読書。
『郷土LOVE』 みうらじゅん
を読んだ。
みうらじゅんさんが、
全国47の各都道府県について語る本。
ほぼ日刊イトイ新聞で連載された企画の書籍化されたものです。
プロローグからキレッキレのみうらじゅんさん。
そのテンションは、驚くことに、最後まで落ちません。
もうね、読んでいて笑いが腹の底からせりあがってくる感じなんですよ。
すごい本です。
あくまで、みうらじゅんさんの経験に基づいて語られる47都道府県の魅力なので、
記念館だとかお寺だとか祭りだとかゆるキャラだとかが中心になっていました。
公正だとか一般性だとかを求めるものではありません。
それゆえに爆発的におもしろいのです。
そしてその語り口です。
基本的には丁寧な言葉なのです。
そこにちょっとこじゃれたような英語を混ぜることで可笑しみが生まれたり、
勢いによって笑えるようになったり、それはもう内容の妙味で楽しめたり、
とにかく話術が巧みなんですよ。
巧みなんですが、とても器用なんだというわけじゃなくて、
頭の柔らかさのための巧みさなんだろうなと思えました。
今回読んだなかでも、真似したりパクったりして、
友人を笑わせたいと思えたものは数知れず。
北島三郎記念館だとかの記念館ネタでは、
読書中すでにイトコに数件のメールをしてしまいました。
それほど、いてもたってもいられなくなるような面白さなのです。
こんなおもしろいひと、いるんだなあと、
あらためて、みうらじゅんさんの印象が輝きだしました。
まあ、ほぼ日での連載なので、
おそらくいくぶんマイルドなみうらじゅんさんなのだと思います。
宮藤官九郎さんとの対談本なんかだと、
えーらいほどの下ネタの連発とそのディープさに
くらくらきてしまいましたから。
ほろよい加減でみうらじゅんさんに酔ってみたいひとは、
是非、本書を手に取ってみてください。
『郷土LOVE』 みうらじゅん
を読んだ。
みうらじゅんさんが、
全国47の各都道府県について語る本。
ほぼ日刊イトイ新聞で連載された企画の書籍化されたものです。
プロローグからキレッキレのみうらじゅんさん。
そのテンションは、驚くことに、最後まで落ちません。
もうね、読んでいて笑いが腹の底からせりあがってくる感じなんですよ。
すごい本です。
あくまで、みうらじゅんさんの経験に基づいて語られる47都道府県の魅力なので、
記念館だとかお寺だとか祭りだとかゆるキャラだとかが中心になっていました。
公正だとか一般性だとかを求めるものではありません。
それゆえに爆発的におもしろいのです。
そしてその語り口です。
基本的には丁寧な言葉なのです。
そこにちょっとこじゃれたような英語を混ぜることで可笑しみが生まれたり、
勢いによって笑えるようになったり、それはもう内容の妙味で楽しめたり、
とにかく話術が巧みなんですよ。
巧みなんですが、とても器用なんだというわけじゃなくて、
頭の柔らかさのための巧みさなんだろうなと思えました。
今回読んだなかでも、真似したりパクったりして、
友人を笑わせたいと思えたものは数知れず。
北島三郎記念館だとかの記念館ネタでは、
読書中すでにイトコに数件のメールをしてしまいました。
それほど、いてもたってもいられなくなるような面白さなのです。
こんなおもしろいひと、いるんだなあと、
あらためて、みうらじゅんさんの印象が輝きだしました。
まあ、ほぼ日での連載なので、
おそらくいくぶんマイルドなみうらじゅんさんなのだと思います。
宮藤官九郎さんとの対談本なんかだと、
えーらいほどの下ネタの連発とそのディープさに
くらくらきてしまいましたから。
ほろよい加減でみうらじゅんさんに酔ってみたいひとは、
是非、本書を手に取ってみてください。