今日は5月19日、今日は何の日?って言いますと、桶狭間の戦いがあった日イコール今川義元公の命日!なんですね。
彼の首が埋葬されている臨済寺と胴体が埋葬されている愛知豊川のお寺とが初の合同供養祭をしたそうな。
数年前までは静岡では公には供養祭的な事やってなかったから随分と進歩だよねー。
で、本日はこんなイベントが。
今川さんもお出迎え!
開演15分くらい前に行ったら満席!?ひぃー!って思ったら、封鎖していた座席を急遽解放してくれて座れました・・
主催側もまさかこんなに人来るとは思ってなかったらしい。
観客は男性65%女性35%くらいかねー?
やはり年齢層高めで、後ろから見てると地肌率高め^_^;;
しかし、高齢めだがわりと元気な男性ってキャップ被ってる率高い?しかも室内でも脱がない人多い。
なんでだろーか??
まあ、まずは、春風亭昇太師匠によるビデオメッセージ。
師匠は大河で今川義元演じてた訳ですが「セリフ少なーい!」だそうで。
で、小和田先生による今川義元像のお話。
おー、生・小和田先生だー!
今川義元の治世、外交能力などかなりの指導者・政治家としての能力があった人物である事を説得力ある語りで熱弁。
もし今川一族がそのまま駿府・静岡を支配してたら今頃どうなっていたんでしょうかねー?
・・あんまり変わらないような気もする。
しかし、私の斜め前の年配男性は鼾かいて寝てました^_^;;
そして、大河の女城主直虎脚本家・森下佳子先生と小和田先生と司会者とのトークセッション。
大河と言うか歴史ドラマの作り方とか、時代考証やセリフの監修の話。
私は直虎見てないからあんまり語れませんが、今川一族の描き方、家康くんの描き方など、生身の人間としてありだなあー、と言う描き方の方を従来の史実からなどのイメージよりも優先させた、とかとか。
で、次の大河は明智光秀主役だから、いずれは今川義元主役で!と、皆で妄想大河ドラマ合戦!
森下先生は、今川三代でドラマにしたらどうか?って言ってましたか、それ正解!だと思った。
ゴットファーザー三部作みたいな感じでいくのはどうでしょうかねー?
で、石田三成大河もどーでしょうか?
で、今川氏真は蹴鞠上手で有名なんで、静岡がサッカー盛んなのはその影響では?つう話も。
・・今、エスパルス最下位だけどねー^_^;;
まあ、静岡人って新し物好きだけどすぐあきるしね。
で、なんとJR静岡駅前に今川義元像建てる計画あるとか!
家康君像はそのへんに(笑)3つもあるのに、今川像ないんだよねー、愛知にはあるみたいだが。
しかし、これでポケストップまたはingressのポータルが一つ増えるよなあ、とまず思った私でありました^_^;;
その後は、小学生による歌と劇。
うーむ、なんかいいねぇ、なんかお父さんお母さんが写真や動画撮りに情熱を注ぎたくなる気持ちがわかるよー。
セリフに詰まると「そこは、た、武田だよ、武田!」とか心の中で代弁したくなるのでありました。
でも、子どものうちから地元の有名人に触れとくのは良い事だよ。
特に世間的にややよろしくないイメージで固められつつある人物に対してはねー。
田沼意次とか忠臣蔵の吉良殿とかさ。
最後は今川さんも登場し、第三バージョンに進化(?)しました。
第1バージョン
第2バージョン
第3バージョン(公式ツイッターより)
第2と第3の違い、わかりますか?
答えは「涙が無くなった!」です。
今までは、世間の誤解・公家かぶれの軟弱な武将、油断していて信長にまんまと殺られた、などのおまぬけキャラ的扱いで涙を浮かべてましたが、この度、今川公復権!で、遂に誤解を解き真の偉大な姿を世に知らしめるのぢゃー!
つうわけで、涙は乾いたのであります。
で、市長も現れ「今川義元公、大好き!」宣言を会場内全員で叫び、お開きとなりました。
今後は静岡市だけに限らず、今川家は静岡県全般にあちこち所縁があるからそのあたりで近隣市町村と一緒に盛り上げていきたいですねー。
藤枝市なんか乗ってくれそうな気がするが、どうでしょーか??