1010 Radio

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ロシアのトラック大手カマズが10日間の休業体制

2009-03-07 | ラジオ
ロシアのトラック大手カマズでは需要の縮小を受けて、5万人の職員が6日
から10日間の休暇に入る。
ダカールラリーのトラック部門で多くの優勝経験を持つカマズは、昨年の秋
以降売り上げが大幅に減少しており、在庫の増加を防ぐためラインを注文に
併せた稼動体制に切り替えた。

このことから5万人の職員が6日から、一斉に10日間の休暇に入った。
経営陣は今回の措置に付いて、大規模な解雇を防ぐためだと説明している。

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熊沢 誠
岩波書店


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3月6日放送 ロシアの声・ニュース

露米首脳会談の事前準備となるラブロフ外相とクリントン国務長官との会談

2009-03-07 | ラジオ
ロシアのラブロフ外相と、アメリカのクリントン国務長官は、今月6日か
ら7日にかけて、スイスのジュネーヴで会談を行い露米首脳会談に向
けた事前準備と、そして露米関係の様々な問題に付いて話し合う。
これに関連してロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。
ラブロフ外相は今回初めて、クリントン国務長官と会談することになる。
この会談によって来月初旬にロンドンで行われる、G20サミットの中で
行われる予定の、ロシアのメドヴェージェフ、アメリカのオバマ両大統
領による露米首脳会談で話し合われる議題が作成される。

ラブロフ外相とクリントン国務長官の声明によると、戦略兵器不拡散問
題やSTART ONEの今後の展望、また今年12月に失効するこの条約の
有効期限などが優先課題となっている。
また欧州大西洋地域の安全保障問題や、中東の和平調停問題、アフ
ガニスタン情勢、イラン、北朝鮮の核問題なども差し迫った問題となって
いる。
そして当然のことながら露米両政府間の話し合いでは、アメリカのMD問
題、つまりアメリカが自国のミサイル防衛関連施設をポーランドやチェコに
配備しようとしている問題も、依然として差し迫った問題として議題に上る
ことが考えられる。

一方露米間の協力に付いては、もちろん意見の相違はあるものの充分に
様々な分野で協力が行われている。
最近露米政府間では、肯定的なシグナルが頻繁に交換されていることは
期待の持てることだ。
スペイン訪問を行っていたメドヴェージェフ大統領は、当地で声明を表し、ア
メリカ新行政府が露米二国間関係を活性化させていること、そしてMD問題
に付いて、話し合う用意を見せていることに期待を示した。
と言うのもメドヴェージェフ大統領はスペイン訪問を前に、MD問題付いて話
し合う用意があるという内容を含む、オバマ大統領の手紙を受け取った。
さらにメドヴェージェフ大統領は、この様な肯定的なシグナルは、今後具体
的な合意にも繋がるものであるとの期待を示した。
また3日にはアメリカのゲイツ国防長官も自国のMD計画とロシアとの問題
に関して発言し、両国がパートナー関係となる可能性に付いて述べた。

また一方で丁度ここ数日の間にテロ対策連合の参加者達が、ロシアを経由
したアフガニスタン向けの、非軍事物資輸送に関するロシア政府によって提
供された権利を行使し始めた。
ヨーロッパからの鉄道を利用した第一便と、アメリカの飛行機による第一便が、
すでに行われている。

この様に全体としてラブロフ外相、クリントン国務長官のジュネーヴでの会談
を前に、望ましい雰囲気は完全に出来上がっていると言える。
今重要なのはロンドンでの露米首脳会談における。具体的かつ現実的な議
題を首尾よく準備することだ。
この様な議題は露米関係をリスタートさせ、両国の信頼や協力、パートナー
関係を、さらに一層高いレベルへと導くためのプロセスを実際に開始させるよ
うなものなのだ。

今回担当した女性アナウンサーは、ゲイツ国防長官を国務長官と言ってし
 まった。

オバマ大統領―ブラック・ケネディになれるのか
(文春新書)


村田 晃嗣,渡辺 靖
文藝春秋


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3月5日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル