現金でのお支払いは出来ません:
同じ事を2回も掲載しますが、先ほどは「その2」とする前にクリックしていました。粗忽でした。
一昨日のことになってしまったが、通院の帰りに新大久保駅前でバスを降りて、週刊誌でも買って帰ろうかと後ろを振り向くと、1年ほど前に新装なった(奇妙なカタカナ語にすれば「リニュウアルオープンされた」とでもなるか)駅舎の中に、今度は売店が開設されたのが見えた。てっきり従前の売店かと思って近付けば、見出しのような掲示がされていたのだった。「ヤレヤレ」と思って中も見ずに引き返したのだった。確認はしなかったが店員さんはいないようだった。
恐らくスイカであるとかパスモの類いをスマートフォンに落とし込むか、所謂電子マネー式のものでお支払いをと言う方式で、人件費も節約になっているのだろう。当方はパスモは持っているが、憎き新型コロナウイルスの流行以来、殆どJRにも私鉄にも乗らないので、チャージはしていないのだ。スイカも持っているが、パスモばかり使っている間に無効になってしまったので「最寄りの駅である新宿か高田馬場のみどりの窓口で再度手続きをして有効にして下さい」と言われてしまった。という事は、新大久保駅には売店は出来たが、みどりの窓口はないという事らしい。
以前から「時代はスマートフォンによる包囲網が縦横無尽に張り巡らされ始めて、旧式の(誰が言い出したかも知らない「ガラパゴス携帯」などと言う下卑た名称は採らない)二つ折りの携帯電話の所有者にとっては、誠に意地が悪い時代になったものだ」と言ってきた。そのうちに、間違いなく「ワクチン接種証明書」か「パスポート」の類いは、スマートフォンに装備されるようになるだろう。と同時に「こうすることによって、貴重な天然資源を消耗する紙類も節約できる」と謳って。
言いたくはあるが、これも「ほぼ間違いなく見当違いの世迷い言だ」と敢えて言っておこう。世間では屡々「我が国は資源小国」などと卑下する傾向が見られるのも遺憾だ。我らが紙パルプの原料になる針葉樹や広葉樹は、確かに我が国には潤沢にあるとは言えない。故に、当方が在職中にはウッドチップも製紙用パルプも、特に針葉樹ものは、大いに輸入に依存していた。我がW社などはその我が国向けの輸出の巨頭だった。言いたい事は「我が国で消費されている紙・板紙類の原料は、アメリカを始めとする海外の森林資源に依存していたのだ」という事。
ここから先は解りやすくするために極端な表現を用いるが「我が国で環境問題論者が貴重だと指摘する紙・板紙類の節約は、何の事はない海外の余所の國の森林資源を節約しているのと同じではないのか」と言うこと。現在では多くの製紙会社は海外に自社林を開発して、そこからのウッドチップ類を持ち込んでおられるのだ。勿論、北海道その他の広葉樹林を自社で育成して原料にされることも続いている。
かく申す私は恥ずかしながら、W社の自社林や製材所やウッドチップを造る現場を見たことはあるが、我が国の森林地を訪れたことがないほど、一般人には縁がない業種だと思う。紙類の消費を節約すると言われる方々は、何処まで現場と我が国の製紙会社の現場を見ておられるのかと思ってしまう。一度でも良いから、ワシントン州とオレゴン州に行って、600万エーカー(1エーカーは約1,200坪)というW社の森林を見てくるが良い。何度も指摘したが、ヘリコプターで1時間ほども社有林に上を飛んでいたのだった。
新大久保駅の売店のことを語ろうと思って書き始めたのだったが、ついつい永年の鬱憤を晴らそうという気になってしまって、筆ではなかった、指が滑ってしまった。同じ日に馴染みの薬局でスコッテイの太巻きにした8本入りのトイレットペーパーの狙いは「これにより、包装に使うフィルムと巻メート数を増やす代わりに紙管を細くして紙が節約できるのだ」と解説された。
結構なことだと思うが、それによって節約されるプラスティックと紙の量はどれほどかと思わずにはいられなかった。でも、環境を保護して地球温暖化を防止する大義名分の前には、当方は世迷い言を言っているに過ぎないと反省しきりだった。つい先日も、世界の新聞用紙の需要の衰退振りを採り上げたが、世間様は何処まで紙類を虐げられる、失礼「節約される」でした、ご意向なのかとやるせない気分になった。
同じ事を2回も掲載しますが、先ほどは「その2」とする前にクリックしていました。粗忽でした。
一昨日のことになってしまったが、通院の帰りに新大久保駅前でバスを降りて、週刊誌でも買って帰ろうかと後ろを振り向くと、1年ほど前に新装なった(奇妙なカタカナ語にすれば「リニュウアルオープンされた」とでもなるか)駅舎の中に、今度は売店が開設されたのが見えた。てっきり従前の売店かと思って近付けば、見出しのような掲示がされていたのだった。「ヤレヤレ」と思って中も見ずに引き返したのだった。確認はしなかったが店員さんはいないようだった。
恐らくスイカであるとかパスモの類いをスマートフォンに落とし込むか、所謂電子マネー式のものでお支払いをと言う方式で、人件費も節約になっているのだろう。当方はパスモは持っているが、憎き新型コロナウイルスの流行以来、殆どJRにも私鉄にも乗らないので、チャージはしていないのだ。スイカも持っているが、パスモばかり使っている間に無効になってしまったので「最寄りの駅である新宿か高田馬場のみどりの窓口で再度手続きをして有効にして下さい」と言われてしまった。という事は、新大久保駅には売店は出来たが、みどりの窓口はないという事らしい。
以前から「時代はスマートフォンによる包囲網が縦横無尽に張り巡らされ始めて、旧式の(誰が言い出したかも知らない「ガラパゴス携帯」などと言う下卑た名称は採らない)二つ折りの携帯電話の所有者にとっては、誠に意地が悪い時代になったものだ」と言ってきた。そのうちに、間違いなく「ワクチン接種証明書」か「パスポート」の類いは、スマートフォンに装備されるようになるだろう。と同時に「こうすることによって、貴重な天然資源を消耗する紙類も節約できる」と謳って。
言いたくはあるが、これも「ほぼ間違いなく見当違いの世迷い言だ」と敢えて言っておこう。世間では屡々「我が国は資源小国」などと卑下する傾向が見られるのも遺憾だ。我らが紙パルプの原料になる針葉樹や広葉樹は、確かに我が国には潤沢にあるとは言えない。故に、当方が在職中にはウッドチップも製紙用パルプも、特に針葉樹ものは、大いに輸入に依存していた。我がW社などはその我が国向けの輸出の巨頭だった。言いたい事は「我が国で消費されている紙・板紙類の原料は、アメリカを始めとする海外の森林資源に依存していたのだ」という事。
ここから先は解りやすくするために極端な表現を用いるが「我が国で環境問題論者が貴重だと指摘する紙・板紙類の節約は、何の事はない海外の余所の國の森林資源を節約しているのと同じではないのか」と言うこと。現在では多くの製紙会社は海外に自社林を開発して、そこからのウッドチップ類を持ち込んでおられるのだ。勿論、北海道その他の広葉樹林を自社で育成して原料にされることも続いている。
かく申す私は恥ずかしながら、W社の自社林や製材所やウッドチップを造る現場を見たことはあるが、我が国の森林地を訪れたことがないほど、一般人には縁がない業種だと思う。紙類の消費を節約すると言われる方々は、何処まで現場と我が国の製紙会社の現場を見ておられるのかと思ってしまう。一度でも良いから、ワシントン州とオレゴン州に行って、600万エーカー(1エーカーは約1,200坪)というW社の森林を見てくるが良い。何度も指摘したが、ヘリコプターで1時間ほども社有林に上を飛んでいたのだった。
新大久保駅の売店のことを語ろうと思って書き始めたのだったが、ついつい永年の鬱憤を晴らそうという気になってしまって、筆ではなかった、指が滑ってしまった。同じ日に馴染みの薬局でスコッテイの太巻きにした8本入りのトイレットペーパーの狙いは「これにより、包装に使うフィルムと巻メート数を増やす代わりに紙管を細くして紙が節約できるのだ」と解説された。
結構なことだと思うが、それによって節約されるプラスティックと紙の量はどれほどかと思わずにはいられなかった。でも、環境を保護して地球温暖化を防止する大義名分の前には、当方は世迷い言を言っているに過ぎないと反省しきりだった。つい先日も、世界の新聞用紙の需要の衰退振りを採り上げたが、世間様は何処まで紙類を虐げられる、失礼「節約される」でした、ご意向なのかとやるせない気分になった。