兎角この世はやり難い:
菅首相の表情:
何処かのニュースショーだったかで菅義偉氏が官房長官だった頃の絵が出た。その表情の明るさと現在の「内閣総理大臣」としての重さと暗さと沈み込んだ状態との落差に、あらためて驚かされた。私はこれまでにも何度か「その人物が高い地位に就くと何時の間にかそれに相応しい顔付きになってくるものだ」と指摘してきた。そして、後難を恐れて言えば「菅首相は中々総理大臣としての顔に変わってきていない」と見ていた。
私は菅義偉氏が総理大臣に就任されると知った時から「現在の我が国が置かれている難しい状況は、誰が就任しても簡単に良い方向に一気に持って行けるとは思えない。敢えて火中の栗を拾いに出られたからには、それ相当の覚悟があっての事だろう」と思っていた。ところが、事態は一向に改善されず、対コロナウイルス制圧策にしても苦難の道を歩んでおられるようだし、ワクチンにしても河野太郎氏を敢えて担当に任命せざるを得ないほど、西村康稔大臣も田村憲久厚労大臣の動きにはご不満だったようだ。そこにあろうことか森氏の舌禍事件への対応も批判される始末だった。
私もそろそろ菅首相の批判的な事を言い出そうかと考えるようになってきていた。だが、あの官房長官時代の現在とは比較にならないほど明るい表情を見て「菅首相が如何に苦心惨憺しておられるのか」と感じ取ったのだった。敢えてこの時期に名乗りを上げて飛び込んでこられたのだろうから、官房長官時代の表情に戻す為には、国会議員の大臣たちを頼りにされるのではなく「自助」で道を切り開かれる事を旨とされたら如何だろうか。
ドナルド・トランプ氏のように公衆の面前で踊ってみせるような明るさを菅氏に求めようとは思わないが、せめて表情だけでも明るくして頂きたいものだと思った次第。
橋本聖子新組織委員会長:
以下はは飽くまでも運動選手というか、元はと言えば一流の選手たちに見られる傾向を論じているのだとお断りしておく。私は「元運動選手の端くれ」として言うのだが「世間は元の大選手や名手が、その競技種目以外の分野においても有能だろうとは限らない。故に元有名選手だった方々を協会の主要な役員に起用して成功しなかった例が多い」と指摘して、世間乃至はマスコミに誤解があると指摘して来た。その分野で長い年月訓練を続け研鑽を積んできた間に、実社会の風に当たる機会が少なかったのではないかと危惧していると意味。実務の世界に触れる事がなかったのではと危惧しているのだ。
橋本聖子さんは既に野党から「国会議員を辞職せずに会長の職を遂行して、果たして議員としての職務を果たせるのか。IOCが唱える中立性を守れるのか」と批判されて自民党は離党した。ところが、追及の手は会長の手当200万円/月を得れば、歳費との二重取りだとも言われ出した。野党は言いたい事を言って責めてくるのは当たり前だが、橋本さんの動きは後手後手である恨みが残る。「政界の父」と仰ぐ森喜朗氏の後継者であるのだから、会長として如何にあるべきかの指導をお願いしてあったのかと言いたくなってしまう。「だから、選手上がりは」と言われないように振る舞って欲しい。
景気診断:
がらりと話題を変えよう。私は高齢者らしく朝の目覚めは早く、通常は4時過ぎには着替えてニュースを見ている。そして、勤め人だった頃に時計替わりに聞いていた習慣でテレ朝の「グッドモーニング」を流している。そこには、近頃気になっているテレビコマーシャルが幾つかあるのだ。そのスポンサー様たちは「この程度も商品をこうまで頻繁にCMを流せるほど利益が上がるものなのだろうか。この会社はそこまでの余裕があるのだろうか」と奇異に感じている。それらの会社は和服の買い取り業者だったり、シャワーで水を霧状に出せるヘッドのメーカーだったりするのだ。
それらの会社以外にも多くの法律事務所が「無料で過払い金を取り戻す相談に無料で乗ります」と、かなり派手なCMを打っているのも「そう言う時代か」と思って眺めてきた。だが、偶々居合わせた息子に「どういう事か」と語りかけてみれば「そんな事が解らないのか。簡単な事だ。景気はウイルスの感染が止まらない事もあって悪化したので、スポンサー様を中々確保できないのだ。その結果として、早朝の広告代が比較的安い時間帯にあのようなスポンサーを発掘したのだろう。要するに景気の問題だ」と解説してくれた。
菅首相の表情:
何処かのニュースショーだったかで菅義偉氏が官房長官だった頃の絵が出た。その表情の明るさと現在の「内閣総理大臣」としての重さと暗さと沈み込んだ状態との落差に、あらためて驚かされた。私はこれまでにも何度か「その人物が高い地位に就くと何時の間にかそれに相応しい顔付きになってくるものだ」と指摘してきた。そして、後難を恐れて言えば「菅首相は中々総理大臣としての顔に変わってきていない」と見ていた。
私は菅義偉氏が総理大臣に就任されると知った時から「現在の我が国が置かれている難しい状況は、誰が就任しても簡単に良い方向に一気に持って行けるとは思えない。敢えて火中の栗を拾いに出られたからには、それ相当の覚悟があっての事だろう」と思っていた。ところが、事態は一向に改善されず、対コロナウイルス制圧策にしても苦難の道を歩んでおられるようだし、ワクチンにしても河野太郎氏を敢えて担当に任命せざるを得ないほど、西村康稔大臣も田村憲久厚労大臣の動きにはご不満だったようだ。そこにあろうことか森氏の舌禍事件への対応も批判される始末だった。
私もそろそろ菅首相の批判的な事を言い出そうかと考えるようになってきていた。だが、あの官房長官時代の現在とは比較にならないほど明るい表情を見て「菅首相が如何に苦心惨憺しておられるのか」と感じ取ったのだった。敢えてこの時期に名乗りを上げて飛び込んでこられたのだろうから、官房長官時代の表情に戻す為には、国会議員の大臣たちを頼りにされるのではなく「自助」で道を切り開かれる事を旨とされたら如何だろうか。
ドナルド・トランプ氏のように公衆の面前で踊ってみせるような明るさを菅氏に求めようとは思わないが、せめて表情だけでも明るくして頂きたいものだと思った次第。
橋本聖子新組織委員会長:
以下はは飽くまでも運動選手というか、元はと言えば一流の選手たちに見られる傾向を論じているのだとお断りしておく。私は「元運動選手の端くれ」として言うのだが「世間は元の大選手や名手が、その競技種目以外の分野においても有能だろうとは限らない。故に元有名選手だった方々を協会の主要な役員に起用して成功しなかった例が多い」と指摘して、世間乃至はマスコミに誤解があると指摘して来た。その分野で長い年月訓練を続け研鑽を積んできた間に、実社会の風に当たる機会が少なかったのではないかと危惧していると意味。実務の世界に触れる事がなかったのではと危惧しているのだ。
橋本聖子さんは既に野党から「国会議員を辞職せずに会長の職を遂行して、果たして議員としての職務を果たせるのか。IOCが唱える中立性を守れるのか」と批判されて自民党は離党した。ところが、追及の手は会長の手当200万円/月を得れば、歳費との二重取りだとも言われ出した。野党は言いたい事を言って責めてくるのは当たり前だが、橋本さんの動きは後手後手である恨みが残る。「政界の父」と仰ぐ森喜朗氏の後継者であるのだから、会長として如何にあるべきかの指導をお願いしてあったのかと言いたくなってしまう。「だから、選手上がりは」と言われないように振る舞って欲しい。
景気診断:
がらりと話題を変えよう。私は高齢者らしく朝の目覚めは早く、通常は4時過ぎには着替えてニュースを見ている。そして、勤め人だった頃に時計替わりに聞いていた習慣でテレ朝の「グッドモーニング」を流している。そこには、近頃気になっているテレビコマーシャルが幾つかあるのだ。そのスポンサー様たちは「この程度も商品をこうまで頻繁にCMを流せるほど利益が上がるものなのだろうか。この会社はそこまでの余裕があるのだろうか」と奇異に感じている。それらの会社は和服の買い取り業者だったり、シャワーで水を霧状に出せるヘッドのメーカーだったりするのだ。
それらの会社以外にも多くの法律事務所が「無料で過払い金を取り戻す相談に無料で乗ります」と、かなり派手なCMを打っているのも「そう言う時代か」と思って眺めてきた。だが、偶々居合わせた息子に「どういう事か」と語りかけてみれば「そんな事が解らないのか。簡単な事だ。景気はウイルスの感染が止まらない事もあって悪化したので、スポンサー様を中々確保できないのだ。その結果として、早朝の広告代が比較的安い時間帯にあのようなスポンサーを発掘したのだろう。要するに景気の問題だ」と解説してくれた。