1010 Radio

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先週一週間の青森での出来事(189)

2008-10-21 | 青森
10月13日~10月19日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■13日、県弁護士会消費者問題対策委員会が柿本石油消費者説明会
■13日、県民福祉プラザで県障害者スポーツフェスティバル&県民福祉プラザ
 入居団体フェスティバル
■本県医師の高齢化進む
■青森暑が9月末に行った調査で後部座席のベルト着用率58%
■14日、東北運輸局青森運輸支局は弘前駅前タクシーに対し事業用自動車8台
 に付いて使用停止命令

■14日、宮城で開催されたている第61回秋季東北地区高校野球大会で光星学
 院が優勝
■14日、青森市で第十六回・環太平洋原子力会議
■14日、おいらせ町の農業用ため池にハクチョウ一羽が今季初飛来
■14日、焼失した青森市リンゴ貯蔵施設の解体開始
■14日、十和田湖の県境が事実上画定

■東日本フェリーは大間-函館航路の1年継続を発表
■14日、コンビニエンスストアと県が、県産品を使った商品づくりなどを進めるため
 の包括協定
■14~16日、八戸高校で「青森県近代詩のあゆみ」パネル展
■15日、青森公共職業安定所で経営破たんした、柿本石油元従業員に説明会

はじめての自己破産100問100答

石原 豊昭
明日香出版社


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■産業廃棄物収集処理運搬業の「青森汚泥処理センター」が破産手続き申し立て
 の準備に入った

■みちのく銀行、純損益8億円の赤字
■15~17日、野辺地町の民家にシカが現れる
■15日、むつ市で県立盲学校生がマッサージ、はり、きゅうなどの校外実習
■15日、十和田八幡平国立公園内の蔦野鳥の森で、サルナシなどのつる19本が
 違法に切られているのを発見
■県住宅供給公社が14億円債権を県に譲与

■15日、あおもり信用金庫と八戸信用金庫が合併に向けた協議
■15日、東北町の町民体育館で「とうほく芸術展」開幕
■12月以降、大間-函館のフェリー航路が50-60%値上げへ
■15日、弘前署管内に振り込め詐欺注意報

だます心 だまされる心 (岩波新書)

安斎 育郎
岩波書店


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■来春高卒予定者の就職内定率が14年ぶり40%台

■16日、青森市で第十回高校生文芸道場ブロック大会が開幕
■16日、事務機器卸ヤマダ事務機(本社・青森市)が事業を停止し、破産申し立て
 の準備
■16日、黒石高校で、つゆやきそばの試食会
■16日、青森簡易裁判所は近所の犬を殺した、横浜町に住む64歳の男に対し罰
 金30万円
■16日、米国向けに輸出する本年産リンゴの指定園地での日米合同検査

■17日、県道百石・下田線が全線開通
■平内町の浅所小学校は長年続けているハクチョウの観察と餌やを自粛
■県内のガソリン価格10週連続下落
■17日、新県総合運動公園で第63回天皇賜杯・皇后賜杯全日本選手権が開幕
■17日、弘前克雪トレーニングセンターで津軽の食と産業まつり

■17日、県立高校入学者選抜研究協議会が県教育委員会に県立高校入試新制
 度案を提出
■17日、今度は青森市の重度心身障害者医療費助成金の支給に誤りが発覚
この制度を利用している一部の障害者に、健康保険証が発送されていなかった
 事は発表されていないね
■つがる市消防署稲垣分署の男性消防司令補が酒気帯び運転で自損事故を起こ
 していたことが判明
■17日、「北限のサル」4年で250匹捕獲へ
■17日、弘前市の市立観光館で県味噌醤油鑑評会の表彰式と一般公開

■17日、開きビルになっていた八戸市の旧ファッションビル「Rec.(レック)」を
 冠婚葬祭業の江陽閣が購入
冠婚葬祭実用大事典―21世紀版伝統のしきたりと
最新のマナー



主婦の友社

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■18日、県営スケート場が今シーズンの営業開始
■18日、青森市の焼肉店で食中毒
■18日、青森市で下北来(か)さまいフェスタ2008
■18日、県立五戸高校で創立八十周年記念式典

■18日、弘南鉄道黒石線で高校生の作る沿線見どころマップ・モニターツアー
■18日、十和田市の中央公園で2008駒フェスタ十和田
■18日、青森市の八甲田丸で青函の食フォーラム
■18日、三沢市中心部のアーケード商店街でハロウィンフェスタ
■18日、青森市で第20回秋季東北地区高校軟式野球大会が開幕

■青森市が使用者の一部について了解得ず下水料引き落とす
■18~19日、十和田市の奥入瀬渓流沿いの国道102号惣辺-子ノ口間でマイカー規制
■18~19日、津軽こけし館で全国伝統こけし工人フェスティバル
■18~19日、青森市で第六回縄文の杜・あおもりツーデーマーチ
■会計検査院による国庫補助事業を調査した結果、本県など12道府県で不正経理

■19日、八戸市で地震と津波を想定した防災訓練
■19日、青森市にあるスパーの冷蔵庫から煙が出る騒ぎ
■大型クラゲ、今年は現時点で本県沿岸での出現が一匹も確認されず
■19日、三沢市でプロ野球名球会とOBクラブメンバーで編成したドリームチームと三
 沢市選抜チームが対戦
■19日、東北新幹線新青森駅開業を前に青森市と七戸町でレールウオーク

■19日、鰺ケ沢町で「あかいし渓流まつり」
■19日、八戸東高校表現科で劇団四季の俳優による演劇セミナー
■19日、田子町で新そばまつり

東奥日報、NHK青森放送

金融危機対策の準備を進めているアジア諸国

2008-10-20 | ラジオ
長引く世界経済の低迷を背景に、アジア諸国の政府は一連の金融危機対
策の準備を進めている。
経済アナリストたちは今年、アジア諸国の経済発展の速度が著しく低下す
るであろうと予測している。
もちろん金融危機は各国の経済に、様々な形で影響を及ぼしている。
専門家の多くは他のアジア諸国よりも、かなりの金・外貨準備高を保有して
いる中国が、現在の危機を乗り越える能力を持っていると核心している。
北京では自然災害と同様に、経済において誰もが100%の予測を立てるとい
うことは出来ない。
また経済における予防策はもちろん悪いことではないだろう。
現在その様な予防策が講じられているところだ。

中国のマスメディアによると、中国政府は工業産レベルの急落及び輸出量の
低下による、否定的な影響への一連の対策を講じる(?)をしているところだ。
一方、日本では補正予算案が採択されたほか、麻生内閣は新しい金融危機
対策計画の作成に取り組むよう指示を出した。
その計画の目的とは、世界的規模の金融ショックの影響を緩和することにあ
る。
補正予算は金融危機に直面している経済を支援する使命を担っており、社会
的(?)の向上を目指すことも、その使命の一つだ。

しかしながら専門家は、これらの対策がアメリカ経済で起こった最近の出来ご
とや、日本を含めた金融市場の大きな変動という状況下では、不十分であると
の見方を示している。
アジア諸国は多角的経済協力の強化、そしてより緊密な地域統合のなかに、
金融危機から抜け出す方策を正当に見出しているということを指摘しておこう。
特にフィリピンのアロヨ大統領は、今週ASEANと、そのパートナー諸国である国
際機関が、金融の安定化を支援する流動性準備基金を、共同で設立することに
合意したと述べている。
また先日開かれた、アジア協力対話会議外相会合でカザフスタンの(音が出て
こない)エネルギー・食糧安全保障措置の政策において協力するようアジア諸国
に訴えた。

金融危機がもたらした諸現象は、平和な共同体の前に一連の重大な問題を、実
際的に提起している。
一方、世界経済の低迷は、アメリカでの担保基金によって挑発されたものだった
ことに、今世界中が注目している。
結局アメリカはまたしても、自分たちの問題を他の国々に転化させていることにな
る。
その上アジア諸国を含む問題を転化された多くの国々は、かつて投機的なアメリ
カ人投資家らの活動に被害を受けた経験があり、現在はアメリカの経済自体より
も、もっと深刻に危機に陥っている。

この様な問題を背景に多くの国々は、今後もアメリカがグローバル経済の重要な
調整役になれるのかという、このアメリカの能力に関する問題、そして今後もドル
が世界の主要通貨となるのかという、ドルの能力に付いて現在取り組んでいると
ころだ。

(?)は不明瞭な発音で聴き取れず

市場リスク 暴落は必然か

リチャード・ブックステーバー
日経BP社


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10月18日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

モスクワで行われたロシアと北朝鮮の外相会談によせて

2008-10-19 | ラジオ
10月15日、モスクワでロシアのラブロフ外相と、北朝鮮の朴外相との話し合
いが行われた。
この訪問はロシアと北朝鮮の、外交関係樹立60周年に併せて行われたも
のだ。
ロシアと北朝鮮の両外相は2国間に関係ある、全ての問題を総合的に検討
し、その中でも朝鮮半島の非核化プロセスに、特別な注意を払った。
これに関してロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。
ロシアは朝鮮半島の核問題に関する交渉段階において、積極的かつ責任
を持った参加国として、6カ国協議の枠組みでの合意を固く守っている。

ロシアは今後もこの路線を引き継ぎながら、6カ国協議の交渉に参加する他
の国々に対して、6カ国協議で達した合意を実行する作業を首尾一貫して行
うよう呼びかけている。
ロシアは厳密にそして明確な目的を持ちながら、これらの国々と協力する用
意がある。
現在、朝鮮半島の核問題解決の中では長い中断の後、やっと肯定的な動き
が明確に見え始めた。
そしてこの動きをロシアも北朝鮮も認めており、そのために今回、朝鮮の非
核化プロセスが前に向かって首尾よく前進するよう、今後促進していくという
決意表明を、両国が一致して発表することとなった。

アメリカと北朝鮮は行動に対して行動を、の原則に従い非核化第二段階の枠
組みの中で、相互の国側から自国の義務遂行を続けた。
アメリカ政府はやっとテロ支援国家リストから、北朝鮮を削除すると言う手順を
完成し、北朝鮮は寧辺センターに在る核施設無能力化作業を再開した。
行き止まりの状況から抜け出す助けとなる重要な事実として、北朝鮮がIAEA
の監視要員に対し強制排除での非核化作業が行われている、全ての施設へ
の立ち入りを再び許可したと言う、北朝鮮による決定をロシアは評価している。

朝鮮の核問題解決へ向けた義務を遂行したアメリカと北朝鮮に、ロシアは歓
迎の意を表した。
現在モスクワでロシアと北朝鮮の両外相が声明を発表した様に、6カ国協議
の長期に亘る中断の後、この先どの様に韓国(もしかして北朝鮮の間違いで
は!?)の核問題を前進させるかに検討するため、再び6カ国協議で当面のラウ
ンドを再開することが緊急課題となり、差し迫った(?)があると明確になってい
る。
そしてその実現のためには北朝鮮側への、新しい歩み寄りの展望が少し開い
たことを利用することが必要不可欠となっている。

しかし前進するためには、全ての6カ国協議参加国の決意と根気強さ忍耐、そ
して意欲が必要だ。
朝鮮半島の非核化達成の道には、いつもの様に新たな障害を作ろうとする国
々の絶えないなど、まだ多くの困難があるがロシアと北朝鮮は、非核化は達
成出来ると確信を持っている。
しかし共通の目的に向かって前進することは、困難を伴うであろうとも(?)って
警告している。

(?)は聴き取れず。いずれにせよ今回担当の女性アナウンサーは、もっと勉
 強してほしい。

中国が予測する“北朝鮮崩壊の日” (文春新書 637)


文藝春秋

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10月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

政府の行動を信用したロシア金融市場

2008-10-18 | ラジオ
ロシア市場は世界の金融危機の影響を、最小限に抑えることに向けられた
政府の行動を信用した。
特に急落が続いていた後の株式取引所が、一連のロシア金融市場安定化
緊急策に対し、株価の上昇と言う形で反応している。
先週の株価急落後、ロシア株式市場は14日火曜日、著しく上昇した。
そしてその上昇は外国の株価指数の肯定的な動きと、ロシア政府の講じた
措置によって維持された。

世界金融危機のなかロシアは金融市場における流動性の確保、銀行間融
資の支援および金融業務主体の信用強化と言った、金融危機対策を実践
的に実行へと移した最初の国の一つだ。
金融危機の勃発による最初の打撃を受けた後、ロシア中央銀行は9月の時
点ですでに流動性の粋を必要としている銀行のために、定期的に借入れの
(?)を行うようになった。
今週月曜日、メドヴェージェフ大統領は対外債務の借り換え能力を失ったロ
シアの会社と銀行を支援するための、金融危機対策一括法案を承認した。

貸付金利の低いときに、多くの銀行は外国で融資を受けてきたが、これは当
座の支払いを同じく外国で借り替えると言う、通常の状況では、一般的な実
務を見込んで行われてきたものだ。
しかしながら金融危機がこれに干渉し、世界中の銀行が(?)計画を縮小する
ようになった。
その結果ロシアの会社及び銀行は、自己資金から債務を弁済する必要性に
迫られた。

一方ちょうど今年の年末に、ロシア企業の債務の弁済がピークを迎えることと
なり、この金額は約1200億ドルとなる。この支払いの処理を支援するのがロシ
ア政府で、権限を与えられた対外経済銀行投資で、ロシア政府が対外債務の
弁済のために資金を貸し付けることとなっている。
このことに関連しプーチン首相は、国内企業に対し以前借り受けた対外債務の、
借換えの一つの選択肢として国内債権を提案していくと述べている。

なによりロシアの企業資産を、そのビジネスの(?)と関係無く明らかに引きすぎ
る価格で安売りされていることから保護する、という課題が課せられている。
専門家はロシアの経済専門家集団が、多くのこの様な指導法を支持している
と指摘した。
さらに専門家は次の様に述べている。
「このところ金融危機対策が、幾つか先駆けて取り組まれ始めたのは良い事だ
と言うのが共通の結論だ。
金融市場が混乱しながらも機能し続け、銀行システムが逼迫しつつも機能して
おり、一方政府は銀行に資金を投入し銀行システムの能力を維持していると言
う事実が、一定の楽観主義を招いている。
もちろん政府の金融危機対策は理に叶っており、長く本格的な支援となるだろう。
しかしこれはあくまで非常事態が、その企業(?)の効率性を向上させる必要に付
いて、正しい結論を導き出した場合に限られるだろう」
専門家はこの様に述べている。

すでに影響を及ぼし始めている、一連のロシア金融危機対策は様々な国によっ
て提案されている金融危機対策の中でも、恐らく実際に機能し始めた対策の一
つだろう。
(?)のために述べるならばフランス、イタリア及び、ドイツの各政府が政策した金融
市場支援策法案は、全てこれから国会を通過しなければならない。
尚、国会を通過するのに最低数週間はかかるだろう。

(?)は聴き取れず
日本経済新聞によると17日、ドイツ下院が金融安定化法案を賛成多数で可決し
 たと報じた
アメリカの金融政策―
金融危機対応からニュー・エコノミーへ


地主 敏樹
東洋経済新報社


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10月16日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

ロシアは反米主義に走らない

2008-10-17 | ラジオ
ロシアのラブロフ外相はロシア上院連邦会議の会合に出席した中で、ロ
シアの対米外交方針に付いて、アメリカ政府からの厳しいレトリックに対
抗して反米主義に走ることはないとの考え方を伝えた。
詳しい内容に付いてロシアの声の評論委員は、次の様に解説している。
ラブロフ外相にとどまらず、ロシア政府指導部の口からは同様の発言が
出ている。
これらが示すのはアメリカが用いる、冷戦時代さながらのレトリックに対し
て、ロシア政府は非常に言ってみれば落ち着いており冷静で自信を持っ
ており、過剰な反応を起こしてはいないということだ。

アメリカのライス国務長官は、先日アメリカはこれまでも、現在も、これか
らもロシアの内政に干渉していくという旨の発言をしたが、これはどれほ
どの値打ちがあるというものだろうか。
ブッシュ政権の代表者たちが、どんなに言葉を尽くしたところで、実際の
威力は彼らの野望よりも遥かに小さく控えめなものだ。

ロシアは何でもアメリカの思い通りになるような属国ではない。
またロシアは国際的な緊張関係が、より先鋭化しないよう発言するだけ
ではなく、出来る限り冷静に行動している。
アメリカ、NATO、欧州連合その他、国際機関との協力の基盤を維持する
ために取り組んでいる。
メドヴェージェフ大統領もまたプーチン首相も、冷戦時代に回帰する理由
は無いし、ロシアはそれに引き込まれることは無いとの考え方を、ここ最
近一度ならず口にしている。

このことはロシア指導部がとても責任感を持って、グローバルな国際問題
解決のために疑いなく、重要な西側諸国との関係にアプローチしているこ
とを裏付けている。
つまり世界の平和と安定の維持の問題、ミサイル兵器や核兵器の軍縮の
問題、地域紛争の調整やテロリズム、麻薬の密売、そしてそのほかの現
代を脅かす脅威や狂信との闘いと、その不拡散という様々な重要な問題
だ。

こうした数々の重要問題をロシア無しに、単に解決するなど不可能だ。
このことは海の向こうの言ってみれば、頭を冷やす必要のある人々にとっ
てさへよく判っている。
ですから南オセチアに対し侵攻し、ロシアから手酷い竹箆返しを食ったサ
ーカシビリ体制という名のプロジェクトの崩壊を抑えつつ、海の向こうの人
々は現実的な政策をとり、クレムリンとロシア指導部との関係を調整せざ
るを得ないだろう。

しかしそのことは対等、相互尊重、ロシアの国益の(?)という条件が合って
のみ可能となる。
このことは11月に大統領選挙が行われるアメリカにとって、そして生まれて
いくアメリカの新しい政権にとって、言ってみれば重大な、そして真剣な宿
題になっていくだろう。

(?)は聴き取れず

反米という作法

西部 邁,小林 よしのり
小学館


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9月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

北極における国益を一貫して主張する構えのロシア

2008-10-16 | ラジオ
9月17日に実施された国家安全保障会議の会合では、北極地方における
ロシアの国益の保護がテーマとなった。
これに先立ち国家安全保障会議議長は、この地域はロシアの主要な戦略
的資源基盤となるべきだとの見解を示している。
学者らの計算によれば北極地方のロシアの部分だけで、世界の石油埋蔵
量の約25%が集中しているとされる。
また北氷洋の大陸棚には貴金属を含む、豊かな金属の鉱区が広がってい
る。
さらに北氷洋の水中は貴重な生物資源の宝庫でもある。

このためロシアをはじめアメリカ、カナダ、ノルウェー、デンマークといった北
極海に面した国々は、近年北極地方における竜有権の拡大と、
天然資源の開発に大きな関心を示している。
そのなかにはロシアが領有権を主張するゾーンも含まれている。
ロシアの研究者が一連の調査を実施し、ロシアが北極に通じる海底の一部
を自国のものとして主張する、あらゆる根拠を有していることを事実上証明
したことを受けて、北極地域に対する注目は特に高まった。

ロシアの研究者の調査によりロシア領の海域が、地理的にシベリアの大陸
棚と繋がっていることが証明された。
したがって国連海洋法条約に基づき、このゾーンはロシアの経済利益の対
象となる。
しかし他の国々も自国の利益を求め、北氷洋の大陸棚の権利を主張するた
めの根拠を用意している。
そうした国々は最近、この地域での純粋な研究調査を活発化させているほ
か、北極への軍事基地の建設も進めている。

これに対してロシア安全保障会議議長は、ロシアの北部のフランツ・ジョセフ
ランドで最近行われた、安全保障会議の出張会議のなかで次の様に述べて
いる。
「多くの国々が北極地方へ大きな関心を示し、現地でのインフラを発展させて
いる。
それらの国々は北極地方で豊富な鉱物資源を採掘しようとしているだけでなく、
自らの軍事基地の建設も行っている。
もしロシアが今、積極的な行動を起こさなければ、遅れをとり手遅れになってし
まうだろう。
そうなればロシアはここから締め出されてしまう」
ロシア安全保障会議議長は、この様に述べている。

北極の資源を狙う全ての国々は、国益を主張する権利を有している。
しかし重要なのは持論のある問題を解決するため、全ての国家が1982年の国
連海洋法条約をはじめとする、現行の国際法に従うことだ。
これに関連して今年5月末、北極海に面した5カ国はグリーンランドでの会議で、
国際法を基盤として北極での協力を行っていく意向を確認した。
肝心なのはこの宣言が実際に守られるようにすることだ。

北極と南極の100不思議

神沼 克伊,和田 誠,東 久美子,麻生 武彦,渡邉 研太郎
東京書籍


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9月19日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

国の金融市場安定化法を採択したロシア議会下院

2008-10-15 | ラジオ
ロシア議会下院国家会議は、国の金融システム安定化に向けた追加措置
を採択した。
これらひとまとまりになった法律は銀行支援、および金融市場安定化に対
するもので、下院は世界的な金融危機がロシア経済、そしてロシアの銀行
システムに与える影響を和らげる目的で敏速な対応をしたと言える。
これに付いてロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。
危機が世界の金融市場に広がっている中、他の先進諸国同様ロシアもまた
自国の銀行への支援を急いでいる。
国の金融システム支援に向けた措置の数々を、下院国家会議に提案したの
はロシア政府で、法律は公布後直ちに効力を発する。

最初の法律は国の銀行システムの強化のため、銀行に担保無しに融資する
ことに関するものだ。
そして第二の法律は今年9月25日までに、様々な組織や銀行が外国から借り
入れたクレジットの支払いのために使えるよう、ロシア中央銀行が対外経済銀
行に500億ドルを振り込むことに関するものとなっている。

金融危機克服をテーマに、クレムリンで先週開かれた協議でメドヴェージェフ
大統領は、迅速な決定を下すことの重要性特に強調したが、この協議では貯
蓄銀行などロシアを代表する銀行に、国が10年を(?)期間として総額で9千500
億ルーブル、ドル換算で約380億ドルを注入する決定が下された。

ロシア議会はアメリカ議会とは異なり、金融システム安定化に向けた法案の数
々を遅延無く採択した。
これに関して下院国家会議金融市場委員会のメドヴェージェフ議員は、ロシア
の声からのインタビューに答え、次の様に述べている。
「残念ながら私たちのアメリカの同僚たち、つまりアメリカ議会は私たちそして
世界全体に、思いもかけない贈り物をしてしまった。
アメリカ議会は政府が提案した、金融システム支援のための措置に、直ぐに賛
成すべきだった。
しかし彼らはこのプロセスを引き伸ばした。その結果、世界での危機的状況を
安定化させるために、丸一週間が無駄になり状況は酷く悪化してしまった。
危機が清栄化する段階はここ数週間で終わりになるよう望んでいる。
ロシアは基本となる措置においては、他の国々によりずっと影響で済んだが、
やはり生活を正常な秩序に戻すために努力する必要があるだろう。
私たちにとって主要な課題は、生産部門に対する投資を減らさないということだ。
ここ数年そうした投資は毎年1.5倍の伸びを見せ、私たちはそれに慣れ切ってい
た。
ロシア政府が講じる金融領域の安定化に向けた措置の数々は、国の経済発展
に肯定的な影響を与えるものとなる」
下院国家会議金融市場委員会のメドヴェージェフ議員は、この様にコメントして
いる。

このほかロシア政府は銀行預金者の利益を強化することに付いても法律を承認
している。
この措置により国民は安心して、銀行にお金を預けることが出来るようになり、銀
行にとってはさらなる流動性確保の助けになると期待されている。

(?)は聴き取れず

世界金融危機 (岩波ブックレット NO. 740)

金子 勝,アンドリュー・デウィット
岩波書店


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10月13日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(188)

2008-10-14 | 青森
10月6日~10月12日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■6日、東京都内のホテルで大間マグロを食する会
■6日、イトーヨーカドー八戸沼館店が核テナントのショッピングセンター
 「ピアドゥ」に福祉車両向けの専用駐車場
■6日、八戸港に水産総合研究センターの実証調査船・北勝丸が初入港
■6日、柿本石油(本社青森市)が破産手続きの申請などを進める意向
■6日、青森空港で飛行機事故を想定した遭難訓練

■6日、県保健衛生課は7月7日付で発令されていた腸炎ビブリオ食中毒警報解除
■6日、東京地検は東京・秋葉原の無差別殺傷事件の容疑者が完全責任能力が
 あると判断
■県内石油小売りの大手チェーン・柿本石油経営のガソリンスタンドが休業
■JOMOは8月中に柿本石油への供給停止していたことが判明
■7日、青森市で「なくせじん肺全国キャラバン」

■7日、板柳町でマコモタケの特産化を目指し試食・商談会
■柿本石油(本社青森市)の負債総額70億円超
■三沢市漁協が今月中旬からヒラメの蓄養事業
■7日、県議会文教公安常任委員会は、八戸南高校の統廃合の中止を求める請願
 を不採択
■大阪の食品輸入販売業者が中国から輸入した、メラミンが検出された菓子は県
 内に6000袋流通

■バレリーナ・草刈民代さんの引退公演、来年4月に青森市でも公演
■八戸屋台村みろく横丁が来年4月にリニューアル
■県内の医療機関にも入院医療費が決まる包括支払い方式「DPC」導入の動き
■県立中央病院は近く、悪質な滞納者に付いて支払い督促の申し立てを青森簡易
 裁判所に行う
■柿本石油営業停止で県消費者生活センターに消費者からの相談殺到

■8日、三沢空港の到着手荷物室にリンゴジュースが出てくる蛇口(13日まで)
■8日、県教育委員会は県立高校「民間人校長」の選考で合格者無しを発表
■8日、十和田市で78歳の男が殺人未遂の現行犯で逮捕
■8日、八戸市第三中学校で長さ約50メートルの太巻きずし作り
■8日、国土交通省東北運輸局は道路運送法に基づき弘前駅前タクシーを処分

■10月から国保黒石病院に秋田の病院に勤務していた産科医赴任
■9日、青森空港で大分で開催される全国障害者スポーツ大会に出場する選手団
 の結団式
■9日、JR貨物八戸駅で園児らを招いて機関車見学やミニSL乗車

日本の鉄道/蒸気機関車・ローカル線編


video maker(VC/DAS)(D)


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■東北新幹線建設費、本県の負担軽減
■東北総合通信局は車に不法な無線局を開設していた3人の運転手を摘発

BBC 世界に衝撃を与えた日-11-~大西洋を横断した
無線電信と超音速旅客機コンコルド~



ジェネオン エンタテインメント


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■9日、弘南バスが東北運輸局青森運輸支局に一般路線バスの運賃値上げを申請
■9日、県人事委員会は2008年度の県職員給与・ボーナス据え置き
■9日、米軍三沢基地に所属する27歳兵士が酒気帯び運転の疑いで書類送検
■9日、大間町が国土交通省や経済産業省にフェリー航路存続への支援を要望
■9日、むつ市川内町で白ワイン用のブドウの収穫が始まる

■9日、青少年に対する危険刃物などの販売禁止を盛り込んだ、県青少年健全育成
 条例の改正条例が成立
■10日、青森市石江の東北新幹線・新青森駅の駅舎工事の安全祈願
■10日、六ケ所再処理工場でガラス固化試験を再開
■弘前大学大学院医学研究科の教授が、てんかんモデル動物(ラット)を、世界で
 初めて開発
■10日、経営破たんした柿本石油の柿本和夫社長が謝罪会見

■10日、ジュディ・オングさんが県庁を訪問

ジュディ・オングの美しくやせる薬膳

ジュディ・オング
講談社


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■10日、黒石市の津軽伝承工芸館で「そば祭」
■10日、県営スケート場でリンクの製氷作業開始
■10日、青森市民美術展示館で核燃料サイクルや原発の是非を考える企画展
■10日、県信用保証協会が信用保証料約500万円を過大徴収したと発表

■10日、県は弘前市の三上牛乳店に4日間の営業停止処分
■東日本フェリー・大間―函館航路の運航1年間継続へ
■弘前市西部学校給食センター建設工事入札が談合情報で再び中止
■本年度つがるにしきた農協によるブロッコリー販売額1億円
■11日、県立郷土館で「ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展」開幕

■11日、モヤヒルズで雲谷新そば祭り
■11日、浅虫水族館で宿泊観察会
■11日、青森市のサンロードで消防ふれあい広場
■11日、県立大湊高校で創立60周年記念式典
■11日、六ヶ所村に環境省レッドリストのハクガンが飛来

■12日、八甲田山で初冠雪
■12日、青森中央卸市場で食の安全をPRするイベント
■12日、南部町でNHKのど自慢
■12日、吉幾三さんが総監督の社会人野球チーム「ブルーズヨシフォレスト」の入団テスト
■12日、野辺地町観光物産PRセンターで鉄道フェスタinのへじ

■12日、弘前市民会館で「こども民族芸能大会」
■12日、八戸市でバーテンディング全国大会
■12日、青森市で全国心臓病の子どもを守る会の第四十六回全国総会
■12日、八戸市第一魚市場でコンテンポラリーダンス
■12~13日、五戸町で倉石牛肉まつり

東奥日報、NHK青森放送

世界的な経済危機克服に向けて

2008-10-13 | ラジオ
アメリカが抱える債務が10兆ドルを超え、ニューヨークの中心にある有名
な表示板ではもう示せないほどに、天文学的な数字にまでその数は達し
てしまった。
これに関してロシアの声の政治評論委員は、次の様にコメントしている。
この債務額を示す時計をイメージした表示板は、アメリカ国民がそのもて
る資金によって、生活していけるかどうか知るために1989年に造られたも
ので、現在この時計はアメリカのみならず、世界全体で生じている極めて
深刻な金融経済危機を記録している。

こうした危機からの脱出策を模索するために、ワシントンにはこの週末G7
の財務大臣や、中央銀行総裁が集まる。
またワシントンではIMFと世界銀行の年次会合も開かれる。
こちらにはクドリン財務相を団長とする、ロシア代表団が出席する。
その一方で専門家の大多数は恐らくワシントンでは、世界的な金融危機克
服のための万能薬の様なものを見つけることなど、到底出来ないだろうとい
った悲観的な見方に傾きつつある。
様々な国々の間での格差が余りにも大きいからだ。
これに付いてはアメリカのポールソン財務長官も触れている。

しかし世界共同体は一つにまとまった、そして調整のなった努力を通じての
み、現在の金融経済危機を処理できると言う点ではコンセンサスが一致す
る。
多くの専門家たちは今の状況の中で、牽引車の役割を果たしうるのは、また
果たしていくのは、いわゆるBRICsと言われる新興発展国、つまりブラジル、
ロシア、インド。中国といった国々であろうと言われる。
これに関連して指摘しておきたいことは、あらゆる困難があるにしてもロシア
はGDP、工業生産そして農業生産の伸びのレベルを下げるつもりはないとい
うことだ。

IMFの報告書の予測によると自国の経済にしっかり蓄えがあることから、ロシ
アは大きな損失を被ることなく、アメリカ発の世界金融危機の傷跡を克服出来
るだろうということだ。
またロシアは現在作られた状況から抜け出す道の模索に、積極的に尽力する
考えだ。

先日フランで演説に立ったメドヴェージェフ大統領は、5つの項目からなる危機
脱出プランを提案した。
このメドヴェージェフ大統領が提案した主な骨子は、世界の金融機構の構造を
変え安定を保証する新しい機構を作りだすというものだ。
新しいこうした提案、つまりこれは世界共同体全体は、もう言ってみればアメ
リカ時間でこれからも生活し、アメリカの政治家や銀行家や起業家のエゴイズ
ムや浪費に左右されるべきでは無いと言うことだ。

10月9日、プーチン首相はロシア議会下院国家会議の会派代表者との、会合の
席上、ウォールストリートに対する信頼は永遠に崩れ去ったと述べている。

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10月11日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル