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経済の突破口を開こうとする日本(2)

2013-06-20 | ラジオ
これについて先ほどのテレホフ氏は、さらに次のように語っている。
「人口老齢化は第1の経済奇跡の頃とは、原則的に違う状況を作り上げている新たな要因のひとつだ。現在、老人の占める割合が増え、若い層の負担が拡大しているがゆえに、より複雑な条件が出来上がっている。この条件のなかで日本は経済の突破口を開こうともがいている。日本にはほかの方法はない。これを行わねば、60年代から70年代の形成成長(?)のお陰で、アジアで築き上げてきた政治的な立場も失いかねないからだ。つまりこの問題は経済にとどまらず、大きな政治な問題でもある」
専門家は、このように語っている。

安倍首相の近未来的な目的は、来月7月の参院選挙に狙いが絞られている。現段階ではすべて自民党に利のあるように展開しているが、それは自民党がアベノミックス(?)の最初の段階で成功を収めたからだ。これについてテレホフ氏は、さらに次のように語っている。
「自民党の支持率はものすごく高いのですが、これは今のところアベノミックスのお陰で維持されている。自民党が近未来に掲げる目的は今年夏、参院選で勝利することだ。参院は未だに民主党に牛耳られており、自民党の自由がきかない。こうした面では今のところ自民党の計画はすべて上手くいっている」
専門家は、このように語っている。

議会のコントロールが効くようになれば、自民党は自由に動けるようになる。しかしながら問題は、もし経済の奇跡が繰り返されることがなければ、自民党は日本に本当の意味で堅実な経済成長を約束することができるのだろうか、という点だろう。経済プログラムはすべて策定され、6月の半ばにも内閣の承認を得ることになる。

「60年代から70年代の形成成長」って何???

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