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アメリカ シンガポールを対中国軍事同盟に引き込む

2012-04-12 | ラジオ
アメリカは対中国軍事同盟にシンガポールを巻き込んでいる。これはアメリカがシンガポールに4隻の軍艦を配備したことに付いて、地政学問題アカデミーのイワショフ総裁がコメントしたものだ。
これらの艦艇は近海での作戦用で交代で駐留することになる。最初の艦艇は今年末までには到着する予定だ。

イワショフ総裁は、このような行動を台頭する中国の軍事政治的影響力に対する、アメリカのアジアにおける軍事プレゼンスの強化であると見ている。
「シンガポールでのプレゼンス拡大は、アメリカと中国の軍事的対立現象の一つだ。
今日、シンガポールやオーストラリアをはじめ、アジア太平洋地域全体においてアメリカはプレゼンスを拡大している。
中国はといえば、海上における戦力を中心に軍事力を伸ばしている。アメリカと中国という大国の間での地政学的対立は、第三次世界大戦にも繋がる恐れがあるのだ。
これは米中が直接戦うというものではなく、すでに今日、第三国をめぐる戦争が進行中なのだ」
総裁は、このようにコメントしている。

1月末、アメリカはオーストラリアとの間で合意を結び、6年間でオーストラリア駐留軍は13倍、つまり2千500名にまで増強されることが決められている。
アメリカ海兵隊には、オーストラリア北部のダーウィンにあるティンダル空軍基地が引き渡され、戦略爆撃機、戦闘機、補給機などが配備される。
つまり中国の影響力を削ぐための地域的拠点のひ一つなるわけだ。ここには中国の最新の弾道ミサイルも飛んでこない。同時に南シナ海へのけん制を利かせることがで(???)。南シナ海ではベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイなどの諸国と、中国との間で領土紛争が激化している。この海域はアメリカのタンカーを含む主要航路となっており、アメリカは戦略重要海域とみなしている。

小さな国々は逆に中国に対してバランスをとろうと試みている。その先鋒を切ったのがフィリピンだ。20年前にはアメリカ軍に対して、太平洋のスービクベイ基地からの撤退を求めた国が、いまやアメリカ海軍の配備および陸上戦力の常駐受け入れを検討しているのだ。

アメリカはまたインドの心配も上手く利用し、対中国軍事同盟に引き入れようとしている。
その証拠の一つが共同演習マラバル2012だ。アメリカとインドの軍艦は、哨戒作戦および潜水艦、空母などに対する作戦で共同軍事演習を行っているのだ。中国が仮想的故国であることは明らかだ。

(???)は男性アナウンサーの粗末な喋りで聴き取れず

米中軍事同盟が始まる
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4月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル