Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

告知。

2013-10-06 00:07:04 | days
明日10/7より、新作の自作小説のアップを開始します。

以前書いた小説は東日本大震災の直前だったので、
二年半ぶりの第二作目発表ということになります。

震災が無かったら、
きっと、良きにしろ悪きにしろ第二作目の制作はもっと早まっただろうし、
内容も全く別物になっていたと思います。
震災を経て、どうそれを消化しているのかを問われるところもあるかもしれませんが、
表だってそれがすぐにわかるような作品にはなっていません。

全三話でお送りますが、最初の一話目はちょっと固めの文章になっています。
構成の関係と、やっぱり久しぶりなので力んでしまったところがありますね。
それでも、最後まで書き通せましたし、楽しめる感じの作品になったと自負していますので、
どうぞ、みなさん、お楽しみにしていてください。

…といいますか、読んでくださると大変嬉しいので、よろしくお願いします。
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『そして父になる』

2013-10-06 00:01:10 | 映画
是枝裕和監督の最新作で福山雅治さん主演の映画『そして父になる』を観てきました。
行きつけの映画館は、土曜日の夜ということもあるのでしょうが、けっこうな盛況ぶりで、
中通路から上半分の席の8割くらいが埋まりました。
そんな中、早めに入場した僕は、ど真ん中に陣取って鑑賞してきました。

感想のネタバレみたいになりますので、以下ご注意ください。

内容は、自分の子どもを出産後間もなく取り違えられた二つの家族の話。
子どもへの愛情、愛着ってなんなんだろうって考えさせられました。
思いこみでもって愛情を注げるものなのだし、
子どもと親のそれぞれの愛着感は血のつながりを越えていました。
人類愛みたいな大きな愛が人には作用しているんだけど、
通常はそれを意識的に区別してることがわかりました。

それにしても真木よう子さんでしたよ。
真木よう子さんの笑顔でウインクのシーンでしたよ。
ドスの利いた感じの真木よう子さんしか知らないから、
ああいうかわいい感じもある母親役って良かったなぁ。
相変わらず、肝っ玉の座った感じではありました。

アメリカでリメイクも決まっているそうですね。
ハリウッドでは、ほんのちょっとだけ似ている映画に
アンジェリーナ・ジョリー主演の『チェンジリング』がありましたが、
あれとはまた違った、過激ではない、静かな、子どもと親のお話です。

Comments (2)
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