いてる(爆)

ですが、遺跡ってわりとこういうお休み時にイベント開催されてる事も多く、平出遺跡でもお祭りみたいのやってましてキッチンカーがたくさん来てました。


ずんだシェイク
ただ、大体遺跡って場所は広いんでイベント目当てで人が来てても全然混み感は無いのでした。


ガイダンス館、あんまり資料館的なのは無いかなー。
遺跡から出土した遺物とかは、歩いて15分くらいのとこにある平出博物館で展示されてるので、ここにあるのは家屋の復元メインかな?
この遺跡の面白いとこは、縄文時代から平安時代までの民家の跡地が発掘されている事。
それだけ長い間、この地に人々が住み続けていたわけだねー。


こちらは縄文時代の家の復元、いくつかは中に入れます。

中央には炉の跡が。

中から壁?を見るとこんな感じで、保温性は結構ありそう。


で、普通?な縄文村とその横には廃棄された村の復元もある。

床部分というか、地面には壊れた土器なんかのカケラを敷き詰めていたらしい。
最初、この遺跡が発掘された時は、こんな感じだったのかもねー。


こちらは古墳時代の家。
多少サイズが大きくなり、上部分に明かり取りか換気のための部分があったりするが、基本は縄文と同じ竪穴式。
高床式倉庫もあり、豪族が食べ物とかの保存に使っていたらしい。


中央ではなく、奥まった部分に竈門っぽいものが。



こちらは平安時代。
形のバリエーションの差はあれど、やはり竪穴式なんですねー。
平安時代っていえば源氏物語絵巻みたいに、十二単で板敷の渡り廊下みたいので部屋が繋がっていて、一段高い寝台とか御簾とか、ってイメージだが、あれはやはり貴族の特権階級の館であり、庶民はまだ竪穴式住居だったんだねー。



これ、なんか昔話の挿絵にありそうな。


立石。
この石は家の中にあった、というか、この石を囲うように家を作ったらしい。
住むため、というより祭り事のためかもしれませんねー。
尖石遺跡を思い出しました。

【Meet to the DOGUU】茅野市尖石縄文考古館・1 - УРАЧКА!!

10連休最終日。お天気はイマイチなしぞーかです。GW初めに行ってきました、長野県茅野市。ここには、国宝土偶5体のうちの2体がいます。2/5ですよー!ってわけで、茅野はかな...

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イベントは火おこしとか矢を射るとか、いかにも遺跡!って感じの親子向けイベントやってましたが、その中に縄文土器持ってみよう!コーナーも。
縄文土器の破片を触ってみよう!は、時々あるが、こんなほぼ完品なレプリカではなく本物縄文土器を触る、ではなく持ち上げて抱っこ?していいらしい、が、みんな落としたら怖い、と遠くから眺めてるだけでした。
私はスリスリだけしてきたよー。
コメント
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