1010 Radio

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ソウルはチョナン」シンドロームから抜け出せていない(2)

2013-04-19 | ラジオ
ですがソウルの公式筋は、チョナン沈没の責任を平壌に帰すことを選んだ。アンドレイ・イワノフ氏のコメントを再び紹介する。
「(電波が弱く聴き取れず)北朝鮮に対する圧力を強めようとしており、平壌の侵略性の証拠を余計にアメリカに提出し、アメリカが韓国近海での軍事的プレゼンスを強められるようにした。平壌は次のような声明を出して、これに反駁した。
曰く韓国やアメリカの軍艦、潜水艦、哨戒機がひしめくペンニョンド近海において、北朝鮮潜水艦が密かに当該コルベット艦に接近し、攻撃し、しかも反撃も受けずに去るなどということは不可能だ。まして、このコルベット艦は、潜水艦の探知に特化している船なのであれば尚更だ。平壌はこのように反駁した。韓国によるこうした政略が、南北関係の急激な悪化を引き起こしたのだ」
以上、イワノフ氏のコメントを紹介した。

北朝鮮の侵略性が軟化していないことを証拠だてるかのごとき、チョナン沈没の悲劇という観念は、慣性、惰性として今も韓国に残っている。
そのことは、今日行われている追悼式典で与党および有力野党の代表者たちが行った演説にも表れている。なるほどパク・クネ大統領は、その就任式において、南北関係の正常化、平和的統合への期待を述べた。もっとも、西側メディアはこのことを宣伝しないことを好んでいるようだ。
ですが韓国のエリート層は、平壌をパートナーではなく、狡猾な敵であり、軍事力で抑止することが必要な相手であると見ることを好んでいる。
照準越しに誰かを見つめていると、あるとき思わず、引き鉄を引いてみたくなるものだ。

3月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

★韓国スパイ、ロシアのミサイルを盗む(1)

韓国の宇宙ロケット分野における栄光は多くの点でロシアの技術に拠っている。そして、その中には盗用されたものも含まれる。
このようなセンセーショナルな結論が、韓国紙『朝鮮日報』に掲載された告白文から引き出される。
韓国の諜報機関の指令を受け、大陸間弾道ミサイル数基および、そのエンジン5基を金属屑に見せかけ、ロシアから運び出した。その後、韓国に納入し 諜報機関に引き渡した。私は褒章を受けた。しかし間もなく韓国政府は、私を見放した。途方に暮れている。かつてロシアには私の会社が幾つかあっ た。しかしロシアはもはや、私を受け入れない。
このようなセンセーショナルな告白が、韓国マスメディアに掲載された。長期間にわたりロシアで活動していた韓国人実業家による告白だ。

この告白が真実であることは、韓国国家情報院も認めている、と投稿者は述べている。もっとも国家情報院は、ロケットは金属屑という以上のものでは なかったとしている、という。
ロシア人ジャーナリストたちが明らかにしたところによると、ロシアの治安当局もやはり、この件について関知しており、その真実性に確証を持ってい るとのことだ。その際、これは到底、初めてのケースなどではないとの指摘がなされている。
韓国の一部ビジネスマンは、しばしば自国の特務機関にデリケートな贈り物を行っているとのことだ。

ここで朝鮮日報にイニシャル・Kとして紹介されている韓国人ビジネスマンについて述べよう。このKは1996年にロシアで事業を開始した。彼の会 社はペトロパヴロフスク・カムチャツキイに本拠を置き、韓国に金属屑を納入することを事業内容としていた。

韓国スパイ、ロシアのミサイルを盗む(2)へ続く

3月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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