船は現在、アメリカ北東部ケイプコールド半島沖50海里、1海里は1852メートルだが、のち50海里、深さ213メートル以上の海底に沈んでいる。
船倉、船のなかから積荷を引き上げるのは、極めて沢山の費用が掛かり、また困難な作業となる。しかしブルックス氏は、自分はリスクを負う覚悟があるとし、引き上げに必要な出費は、利息がついて埋め合わせができる。と言うのは武器貸与法によって、アメリカが当時のソ連に供給した、武器代金支払い用のプラチナが入った箱が、船には複数積み込まれているからだ。このように述べている。
ここでまた専門家のオリホフスキイ氏の考えを聞いた。
「第二次世界大戦当時、イギリスやアメリカから定期的に供与される武器、弾薬、食料に対して、ソ連は金塊などの貴金属でそれを決済していた。こうしたものの支払いは、輸送に余分なリスクを負わせないように秘密裏に行われた。金塊などの輸送は軍や民間の船に委ねられた。
そうした船の一部はドイツの潜水艦によって沈められている。すなわち原則としてはこの場合、ソ連が武器貸与法によってアメリカから供給されたものに対する決済用に用いられたプラチナが、イギリスの船で秘密裏にアメリカに運ばれたということは、充分在り得ると思う」
専門家は、このように述べている。
もし沈没船に実際にプラチナがあるのであれば、それを利用したいという人が現れるのは当然だろう。今回の場合、関係当事者、当時国というのはアメリカ、ロシア、イギリスと、それほど多くない。
これに関連して海底洞窟学の専門家シコリニク氏に意見を聞いてみた。
「海洋法によれば海底にある積荷は、それが存在する海域を管轄する国家、つまり今回はアメリカだが、あるいは積荷を運んだ船の所有者、今回はイギリスだ。あるいは積荷の所有者、今回の場合はソ連の権利継承国であるロシア、それに属するとされている。すべては、どこでまたいつ、この積荷の所有権が移ったか次第となる。
だからどのような場合でもブルックス氏に、この宝物の発見に発見者、ということ以外の栄誉が与えられることはない。
ブルックス氏は文字通り宝物を探し出した。しかしその宝物には所有者がいる。所有者がブルックス氏にどのような感謝をするのか、それはまだ分からない」
専門家は、このように述べている。
2月5日放送 ロシアの声・週間ラジオ展望
船倉、船のなかから積荷を引き上げるのは、極めて沢山の費用が掛かり、また困難な作業となる。しかしブルックス氏は、自分はリスクを負う覚悟があるとし、引き上げに必要な出費は、利息がついて埋め合わせができる。と言うのは武器貸与法によって、アメリカが当時のソ連に供給した、武器代金支払い用のプラチナが入った箱が、船には複数積み込まれているからだ。このように述べている。
ここでまた専門家のオリホフスキイ氏の考えを聞いた。
「第二次世界大戦当時、イギリスやアメリカから定期的に供与される武器、弾薬、食料に対して、ソ連は金塊などの貴金属でそれを決済していた。こうしたものの支払いは、輸送に余分なリスクを負わせないように秘密裏に行われた。金塊などの輸送は軍や民間の船に委ねられた。
そうした船の一部はドイツの潜水艦によって沈められている。すなわち原則としてはこの場合、ソ連が武器貸与法によってアメリカから供給されたものに対する決済用に用いられたプラチナが、イギリスの船で秘密裏にアメリカに運ばれたということは、充分在り得ると思う」
専門家は、このように述べている。
もし沈没船に実際にプラチナがあるのであれば、それを利用したいという人が現れるのは当然だろう。今回の場合、関係当事者、当時国というのはアメリカ、ロシア、イギリスと、それほど多くない。
これに関連して海底洞窟学の専門家シコリニク氏に意見を聞いてみた。
「海洋法によれば海底にある積荷は、それが存在する海域を管轄する国家、つまり今回はアメリカだが、あるいは積荷を運んだ船の所有者、今回はイギリスだ。あるいは積荷の所有者、今回の場合はソ連の権利継承国であるロシア、それに属するとされている。すべては、どこでまたいつ、この積荷の所有権が移ったか次第となる。
だからどのような場合でもブルックス氏に、この宝物の発見に発見者、ということ以外の栄誉が与えられることはない。
ブルックス氏は文字通り宝物を探し出した。しかしその宝物には所有者がいる。所有者がブルックス氏にどのような感謝をするのか、それはまだ分からない」
専門家は、このように述べている。
2月5日放送 ロシアの声・週間ラジオ展望