メドヴェージェフ氏が大統領に選出されて、2日で丸一年を迎える。
政治学者らはその後の同氏の発言に付いて、(←フェージングの谷間→)
責任ある決定を取ることも出来る強い政治家であることを示したと評価
している。
昨年の3月2日に実施された大統領選挙でメドヴェージェフ氏は、有権
者の70%以上から票を集め当選した。
高い得票率に見られた支持率は現在も維持されている。
一年前の選出時、西側の学者もロシアの政治学者でさへも、彼が自立
した大統領にはなれないだろうと考えていた。
言われた仕事を事務的にこなす、記述大統領という言葉も生まれたくら
いだ。
前任者のプーチン氏と異なる政策を実行して初めて、国家元首と言える
という意見もあった。
しかし一年を経て専門家の多くは、メドヴェージェフ氏は非常に早く、自身
が自立した政治家であることを示したと述べている。
就任後新大統領はロシアがここ数年、味わってこなかった厳しい状況を
体験した。
グルジアの南オセチア侵攻、ロシアと西側との関係悪化、世界金融危機、
ウクライナとのガス紛争、これら4つの危機にあってメドヴェージェフ大統領
は熟達した政治家としての顔を覗かせた。
例えばカフカス危機、軍の最高司令官として紛争介入を決定した。
この他メドヴェージェフ氏の危機への対応に付いて、政治基金のニコノフ氏
は次の様に語っている。
「メドヴェージェ氏は現代ロシア外交の主任設計士だ。
それはCIS諸国との関係に付いても言える。大統領がCIS方面で進めている
のは、アメリカが第二次世界大戦後に西ヨーロッパを経済支援しながら関係
を強めた、マーシャルプランに似たものだ。
またEUとの関係にも彼の路線が現れている。厳しく同時に建設的という立場
を取ることだ。
人事、地方政策でも自立した政治勢力としての動きを見せている。
彼の部下達はすでに、国家機関や自治職で活動を始めている」
政治基金総裁のニコノフ氏は、この様にコメントしている。
この他の専門家の見方も紹介したいと思う。
効果政策基金のパブロフスキー総裁は、前任者で現在首相を務めるプーチン
氏との連携に付いて、効果が出ている経済危機で執行能力が判ったと述べて
いる。
一方で同氏はメドヴェージェフ大統領の最も大きな功績として、危機対策に終
わらず選挙公約を徹底して実行していることを挙げた。
また政治学者のオレキシン氏は、メドヴェージェフ氏はプーチン氏の影として政
権に就いたが、今やメドヴェージェフ氏本人として政策を実行しており、プーチ
ン2号などでは無い。
事務的なものではない、本当の国家元首となったとしている。
3月2日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル