ロシアのラブロフ外相と中国の楊潔チー(チーを漢字に変換できず)外相
は北朝鮮情勢が緊迫化していることを受けて、然るべき国々に安全保障
を損ねるような行動を自省するように呼びかけた。
3月10日に行われた両外相による電話会談では、全ての国が自制心と
平静さを発揮し、現在の状況の中で破滅的な結果を孕んだ、悪意ある発
言を止めることを支持する姿勢を明らかにした。
ロシアと中国の外交は北朝鮮に関する全ての論争の解決に対し、常に平
和的かつ政治的手段、つまり協議と対話によって解決する必要性を指摘
してきた。
これは特に核問題やミサイル開発計画のような、デリケートな問題の解決
に対する両国の立場だ。
最近、北朝鮮において高まりつつある緊張は、北朝鮮が人工衛星を発射
する決定を下したことに関連するものだ。
これに対する隣国の懸念は充分に理解できるものものだ。
宇宙に向けた衛星の発射自体は、あらゆる主権国家の国内問題だ。
しかし将来的に核弾頭を搭載する能力を持っている、長距離ミサイル打ち
上げ実験の裏に、別の隠された試みが行われてる場合に問題は別のもの
になってしまうのだ。
とは言えこのミサイル問題が様々な挑戦的な声明を出す理由にはならない。
韓国と日本は北朝鮮がミサイルを発射した直後に、このミサイルを迎撃する
という計画に付いて議論し始めた。
またそれと並行して韓国とアメリカは、北朝鮮が攻めてきた場合に備えるこ
とを口実に、朝鮮半島南部で大規模な合同軍事演習を行っている。
そしてこのことが北朝鮮からの厳しい反応を呼び、北朝鮮側から戦争開始
の警告が発表された。
しかしこうした発言は威嚇であり、それが本気でないことは明らかだ。
何故なら北朝鮮では自国の軍事ポテンシャルが、隣国の軍事力と全く比較
にならないことを理解しているからだ。
これに対し極東研究所の専門家は、次の様にコメントしている。
「国家予算の三分の一を占める北朝鮮の軍事費に付いて、(?)はこの三分の
一の額は絶対的な数字で幾らになるか、そして北朝鮮の軍事費の20倍を超
える韓国の軍事費と比較してみる必要があるだろう。
韓国の軍事専門家は韓国軍は北朝鮮が攻撃してきた場合、アメリカの援助
が無くても戦場を北朝鮮領内へ移す高い可能性を十分に持っている、と語っ
ている。
もちろん核兵器による韓国の損害は拡大するだろうが、戦争の優位性を変え
るものとはならないだろう」
極東研究所の専門家は、この様にコメントしている。
北朝鮮の攻撃的なレトリックの高まりは、冷戦の復活としか呼べないものだ。
北朝鮮の発言は問題を政治的、外交的に解決しようとする6ヶ国協議の努力
を背景に、特に非生産的なものに思う。
しかしこれは20世紀後半に非常に特徴的なものであり、冷戦時代の国際関係
の一部となった、軍事主義的な考え方の名残が幾つかの国では克服されてい
ないということだ。
特にこうした傾向は民主主義の発展に付いて、またヨーロッパの基準に一致し
ない、ならず者国家の危険性に付いて論じることを好む国々で見られることが多
いのだ。
※電波が弱くなり聴き取れず
3月12日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
は北朝鮮情勢が緊迫化していることを受けて、然るべき国々に安全保障
を損ねるような行動を自省するように呼びかけた。
3月10日に行われた両外相による電話会談では、全ての国が自制心と
平静さを発揮し、現在の状況の中で破滅的な結果を孕んだ、悪意ある発
言を止めることを支持する姿勢を明らかにした。
ロシアと中国の外交は北朝鮮に関する全ての論争の解決に対し、常に平
和的かつ政治的手段、つまり協議と対話によって解決する必要性を指摘
してきた。
これは特に核問題やミサイル開発計画のような、デリケートな問題の解決
に対する両国の立場だ。
最近、北朝鮮において高まりつつある緊張は、北朝鮮が人工衛星を発射
する決定を下したことに関連するものだ。
これに対する隣国の懸念は充分に理解できるものものだ。
宇宙に向けた衛星の発射自体は、あらゆる主権国家の国内問題だ。
しかし将来的に核弾頭を搭載する能力を持っている、長距離ミサイル打ち
上げ実験の裏に、別の隠された試みが行われてる場合に問題は別のもの
になってしまうのだ。
とは言えこのミサイル問題が様々な挑戦的な声明を出す理由にはならない。
韓国と日本は北朝鮮がミサイルを発射した直後に、このミサイルを迎撃する
という計画に付いて議論し始めた。
またそれと並行して韓国とアメリカは、北朝鮮が攻めてきた場合に備えるこ
とを口実に、朝鮮半島南部で大規模な合同軍事演習を行っている。
そしてこのことが北朝鮮からの厳しい反応を呼び、北朝鮮側から戦争開始
の警告が発表された。
しかしこうした発言は威嚇であり、それが本気でないことは明らかだ。
何故なら北朝鮮では自国の軍事ポテンシャルが、隣国の軍事力と全く比較
にならないことを理解しているからだ。
これに対し極東研究所の専門家は、次の様にコメントしている。
「国家予算の三分の一を占める北朝鮮の軍事費に付いて、(?)はこの三分の
一の額は絶対的な数字で幾らになるか、そして北朝鮮の軍事費の20倍を超
える韓国の軍事費と比較してみる必要があるだろう。
韓国の軍事専門家は韓国軍は北朝鮮が攻撃してきた場合、アメリカの援助
が無くても戦場を北朝鮮領内へ移す高い可能性を十分に持っている、と語っ
ている。
もちろん核兵器による韓国の損害は拡大するだろうが、戦争の優位性を変え
るものとはならないだろう」
極東研究所の専門家は、この様にコメントしている。
北朝鮮の攻撃的なレトリックの高まりは、冷戦の復活としか呼べないものだ。
北朝鮮の発言は問題を政治的、外交的に解決しようとする6ヶ国協議の努力
を背景に、特に非生産的なものに思う。
しかしこれは20世紀後半に非常に特徴的なものであり、冷戦時代の国際関係
の一部となった、軍事主義的な考え方の名残が幾つかの国では克服されてい
ないということだ。
特にこうした傾向は民主主義の発展に付いて、またヨーロッパの基準に一致し
ない、ならず者国家の危険性に付いて論じることを好む国々で見られることが多
いのだ。
※電波が弱くなり聴き取れず
3月12日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル