Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

タネニ成リ得ル法則

2005-03-12 23:30:22 | 考えの切れ端
いやー、また投稿ボタンを押したら記事が消えてしまって、再現。
最近、書いたことをちゃんと覚えてませんわ。
___



ハインリッヒの法則というのがあるんだってね。
1:29:300で表されていて、1件の重大災害があれば、その影には29件の軽小災害があって、
さらに300件の災害未満の災害因子たる事例が存在しているというものです。
ゴキブリを一匹見つけたら、そのあたりには100匹のごきぶりが存在しているという言い方に似ている。

喫煙者に当てはめてみる。
1人の喫煙が原因の重病患者がいれば、その影に29人の軽病患者がいて、300人の体調不良者がいる。

ある人への、1つの大きな誤解を知ったならば、29の小さな誤解を持っていて、300個のその人について
わかっていないことがある。

ある人に、大きな悲しみを見たならば、その影には29個の小さな悲しみが潜んでいて、さらに悲しみに発展しそうな300種の可能性を秘めている。

ある人に、すごく面白いところを1つ見つけたならば、29種のなかなか面白い部分があるということで、
面白いタネが300個あるということになる。



魅力的なところ、醜いところ、汚いところ、素敵なところ、頭の良いところ、バカなところ、
それぞれにこの法則を当てはめてみると、すごく膨らみます。
でも、考えてみて「なんだか醜いところばかり膨らんじゃって・・・」と、嫌悪感を募らすことは無い。
見たまんまが事実だからね。ベースはそこなんだよ。
そうやってみてみると、寛容と楽しさの法則になると思うのですが。

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