帰宅途中で、神社のお祭りに遭遇。
生太鼓で、盆踊りをしてました。
ところで、先日読んだ本で、この盆踊りのそもそもの由来というか意味について書かれていたのですが、お祭りとかの賑やかな雰囲気につられてやってくる「招かれざる神様」とか、霊魂とか、そーいった類を、「祭りだ、祭りだ~♪」と皆で踊って、踊らせて、楽しい気分にさせつつ何気に場所を移動して、郊外の道の辻とかまで連れ出してそこで置いてくる、というのがそもそもの役割なんだそうだ(笑)
招かれざる者を、エクソシストのように消滅させるのではなく、そこそこもてなして、なぁなぁと良い気分にさせて、帰っていただくのが日本式なんだそうだ(笑)
で、今日も、講義を聞きに行ってきましたが、今日は「聖徳太子」の話。
聖徳太子というと、偉人の第一人者(?)という感じで、律令政治の基礎を築いた人という事ですが、実際は昔昔の話なので、どの程度事実かは不明だそうで。
他の人の功績も、彼の行いである、という風に神格化されていた面もだいぶあったとか。
うーむ、それにしても、「日出天」(日出ずる処の天子)に、そーいう話があったなぁ、とか懐かしく思い出したりして。
久々に読みたくなったなぁ~(全巻確か持っていたハズだ~)
作者の山岸良子氏が、連載当時は結構「聖徳太子のイメージを汚す」と言われそうで心配していた、という話も聞いた覚えがありますが、こうやって振り返ると、十分そういった想像(妄想?/笑)を入れるだけのあるキャラなんだなぁ~と思ったりして。
その後は、映画勉強会の皆様と映画鑑賞会。
見て来たのは、ジュリア・ロバーツ主演の「食べて、祈って、恋をして」です。
ジュリア・ロバーツ新作映画『食べて、祈って、恋をして』予告編
・・・しかし、これ実話が元らしいけど・・・^_^;
こういった「自分探しの旅」で、メインターゲットをある程度の大人女性と仮定しているとはいえ、これだけ感情移入しにくい、というか理解不能なヒロインにしちゃうところがなんとも理解に苦しむというか(笑)
いや、これは私が庶民だからで、もっとセレブな立場の女性ならば、ヒロインの心情とかに理解できるのか???
というような感じ。
30代で、作家として本も出して、優しい旦那と郊外の家で優雅に暮らすヒロイン、だが心は空虚で、突発的に離婚しちゃうんだけど、まずこの時点で、彼女よりも旦那の方にほとんどの人は共感するであろう(笑)っていうところからして、映画としてマズいと思うのだが・・・
そして、その後は売れない若手俳優(ジェームズ・ブランコだぁ~!!)と同棲するも、しばらくすると飽きちゃったのか、彼も捨ててついに自分探しの旅で海外へ。
まずイタリアで数カ月、食いまくり、その後はインドで瞑想、最後はバリでラブラブ、という展開・・・-_-;;
そもそも、そーいう訳のわからんヒロインに「自分探しの旅」とかって言われても、「勝手にすれば?」としか言えないところがどーもねぇ・・・
ただ、各地の風景とか、食事シーンとかは巧く撮っているので、「観光旅行映画」としてならOKかと思います。
「ジュリア・ロバーツ世界の旅」という感じで(笑)
途中、そーいったスピリチュアル系なセリフもあるんだけど、どうにもこうにも、主人公が主人公なので、そーいうのも空虚に感じる・・・
まぁ完全に女性向きとは思いますが、鑑賞後の男性陣の感想も大体私と同じでした(笑)
「セックスインザシティ」も好み外では?以前聞いたっけ?
頭使わなくて楽に見られる映画だけど三十路もすぎて(四十路か?)それでいいのかな?ってヒロインたちですよね。
まあ楽天的な所は羨ましいつうか見習いたい。
「セックスインザシティ」は見てないけど、まーそれがそういうタイプかはわからん。
「トワイライト」シリーズは、確実にそーだろうと思うので、全然見ていませんが(笑)
ただ、こちらの「食べて・・・」の主人公に、自己投影できる人っていうのはかなり限られていると思います。
というか、出来る人はかなりヤバいと思います(爆)